mas-cli で Mac 版の LINE をインストールする
先日プライベート使いの Macbook を買い替えたことをきっかけに、すべてのツールを Homebrew で管理する計画をスタートしました。
これまでdmg
ファイルやらpkg
ファイルやらでインストールしていたGUIツールも可能な限りは Homebrew に寄せることができました。(Clipy,Slack,Postman,)
となると、次のターゲットは App Store のアプリケーションだろうと考え、とりあえず使用頻度が最も高い LINE を Homebrew 管理下に取り込もうと調査を始めました。が、LINE は Homebrew で管理不可できないことが分かったため、mas-cli を使用することにしました。
インストール自体はググった情報を繋ぎ合わせてすんなんり完了したのですが、1からの手順がまとまった記事が見つからなかったので、備忘録としてここに記します。
環境
- OS Venture 13.2
- Homebrew 4.0.1
mas-cli インストール
mas-cli は App Store で配布されているアプリケーションをCLIで管理できるツールです。
すべての管理を CLI 操作できるツールに寄せたい私にとっては欠かせません。
こちらはbrew
コマンドでインストールできます。
$ brew install mas
$ mas version
1.8.6
LINE インストール
mas-cli を使ってアプリケーションをインストールする際にはアプリケーション名ではなく識別子を指定する必要があります。
まずは LINE の識別子を調べるために、mas search
コマンドを実行します。
引数には検索したいアプリケーション名を渡します。
$ mas search LINE
(略)
539883307 LINE (7.15.0)
(略)
LINE の識別子を得ることができました。
mas install
コマンドで LINE をインストールします。
$ mas install 539883307
インストールが完了すれば、mas list
コマンドの結果に LINE が出力されているはずです。
mas list
コマンドはインストール済みの App Store のアプリケーションを出力します。
$ mas list
539883307 LINE (7.15.0)
(略)
まとめ
Homebrew 開発者と mas-cli 開発者には感謝してもしきれませんね。
2024.11.19
本記事で伝えたい内容と、タイトル、本文がズレていたため編集しました。
- Homebrew で Mac 版の LINE をインストールする
+ mas-cli で Mac 版の LINE をインストールする
- となると、次のターゲットは App Store のアプリケーションだろうと考え、とりあえず使用頻度が最も高いLINE を Homebrew 管理下に取り込みました。
+ となると、次のターゲットは App Store のアプリケーションだろうと考え、とりあえず使用頻度が最も高い LINE を Homebrew 管理下に取り込もうと調査を始めました。が、LINE は Homebrew で管理不可できないことが分かったため、mas-cli を使用することにしました。
- すべての管理を Homebrew に寄せたい私にとっては欠かせません。
+ すべての管理を CLI 操作できるツールに寄せたい私にとっては欠かせません。
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