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【AWS】仮想ネットワーク環境構築~WEBサーバー構築迄(WindowsServer2019)
はじめに
AWSにて仮想ネットワーク環境構築~WEBサーバー構築迄実施する流れをアウトプットします。
EC2は「WindowsServer2019」でWEBサーバーは「IIS」を使用します。
構成図
EC2(WindowsServer2019)のスペック
項目 | 設定 |
---|---|
VM名 | testweb02 |
インスタンスタイプ | t2.medium |
OS | Microsoft Windows Server 2019 Base |
vCPU | 2 |
メモリ(GiB) | 4 |
ルートデバイス名 | /dev/sda1:30GB |
※料金がかかるので、構築は任意でお願いします。
前提
- 作業用ユーザー作成済み(今回は、作業用ユーザーにて作業を実施)
- 何もVPCを設定していない状態
- 東京リージョンにて作業を実施する。
※作業用ユーザーを作成していない場合は、以下の記事を参照下さい。
【AWS】無料試用版登録~初期設定までの流れを解説します!
※リージョンは、マネジメントコンソールの以下の部分で設定する。
作業の流れ
①仮想ネットワーク構築
②EC2(WindowsServer2019)構築
③IIS(WEBサーバー)導入
④IIS(WEBサーバー)表示確認
①仮想ネットワーク構築
1.AWSマネジメントコンソールにて「VPC」を起動する。
2.VPCダッシュボードにて「VPCウィザードの起動」をクリックする。
3.VPC設定の選択の画面が表示される。そのまま「選択」をクリックする。
4.以下のようにVPCやサブネット等の設定をする。設定後、「VPCの作成」をクリックする。
項目 | 設定 | 備考 |
---|---|---|
IPv4 CIDR ブロック | 10.0.0.0/16 | デフォルト設定 |
IPv6 CIDR ブロック | IPv6 CIDR ブロックなし | デフォルト設定 |
VPC 名 | Test-VPC | 任意のVPC名を入力する。 |
パブリックサブネットの IPv4 CIDR | 10.0.0.0/24 | サブネットを入力 |
アベイラビリティーゾーン | ap-northeast-1a | |
サブネット名 | Test-Public | 任意のサブネット名を入力する。 |
サービスエンドポイント | 設定無し | |
DNS ホスト名を有効化 | はい | サーバーに接続するためには「はい」を選択する必要がある。 |
ハードウェアのテナンシー | デフォルト |
5.VPCが正常に作成されたことを確認する。
6.VPC一覧にて「Test-VPC」が作成されていることを確認する。
②EC2(WindowsServer2019)構築
1.AWSマネジメントコンソールより「EC2」を起動する。
2.EC2ダッシュボードより「インスタンス」をクリックする。
3.「インスタンスを起動」をクリックする。
4.ステップ1にて「Microsoft Windows Server 2019 Base」を選択する。
5.インスタンスタイプを「t2.medium」に設定し、「次のステップ」をクリックする。
6.ステップ3の画面にて以下の赤枠の部分を設定する。設定後、「次のステップ」をクリックする。
項目 | 設定 | 備考 |
---|---|---|
ネットワーク | Test-VPC | 「①仮想ネットワーク構築」で作成したVPC |
サブネット | Test-Public | 「①仮想ネットワーク構築」で作成したサブネット |
自動割り当てパブリックIP | 有効 | EC2にリモートデスクトップ接続をするために必要 |
7.ステップ4の画面は特に変更しない。そのまま、「次のステップ」をクリックする。
8.タグを追加し、以下のように設定する。設定後、「次のステップ」をクリックする。
9.セキュリティグループに「HTTP」を追加する。追加後、「次のステップ」をクリックする。
※試験用なので、ソースは0.0.0.0/0
としています。
10.インスタンス作成前の確認画面が表示されるので、設定に不備がない確認する。問題なければ、「起動」をクリックする。
11.任意のキーペア名を入力し、キーペアをダウンロード。「インスタンスの作成」をクリックする。
※キーペアは再ダウンロードできないため、無くさないようにする。
12.「インスタンスは現在作成中です」という画面が表示される。
13.以下のように対象インスタンスが「実行中」になれば問題なし。
14.インスタンスの「パブリックIPアドレス」を控えておく。
15.リモートデスクトップ接続に必要なパスワードを取得する。
- 対象のEC2インスタンスを選択し、「接続」をクリックする。
- 「RDPクライアント」を選択し、「パスワードを取得」をクリックする。
- 先程、ダウンロードしたキーペアを選択し、「パスワードを複合化」をクリックする。
- リモートデスクトップ接続に必要なパスワードが表示されるので、控える。
③IIS(WEBサーバー)導入
WindowsServerの機能の一つのIIS(WEBサーバー)を導入します。
1.構築したEC2インスタンスにリモートデスクトップ接続を実施し、デスクトップ画面が表示されることを確認。
項目 | 設定 |
---|---|
IPアドレス | EC2のパブリックIPアドレス |
ユーザー名 | Administrator |
パスワード | 「15.リモートデスクトップ接続に必要なパスワードを取得する。」で控えたパスワード |
2.以下のネットワークの表示が出た場合は、「No」で閉じる。
3.OSの日本語化を実施する。
以下の記事を参照
【AWS】WindowsServer2019日本語化手順(手動)
4.スタートメニューよりサーバーマネージャーを開く。
5.以下のポップアップは「×」で閉じる。
6.「役割と機能の追加」をクリックする。
7.役割と機能の追加ウィザードが表示されるため、「次へ」をクリックする。
8.「役割ベースまたは機能ベースのインストール」に✔を入れ、「次へ」をクリックする。
9.そのまま「次へ」をクリックする。
10.「サーバーの役割の選択」にて「Webサーバー(IIS)」に✔を入れる。
11.「管理ツールを含める」に✔を入れ、「機能の追加」をクリックする。
12.「Webサーバー(IIS)」に✔を入れ、「次へ」をクリックする。
13.そのまま「次へ」をクリックする。
14.そのまま「次へ」をクリックする。
15.特に変更せず「次へ」をクリックする。
16.確認画面にて「インストール」をクリックする。
17.10分程待つとインストールが完了する。完了後は、「閉じる」をクリックする。
18.サーバーマネージャーにて「IIS」がインストールされていることを確認する。
④IIS(WEBサーバー)表示確認
1.端末(使用しているPC)のブラウザ画面のURL欄に以下のように入力する。
パブリックIPアドレス:80
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