LoRaWAN: Cisco LoRaWAN Gatewayを TPCPにつないでみる。
Actility ThingPark Community Platform (TPCP) がリリースされたので、Cisco LoRaWAN Gateway (IXM) を接続してみる。
前準備
TPCPにアカウントを作っておく。"TPCPにアカウントを作る"を参考に。
IXMの設定は終わらせておく。例えば、"Cisco LoRaWAN Gatewayの設定の例"を参照のこと。
LRRはインストールしておく。インストールは、例えば、"Cisco LoRaWAN Gateway: LRRを動かしてみる。"を参照する。
公式は、こちら。
下記ページに一連の流れが書かれてある。
TPCPに IXMを登録する。
GWの登録は、TPCPのダッシュボードにアクセスする。
ダッシュボードの左のリストの中の Base Stationsをクリックすると Createが現れるのでクリックする。
CREATING BASE STATIONという画面が表示されるので、右下の View More Manufacturesをクリックする。
Ciscoをクリックする。
CiscoのGWを登録する画面が表示されるので、初めにモデルを選択する。
ここではスタンドアローン版を使うので Macro V2.0 Standalone を選択する。
続いて、
-
Name: GWの名前を入力する。何でもよい。後から変えられる。
-
LRR-UUID: IXM-CLIで show packet-forwarder infoコマンドなどで表示される LRRUUID を入力する。取得方法は、"Cisco LoRaWAN Gateway: LRRを動かしてみる。"を参照のこと。
-
RF Region: Japan 8-channels 20mWを選択する。後から変えられる。
-
IPsec: enabledを選択する。
-
Disable public key authentication: チェックが外れていることを確認する。
-
Public key: SUPLOGの Get public key で取得した公開鍵を入力する。取得方法は、"Cisco LoRaWAN Gateway: LRRを動かしてみる。"を参照のこと。
-
Mode: GPSシグナルが取れる場所に置いてあれば、Onboard GNSS positionを選択するとよい。後から変えられる。
CREATEをクリックすると登録が完了する。
ネットワークを準備する。
IXMでLRRを起動する前に、IXMが接続されているネットワークを設定する。
-
NTP, DNSを使えるようにする。
- NTP: UDP 123
- DNS: UDP 53
-
IKEv2とNAT Traversalを使えるようにする。
- IKEv2: UDP 500
- NAT Traversal: UDP 4500
- 下記2つのホストがIPsecトンネルの終端になる。
- slrc1-poc.thingpark.com 52.47.178.109
- slrc2-poc.thingpark.com 35.180.224.119
-
IPsecを使わない場合
- 動きそうだけど未検証。
- FTP (TCP port 21)を通す必要がある。
LRRを起動する。
LRRを起動する。
すでに起動していたら、止めて起動しなおす。
まず、起動しているか確認する。
GW#show packet-forwarder status
Status : Stopped
ここで Runningとなっていたら、下記の様に止める。
GW#configure terminal
GW(config)#packet-forwarder stop
Stopped packet-forwarder
LRRを起動する。
GW(config)#packet-forwarder start
Started packet-forwarder
GW(config)#exit
起動したか確認する。
GW#show packet-forwarder status
Status : Running
IPsecトンネルが張られた後に、レジストレーションが走る。
NS側で Status が ACTIVEになれば成功。
数分かかる。
5分程度たってもACTIVEにならなければ、何か問題が起きている可能性がある。
トラブルシューティングは、"Cisco LoRaWAN GatewayでのLRRのトラブルシューティングの例"を参考に。
LRR起動後のIXMの設定
IPsecの設定が追加されている。
GW#show running-config
!
enable secret 8 ****
!
hostname GW
container log all
!
crypto ipsec profile primary
ipaddr slrc1-poc.thingpark.com iketime 86400 keytime 82800 aes 128
subnet 10.152.12.0/24
rightid CN=slrc1_aws-eu-eco_actility-tpe-ope
exit
ip domain lookup
!
ip name-server 8.8.8.8
!
crypto ipsec profile secondary
ipaddr slrc2-poc.thingpark.com iketime 86400 keytime 82800 aes 128
subnet 10.152.22.0/24
rightid CN=slrc2_aws-eu-eco_actility-tpe-ope
exit
!
interface FastEthernet 0/1
description Ethernet
ip address 10.0.0.7 255.255.255.0
exit
!
ip default-gateway 10.0.0.1
!
username **** password 8 ****
!
username **** password 8 ****
!
ip ssh admin-access
ip ssh port 22
!
ntp server ip ntp.nict.jp
!
clock timezone Asia/Tokyo
ipsec lxc-restart-disable
ipsec cert install local enable
ipsec enable
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