CLI版google翻訳のtransコマンドがいつの間にかUbuntuのパッケージマネージャに取り込まれていた件と私のtransの使い方
こんにちは英語アレルギーなレガシーおじさんです
私みたいな人はGoogleさんに介助してもらわないとローマ字見ただけで蕁麻疹が出るのですがきっと他にも同じような人がいるはずと信じています。
さてそんな私の強い味方であるgoogle翻訳のCLI版であるtransコマンドですが
いつの間にかUbuntuのリポジトリに取り込まれていました🎉
こいつですこいつ
今日たまたまこれ使おうと思ったらまだインストールしてない環境だったので
こんなエラーが出ました
$ trans
コマンド 'trans' が見つかりません。次の方法でインストールできます:
sudo apt install translate-shell
ん?こいつaptから入るのか?
ってなったので同じ名前の違うコマンドがあるのかと思って情報を確認
$ apt show translate-shell
Package: translate-shell
Version: 0.9.6.11-1
Priority: optional
Section: multiverse/misc
Origin: Ubuntu
Maintainer: Ubuntu Developers <ubuntu-devel-discuss@lists.ubuntu.com>
Original-Maintainer: Andreas Tille <tille@debian.org>
Bugs: https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+filebug
Installed-Size: 232 kB
Provides: google-translate-cli
Depends: gawk, libfribidi-bin
Recommends: curl, rlwrap, aspell | hunspell, less | most
Suggests: mplayer | mpv | mpg123 | espeak
Conflicts: google-translate-cli
Replaces: google-translate-cli
Homepage: https://github.com/soimort/translate-shell
Download-Size: 56.5 kB
APT-Manual-Installed: yes
APT-Sources: http://ubuntutym.u-toyama.ac.jp/ubuntu focal/multiverse amd64 Packages
Description: Command-line translator using Google Translate, etc.
Translate Shell (formerly Google Translate CLI) is a command-line
translator powered by Google Translate (default), Bing Translator,
Yandex.Translate, DeepL Translator and Apertium. It gives you easy
access to one of these translation engines in your terminal.
Homepage: https://github.com/soimort/translate-shell
ってなってるやん!
間違いないやん!
今まではPATH通ってるところにwgetして実行権限つけるっていう古き良きレトロフューチャーなインストール方法だったのがこれからは
$ apt install translate-shell
こうですよ
ナウでヤングなモダンボーイに大変身だ!🏄
Ubuntu系のこういうフットワークの軽さは本当にありがたい。。。
さて、ここで私の昔の記事を見てる人ならきっと
お前はcrow-trans派だったやろ!
あっちこっち浮気しやがってこの痴れ者め!
って思ってる人もいるかも知れませんね
では私が一番よく使うtransの実例を見てみましょう
きっと納得してくれるはず
$ man pwd | trans -b en:ja
PWD(1) ユーザーコマンド PWD(1)
名前
pwd - 現在の/作業ディレクトリの名前を出力する
シノプシス
pwd [オプション]...
説明
現在の作業ディレクトリの完全なファイル名を出力します。
-L、--論理
シンボリックリンクが含まれている場合でも、環境から PWD を使用する
-P、--物理
すべてのシンボリックリンクを避ける
--help このヘルプを表示して終了します
- バージョン
バージョン情報を出力して終了
オプションが指定されていない場合は、-P が想定されます。
注: ご使用のシェルには独自のバージョンの pwd がある場合があります。通常、これはここで説明されているバージョンよりも優先されます。オプションの詳細については、シェルのドキュメントを参照してく ださい。
それはサポートします。
著者
ジム・メイリングによって書かれました。
バグの報告
GNU coreutils オンライン ヘルプ: <https://www.gnu.org/software/coreutils/>
<https://translationproject.org/team/> に pwd 翻訳のバグを報告してください
著作権
Copyright © 2018 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL バージョン 3 以降 <https://gnu.org/licenses/gpl.html>。
これはフリー ソフトウェアです。自由に変更および再配布できます。法律で許可されている範囲で、保証はありません。
あわせて読む
getcwd(3)
完全なドキュメント: <https://www.gnu.org/software/coreutils/pwd>
またはローカルで利用可能: info '(coreutils) pwd invocation'
GNU coreutils 8.30 2019 年 9 月 PWD(1)
え!?英語のmanページが日本語に!!🤯
同じ英語アレルギーのLinuxユーザなら垂涎のライフハックじゃない?
まぁ最近の若い技術者は英語が達者な人多いから爺向けライフハックかもしれませんね😅
というわけでaptに取り込まれて興奮した勢いで記事にしてみました!
それではよいLinuxライフを!
しゃみしゃっきりー
P.S.
ちなみにこれに気付くきっかけになった
このコマンド使いたいならこれインストールしたら使えるで
って提案してくれてるのは
このcommand-not-foundパッケージです
$ apt show command-not-found
Package: command-not-found
Version: 20.04.4
Priority: standard
Section: admin
Origin: Ubuntu
Maintainer: Michael Vogt <michael.vogt@ubuntu.com>
Original-Maintainer: Zygmunt Krynicki <zkrynicki@gmail.com>
Bugs: https://bugs.launchpad.net/ubuntu/+filebug
Installed-Size: 35.8 kB
Depends: python3-commandnotfound (= 20.04.4)
Suggests: snapd
Task: standard
Download-Size: 5,240 B
APT-Manual-Installed: yes
APT-Sources: http://ubuntutym.u-toyama.ac.jp/ubuntu focal-updates/main amd64 Packages
Description: Suggest installation of packages in interactive bash sessions
This package will install a handler for command_not_found that looks up
programs not currently installed but available from the repositories.
今時のUbuntu系ディストリ使ってたら大抵デフォルトで入ってると思います
俺のUbuntuはこんな賢い提案してくれないぜ?
って人は入れてみましょう便利ですよ
ただDockerのUbuntuで使うときはaptの設定ファイルいじらないと出来なかったはず
まぁDockerにわざわざ入れて使おうって人も居ないと思うけど。。。
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