🛴

wingetでterraformのインストール - Terraformのきほんと応用

2024/07/31に公開

ていねいを心掛けたTerraform記事です。スクリーンショット満載でやった気になれます。
Terraform関連の他の記事は「Terraformのきほんと応用」からどうぞ。

概要

Windowsのパッケージマネージャーとしてwingetというコマンドラインツールがスタンダードになりました。私がterraformを使い始めたころには無かったツールなので、wingetでterraformをインストールするショートtipsを書きました。

ゴール

wingetでterraformをインストールする。
image title

必要なもの

  • 作業時間:5分

terrformのインストール手順

インストール可能か調査する

コマンドプロンプトを起動し、wingetコマンドとshowオプションでterraformの情報を確認します。

winget show Hashicorp.Terraform

バージョン1.9.3がインストールされるようです。HashiCorpのサイトで配布されている安定板の最新バージョンと同じです。
image title

インストールする

続いてインストールします。

winget install Hashicorp.Terraform

「インストールが完了しました」と表示されたら完了です。
image title

正常にインストールされたか確認する

最後にterraformコマンドの動作確認を行います。
新しくコマンドプロンプトを起動して確認します。

terraform --version

問題なくterraformコマンドが使用できそうです。wingetでインストールすると環境変数pathの設定も自動で行われるため楽です。
image title

wingetを使うメリット

terraformはzipを展開するだけで利用可能なので手動インストールでも手間は少ないのですが、以下の点がメリットとなります。

  • 環境変数にterraformコマンドへのパスを自動で追加してくれる
  • 環境構築手順がコマンド1行で済む
  • チーム内でのバージョン統一が楽
    たとえば、1.8系をインストールしたい場合は以下のように指定します。
    winget install Hashicorp.Terraform  --version 1.8.5
    
  • コマンドライン実行なのでサーバー構築自動化しやすい
GitHubで編集を提案

Discussion