
AI生成SVGを効率化する座標変換術:Pythonとpyautoguiで始める実践ガイド
近年、AIを活用してプレゼンテーション資料を作成する機会が増えています。特に、画像や図解を生成する際に、SVG(Scalable Vector Graphics)形式での出力が一般的です。SVGはテキストベースで編集が容易なフォーマットであり、手動での修正にも適しています。しかし、AIが生成したSVGに対して細かい修正を加える際、意図した通りの結果を得るのは容易ではありません。たとえば、「この図形を少し右に動かして」とAIに指示しても、期待通りの動作をしない場合があります。そこで本書では、AI生成SVGを効率的に修正する方法として、座標の抽出と変換に焦点を当て、Pythonとpyautoguiを用いたリアルタイム座標変換ツールを紹介します。 本書は、SVGを扱うデザイナー、エンジニア、AI生成SVGを扱う初心者を対象に、以下の内容を解説します: - SVG内座標とブラウザ表示座標の違い - 座標の関係性と変換方法 - Pythonとpyautoguiを使ったリアルタイム座標変換ツール 必要な環境は以下の通りです:Windows 11 - Python 3.x - pyautoguiライブラリ python実行環境のインストールについては触れません。 SVGの基本については、こちらで取り扱っております。 https://zenn.dev/sosa/books/109dcc0f2a7826 次章からは、まずSVGの座標についての基本から丁寧に解説していきます。
Chapters
pyautoguiのインストールとライブラリの信頼性
viewBoxありなしの違い
ブラウザの座標とSVGの座標の関係
ブラウザの座標とSVGの座標変換プログラム
PowerToysの導入と特定のウィンドウを常に最前面に表示する方法
まとめ
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- 文章量
- 約14,942字
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- 400円