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【Azure】VMイメージ作成(WindowsServer2019)

2021/04/22に公開

はじめに

Azure上で起動しているVM(WindowsServer2019)のイメージを作成します。
※VMイメージを使用すると、OS初期セットアップ等の作業を省くことができます。

構成図

※パブリックIPアドレスは動的のため暫定です。

作成するVMのスペック

項目 設定
VM名 testwin01
インスタンスタイプ Standard_B2s
OS Windows Server 2019 Datacenter - Gen1
vCPU 2
メモリ(GiB) 4

前提

- OSの日本語化が完了している。
- OSが起動中の状態である。

※以下記事の続きになります。
【Azure】WindowsServer2019日本語化

作業手順

①OS側作業
②Azure側作業

①OS側作業

1.スタートボタンをクリックし、「ファイル名を指定して実行」をクリック。

2.cmdと入力し、「OK」をクリック。

3.sysprep関連ファイルが保存されているディレクトリに移動する。

ディレクトリ移動
cd C:\Windows\System32\Sysprep

4.sysprepコマンドを実行する。

sysprep
sysprep.exe /generalize /oobe /shutdown

※sysprepとは、OSを一般化するためのツールになります。
WindowsOSを複数のPCに展開する場合に使用します。

5.sysprepが実行されることを確認。

自動的にOSのシャットダウンが走る。

②Azure側作業

1.対象VMの画面を確認し、状態が「停止済み」であることを確認。
状態確認後、「キャプチャ」をクリック。

2.イメージ作成画面にて以下のように入力し、「確認および作成」をクリック。

項目 設定
リソースグループ 対象のリソースグループ
Shared Image Galleryにイメージを共有する いいえ、マネージドイメージのみをキャプチャします。
イメージの作成後、この仮想マシンを自動的に削除します。
名前 WindowsServer2019-Japanese

3.確認画面にて「検証に成功しました」であることを確認し、「作成」をクリック。

4.少々待つと「デプロイが完了しました」と表示されるので、「リソースに移動」をクリック。

5.VMイメージが作成されていることを確認。

さいごに

今回はAzureでのVMイメージ作成方法をご紹介しました。
その内にはなりますが、

  • 「Azure AD Connect」を使用したAzureAD同期構成
  • MSFC(WSFC)構築方法

についてもご紹介できればと思っています。

参考記事

【初心者向け】sysprepの仕組みと使い方/手順〜一般化,コマンドオプション〜

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