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Windows11で画像解析用Python3プロジェクトの構築

2024/07/28に公開

※ この記事はオリジナル作品の制作に生成AI使用を推奨するものではありません。あくまで技術への理解や自身の学習目的のみでお使いください

参考記事:
https://zenn.dev/szgk/articles/f9dcaa8f9cd298


概要

Windows11で画像の解析を行うための基本的な環境を作成する
PillowとOpenCV、scikit-learnをインストールして実行できることを確認するところまで書きます

前提

Python3系をインストールしていることが前提となります
インストール方法

① ディレクトリ構築

  1. 作業するディレクトリを作る
  2. プロジェクトで使用するpythonのバージョンを指定
    1.  pyenv local 3.10.6
      
  3. プロジェクト用のpython仮想環境を作る
    1.  python -m venv abalyze_image
      
  4. 仮想環境をアクティベイト
    1.  .\abalyze_image\\Scripts\activate
      
  5. 仮想環境での作業を終了
    1.  .\abalyze_image\\Scripts\deactivate
      

この時のディレクトリ構造

② パッケージをインストール

  1. pipをupgrade
    1.  python -m pip install --upgrade pip
      
  2. Pillow, OpenCVをインストール
    1.     pip install Pillow opencv-contrib-python
      
  3. インストールされたことを確認
    1.   pip list
      
        Package               Version
        --------------------- ---------
        numpy                 2.0.1
        opencv-contrib-python 4.10.0.84
        pillow                10.4.0
        pip                   24.1.2
        setuptools            63.2.0
      

③ 実行できることを確認

  1. 適当なjpg画像を用意する
  2. 実行ファイル analyze_image.py を作成
    1.   import PIL
        from PIL import Image
        import cv2
        import sklearn
        from sklearn.cluster import KMeans
      
        cv2_img = cv2.imread('./test.jpg')
       # カラーチャンネルの順番をRGBにする
        cv2_img = cv2.cvtColor(cv2_img, cv2.COLOR_BGR2RGB)
      
        # ドットの行列を(縦, 横, カラーチャンネル)にしてから(ドット数, カラーチャンネル)の形にする
        cv2_img = cv2_img.reshape(
           (cv2_img.shape[0] * cv2_img.shape[1], 3))
      
        cv2_img.shape
      
        print(cv2_img.shape)
      
  3. ファイルを実行してみる
    1.  python .\analyze_image.py
      
    2. (画像の縦x横, 3) がコンソールに表示されたらok
      3. 例: (590592, 3)

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