Ubuntu 24.04.1 upgrade後の不具合?など
Ubuntu 24.04.1 upgrade後の不具合?など
2024-09-01
※追加・
- 20240902追加: screengrab
\overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} - 20240904追加: mlterm、terminal上のselections
- 20240904訂正: libの名前とpurge
- 20240907追加: opensc-pkcs11 Libreoffice 根本
\overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} - 20240908訂正: わかりにくい部分に言葉追加
(1).何をした
- Ubuntu 22.04.4 -> Ubuntu 24.04.1 に upgrade
- 8/29(いずこかの
の\overset{\scriptsize \text{くに}}{\small \text{國}} で29日)に、24.04 が point-release。日本\overset{\scriptsize \text{じかん}}{\small \text{時閒}} 30日にやってみた\overset{\scriptsize \text{じかん}}{\small \text{時閒}}
- 8/29(いずこかの
(2).不具合?とあっけなく動いた物
不具合?なのか?
-
opensc-pkcs11
- LibreOffice7.6で署名, JSignPDFが動かぬ!困る!困るぢゃないくゎ -
mc
- なんだらふ、この文字わ -
pulseaudio
- ぬぅ、音がでぬわ! -
screengrab
- saveに がかかりもす\overset{\scriptsize \text{じかん}}{\small \text{時閒}} -
lib* の名前ぐぁ
- 古いパッケージ、消されぬのかのぅ... - /lib /lib64 /bin /sbin はいづこ?
- sshd がバインドしてない: Connection refused
- mltermの動きが何か違う
- 端末上のtextのcopy, pasteが!
意外であった
- fcitx5
- なにもせずして動きよった - xdm (sddm)
- なにもせずして動きよった
(3).環境
- Ubuntu 22.04.4
- ⇒ Ubuntu 24.04.1 に upgrade
(4).詳細
pkcs11 や directory 構造の
1. opensc-pkcs11 で起きた問題
- LibreOffice 7.6 でマイナンバーカードを使用した署名ができず。
無し\overset{\scriptsize \text{はんのう}}{\small \text{反應}} -
かいた記事: https://zenn.dev/sorehaomosiroi/articles/sorehaomosiroi-20240120_linux_nfc_myna_office\overset{\scriptsize \text{いぜん}}{\small \text{已前}}
-
- JSignPDF 2.2.2 でマイナンバーカード使えず
- マイナンバーカードにアクセスする時、PKCS11 例外
\overset{\scriptsize \text{はっせい}}{\small \text{發生}} -
Registering SunPKCS11 provider
のメッセージ。PKCS11を してしまう\overset{\scriptsize \text{むし}}{\small \text{無視}} -
かいた記事: https://zenn.dev/sorehaomosiroi/articles/sorehaomosiroi-20240320_linux_nfc_myna_jsignpdf\overset{\scriptsize \text{いぜん}}{\small \text{已前}}
- マイナンバーカードにアクセスする時、PKCS11 例外
茫然自失....
-
その1\overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} -
polkit を設定
- 20240907,じっくり試して解決。以前記載の「
その0」は\overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} してください。\overset{\scriptsize \text{むし}}{\small \text{無視}} - pcscまわり、openscまわりのパッケージを、24.04 noble のパッケージに upgrade できた
- 20240907,じっくり試して解決。以前記載の「
-
原因: 22.04にはなかった機能。
pcsc-lite
パッケージの、思いもよらなかった\overset{\scriptsize \text{かんれん}}{\small \text{關聯}} 。\overset{\scriptsize \text{へんこう}}{\small \text{變更}} - 24.04.1 の
pcscd
がpolkit
を使用していた -
polkit
の ルールが書かれていなかった
- 24.04.1 の
-
手段は2つ。
-
polkit
を\overset{\scriptsize \text{むこうか}}{\small \text{無效化}} -
polkit
をきちんと設定
-
-
*手段(a).
polkit
を使わないようにする方法/etc/default/pcscdPCSCD_ARGS="--disable-polkit" # PCSCD_ARGS="--disable-polkit --debug"
デフォルトでファイルが作成されていない事に注意。
署名が動作する事を確認するまで polkit をdisableにしておく。動いたら、polkit ルールを自分に合わせて書き、polkit機能を使う。
--debug
オプションでログを吐く。これで動作確認。$ systemctl restart pcscd.service pcscd.socket
-
*手段(b).
