🦕

WindowsでBashを使用してAzure CLIをインストールおよび使用する方法

2024/08/11に公開

1. この記事の範囲

Windows Subsystem for Linux(WSL)をインストールし、Bashシェルを起動してAzure CLIをセットアップする手順。

2. 内容

Windows Subsystem for Linux(WSL)をインストール

1. PowerShellを管理者として開く
スタートメニューから「PowerShell」を検索し、右クリックして「管理者として実行」を選択

2. WSLをインストールする
PowerShellで以下のコマンドを実行

wsl --install

コマンドを実行すると、必要なコンポーネントが自動的にダウンロードおよびインストールされる。インストールが完了したら、再起動する。

3. WSLでBashシェルを開く
WSLのインストールが完了したら、Bashシェルを開く。

BashシェルでAzure CLIをインストールする

1. 「Ubuntu」を検索して起動
インストールされているUbuntuアプリをク起動。初回起動時には、ユーザー名とパスワードの設定が求められることがある。

2. BashシェルでAzure CLIをインストールする
Bashシェルを使用してAzure CLIをインストールする。

curl -sL https://aka.ms/InstallAzureCLIDeb | sudo bash

コマンドを実行すると、Azure CLIがダウンロードおよびインストールされる。インストールプロセスが完了するまで待つ。

Azure CLIの使用

インストールが完了したら、Azure CLIを使用してAzureリソースを管理することができる。以下は、基本的なAzure CLIコマンドの例。

1. Azureにログインする

az login

ブラウザが開き、Azureアカウントの認証を求めらる。認証が完了すると、Bashシェルに戻り、ログイン成功のメッセージが表示される。

2. Azureリソースの一覧を取得する
次のコマンドを実行して、Azureリソースグループの一覧を取得。

az group list --output table

Azureリソースグループの一覧が表形式で表示されます

3. まとめ

この記事では、WindowsでBashを使用してAzure CLIをインストールおよび使用する手順を説明しました。これらの手順を実行することで、Windows環境でもLinuxのコマンドラインツールを活用してAzureリソースを管理することができます。

Discussion