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Darkglass B7K Ultra スイッチ断線の修理
はじめに
先日、スイッチの切り替わりが悪いB7K Ultraのタクトスイッチを交換し修理しました。
友人も同じくスイッチが切り替わらないB7K Ultraを所有していると言うことだったので修理を承ったわけですが、前回とは別の壊れ方をしていたので記録として残します。
症状確認
Distortionスイッチを踏んでも切り替わらないことがある、と言うことでしたのでまずは自分でも確かめてみます。
スイッチを連続でぽちぽちすると、たしかに数回に一度切り替わらないことがあります。頻度もまあまあ発生しているので、曲中に狙ったタイミングで切り替えるのは厳しそうです。
分解しタクトスイッチ単品をぽちぽちしても同じような状態でしたので機構の問題ではなく、私のB7K同様にタクトスイッチが原因と考えました。
修理
とりあえず新品のタクトスイッチに交換しました。が、症状は改善せず。
むむむと思い基板を全て筐体から取り外し観察したところ、メイン基板とフットスイッチ用子基板を繋ぐFFCが断線しかかっていることが分かりました。
幸いにも断線箇所はFFCの端の線だけだったため、断線したケーブルのみをカットして新しい線を取り付けます。
こちらの修理で不具合は発生しなくなりました。
エフェクターを開けでもしない限り激しく稼働する部分ではないので、組立時から潜在的にあった問題が経年劣化と共に徐々に悪化し顕在化したのでしょう。
おわりに
スイッチ不良のあるB7K Ultraを確認したところ、原因は内部配線用FFCの断線でした。
この機種は中古市場を見ていてもスイッチ不良が少し多いような気がします。
素晴らしい独自機構によりスイッチ周辺はとてもスマートに設計されていますが、決して安い機材ではないのでもう少し品質の高いモノづくりを期待したいところです。
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