polkit
を記述
pcscd
グループに していれば、PC/SCアクセス可能にする。\overset{\scriptsize \text{ぞく}}{\small \text{屬}} /etc/polkit-1/rules.d/90-org.debian.pcsc-lite.rulespolkit.addRule(function(action, subject) { if ( action.id == "org.debian.pcsc-lite.access_pcsc" || action.id == "org.debian.pcsc-lite.access_card" ) { if ( subject.isInGroup("pcscd") ) { return polkit.Result.YES; } } });
グループ作成、使用者を追加
journalctl
をみると、libasedrive-usb
パッケージがpcscd
グループを要求していた。グループが無いとワーニング。今ここで合わせておけば、後でいらぬ事に煩わされる事もなかろう。ということで、pcscd
グループ追加。$ addgroup --system pcscd $ usermod -aG pcscd ubuntu
/etc/default/pcscd
ファイルを編集。--disable-polkit
を消す。$ systemctl restart pcscd.service pcscd.socket polkit.service
-
(c). 24.04パッケージ注意
-
/etc/default/pcscd
,/etc/polkit-1/
のファイルが無いため自作のこと - group の自動追加が無いため、自分でgroupの定義をすること
-
-
-
その0、慌ててまにあわせ、原因解明により不要\overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} -
Ubuntu 22.04 (jammy) の pkcs, opensc まわりをインストール。jammyパッケージとバージョンは以下:libpcsclite1_1.9.5-3ubuntu1libpcsclite-dev_1.9.5-3ubuntu1opensc-pkcs11_0.22.0-1ubuntu2opensc_0.22.0-1ubuntu2pcscd_1.9.5-3ubuntu1pcsc-tools_1.6.0-1
手動インストール後、apt-mark hold パッケージ名
にてhold
-
java、version 11 にかえたupdate-alternatives --config java
-
-
LibreOffice 24.8 は、それでも駄目な結果となりにける
- Ubuntu 24.04.1 の PC/SC, opensc に upgrade しても、LibreOffice 24 の署名が動かず。
- PDF export 時の署名は動作。odt,odsへの署名ができない。
2. mc で起きた問題
- 面妖な字になる(mc_4.8.30)
-
-a
、--stickchars
オプション指定が かぬ!\overset{\scriptsize \text{き}}{\small \text{效}}
-
-
\overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} - Ubuntu 22.04 (jammy) の mc をインストール
- mc_4.8.27-1
- mc-data_4.8.27-1
- 手動インストール後、
apt-mark hold パッケージ名
にてhold
- Ubuntu 22.04 (jammy) の mc をインストール
3. pulseaudio で起きた問題
- 音がでぬ。
pulseaudio
は起動している -
\overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} pulseaudio -k
で一度停止自動起動するはずだが、起動していなければ、手動でpulseaudio -D
よのう...煩わしい.....「\overset{\scriptsize \text{てま}}{\small \text{手閒}} 、天を\overset{\scriptsize \text{どはつ}}{\small \text{怒髮}} く」程ではないが、少々心持ちが\overset{\scriptsize \text{つ}}{\small \text{衝}}
-
の\overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} \overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} -
pipewire
にいれかえ- ほぅ!、今はそのような物になったか
- pulseaudio、消すとdependsが云々と言われると考え、disable にしておく
- pipewire を install して reboot
- 何が必要か不明、
たり次第install\overset{\scriptsize \text{てあ}}{\small \text{手當}}
$ apt install gstreamer1.0-pipewire \ pipewire pipewire-alsa \ pipewire-audio-client-libraries pipewire-audio \ pipewire-bin pipewire-libcamera \ pipewire-module-xrdp pipewire-pulse \ pipewire-v4l2 \ ubuntustudio-pipewire-config
- 何が必要か不明、
- installしただけで音OK!
-
4. screengrab で起きた問題
- save時に無
。1分ほどフリーズ。マウスイベント一切拒否\overset{\scriptsize \text{はんのう}}{\small \text{反應}} - 放置しておくと saveでき、操作も可能に
-
\overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} -
shutter
を入れた。screengrab
消す。さようならscreengrab- 一回撮ってもアプリが終了せぬため、
shutter
を\overset{\scriptsize \text{せんたく}}{\small \text{選擇}} -
してscreen shotを撮る事が可能。意外に、撮った後直ぐに終了する物が多い\overset{\scriptsize \text{れんぞく}}{\small \text{連續}}
-
- 一回撮ってもアプリが終了せぬため、
-
5. lib* の名前ぐぁ!問題
- lib名が軒なみ
...t64
となっている。何ぢゃ、このt64
とわ- 64-bit
time_t
らしい
- 64-bit
- おかげで、パッケージが breaks, conflicts 扱い。前のパッケージは消される定め。地獄をみるか?
- 古いlib名に依存したパッケージ、消されぬのかのぅ...
