WindowsでBashを使用してAzure CLIをインストールおよび使用する方法
1. この記事の範囲
Windows Subsystem for Linux(WSL)をインストールし、Bashシェルを起動してAzure CLIをセットアップする手順。
2. 内容
Windows Subsystem for Linux(WSL)をインストール
1. PowerShellを管理者として開く
スタートメニューから「PowerShell」を検索し、右クリックして「管理者として実行」を選択
2. WSLをインストールする
PowerShellで以下のコマンドを実行
wsl --install
コマンドを実行すると、必要なコンポーネントが自動的にダウンロードおよびインストールされる。インストールが完了したら、再起動する。
3. WSLでBashシェルを開く
WSLのインストールが完了したら、Bashシェルを開く。
BashシェルでAzure CLIをインストールする
1. 「Ubuntu」を検索して起動
インストールされているUbuntuアプリをク起動。初回起動時には、ユーザー名とパスワードの設定が求められることがある。
2. BashシェルでAzure CLIをインストールする
Bashシェルを使用してAzure CLIをインストールする。
curl -sL https://aka.ms/InstallAzureCLIDeb | sudo bash
コマンドを実行すると、Azure CLIがダウンロードおよびインストールされる。インストールプロセスが完了するまで待つ。
Azure CLIの使用
インストールが完了したら、Azure CLIを使用してAzureリソースを管理することができる。以下は、基本的なAzure CLIコマンドの例。
1. Azureにログインする
az login
ブラウザが開き、Azureアカウントの認証を求めらる。認証が完了すると、Bashシェルに戻り、ログイン成功のメッセージが表示される。
2. Azureリソースの一覧を取得する
次のコマンドを実行して、Azureリソースグループの一覧を取得。
az group list --output table
Azureリソースグループの一覧が表形式で表示されます
3. まとめ
この記事では、WindowsでBashを使用してAzure CLIをインストールおよび使用する手順を説明しました。これらの手順を実行することで、Windows環境でもLinuxのコマンドラインツールを活用してAzureリソースを管理することができます。
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