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LoRaWAN: Actility ThingPark Communityを使ってみる。

2022/04/26に公開

少し昔の話だけど、2020年12月に Actility ThingPark Community Platform (TPCP) がリリースされた。

https://community.thingpark.org/

最近、日本向けの無線プロファイルの動作確認ができたので、まとめてみる。

ThingParkは、超高機能で多くのキャリアでも採用されているLoRaWANネットワークを運用するために必要なネットワーク・サーバを中心としたサービスのこと。

ThingParkの何がすごいって、これまでリリースされてきたLoRaWAN L2スペックの全てに対応していて、国ごとの法規制に従ったプロファイルも多種サポートされている。LoRaWANネットワークの状態を可視化するツールも備わっていて、クラウド版もオンプレ版もある。価格以外は全く文句ない。

トライアルをする時に、この価格がボトルネックになっていたケースが多々あった。

が、TPCPはこれらのサービスをまさかの無料で使うことができるので、この課題をクリアできる。Actilityさん、太っ腹すぎる。

TPCPの制限

  • ThingParkに、アカウントが必要。(後述)
  • 非営利目的(non-profit use)で使用すること。
    • 例えば、STマイクロさんのFUOTAのデモで TPCPが使われていることを考えると、非営利かどうかの判断に迷った場合は、Actilityさんに聞いてみるのがよいかと思う。
  • ThingParkのサービスに無料でアクセスできる。
    • 無料なので止まっても泣かない。
    • SLAが必要な場合は、別のサービスを使う。
  • クラウド版のみ。
  • 有料サポートなし。
  • フォーラムでのサポートがある。
  • デバイスは 50台まで接続できる。
  • GWの上限は特に明記されていない。
    • ダッシュボードを見ると500となっている。
    • 500台のGWを個人で用意することは不可能。

次のステップ

まずはアカウントを作ることから始める。

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