- Brother、EPSON のプリンターパッケージが消されかかった
-
brscan-skey
、iscan
-
/var/lib/dpkg/status
をいじり、誤魔化す-
libsane
がなくなり、libsane1
になる。(これはt64
ついていない)
-
-
- Brother、EPSON のプリンターパッケージが消されかかった
- 20240904訂正:
t64
だから消されるわけではなかった。訂正いたします。lib名にt64
がついても(ex.libqt5gui5t64
)、Provide: libqt5gui5
のようにしているため、dpkg上は問題ないはず。よって上記は、單に依存の解決がうまくいかなかったため。
6. /lib /lib64 /bin /sbin はいづこ?問題
- おおっ、
/
には置かぬと。-
/lib
/lib64
/bin
/sbin
が/usr/
以下に移動する-
/
にシンボリックリンク作成- へー、いつからなんだろう?この變更。知らなかった
-
-
base-files
パッケージの中身、libc6
パッケージのpreinst
ファイル見てきづく - 我がPCは、System V init の時代の debian からスタート。途中 ubuntu に
えた。その時代ゆえ、\overset{\scriptsize \text{か}}{\small \text{變}} /usr
は別パーティション、root パーティションに/lib
/bin
/sbin
あり- update初っ端で止まった
- 多分、我がPC固有の問題だらふ。net
しても情報無し。ふつうは起きないのだらふ。\overset{\scriptsize \text{けんさく}}{\small \text{檢索}} - static link した
coreutils
を持っている。手動で移動、ln -s
しておわった- サーバーのメンテで static link のバイナリ必要だよねぇ〜。はるか昔にコンパイルしてそのまま使用。何度も助かっている
- ubuntu のパッケージに、bash-static, zsh-static がある。だが、ls, mv, ln の static は用意されず。入手方法は、手動コンパイルしかない
- 多分、我がPC固有の問題だらふ。net
- update初っ端で止まった
-
7. sshd がバインドしてない: Connection refused 問題
- 現象、原因
- クライアントから
できない\overset{\scriptsize \text{せつぞく}}{\small \text{接續}} ubuntu24.04.1-machineは、IPv4のみ$ ssh ubuntu24.04.1-machine connect to host ubuntu24.04.1-machine port 22: Connection refused
\overset{\scriptsize \text{わりあて}}{\small \text{割り當て}} - 24.04.1 がわ:IPv6だけlisten。
$ pgrep -f sshd 74218 $ netstat -nap | grep :22 tcp6 0 0 :::22 :::* LISTEN 74218/sshd: /usr/sb
/etc/ssh/sshd_sshd_config#ListenAddress :: #ListenAddress 0.0.0.0
- クライアントから
-
\overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} - ListenAddress記述
/etc/ssh/sshd_sshd_config#ListenAddress :: ListenAddress 0.0.0.0
- 奇っ怪な
があった?\overset{\scriptsize \text{へんこう}}{\small \text{變更}}
https://discourse.ubuntu.com/t/sshd-now-uses-socket-based-activation-ubuntu-22-10-and-later/30189/
8. mltermの動きが何か違う?問題
- version 3.9.3-1build2 。サイドバーを移動したときに
\overset{\scriptsize \text{はっせい}}{\small \text{發生}} - 手順:
- サイドバーをマウスで移動
- 端末にキー入力。shellのhistory機能のつもりでcursor keyを押すと ⇒ サイドバーが動く
- サイドバー操作以外のkey入力をせねば、key受付にならない
- ⇒ 結果、key 入力の1文字目が
される\overset{\scriptsize \text{むし}}{\small \text{無視}} - おそらく、サイドバーの動きにフォーカス。キー入力を、サイドバー移動のためのキー入力と扱っているのか?
- 理窟はわかる、理窟は。しかし。ぐぬぬぬぬ.........
-
\overset{\scriptsize \text{たいさく}}{\small \text{對策}} -
rxvt-unicode
9.31-3build2 に 。さよならmlterm\overset{\scriptsize \text{へんこう}}{\small \text{變更}} - しかし
rxvt-unicode
もいじらなければ使いづらかった-
rxvt-unicode
、キーバインドやpasteでムッキー!となる動きをしていた。.Xresources
で\overset{\scriptsize \text{むこうか}}{\small \text{無效化}} - ISO 14755とおおせられても
-
Control + Shift
キーで、黄色がpopup。ISO 14755 modeらしいが、知らぬ、そんな物は。邪魔。${HOME}/.XresourcesURxvt.iso14755 : False URxvt.iso14755_52: False
iso14755_52
の記述は不要という意見もあった。私にはわからない。
-
- マウスペーストのたびにconfirm、やめてくれ〜
- マウスでペーストするたびに、黄色のラインで以下のconfirmが出てくる。いちいち
Pasting N control characters, continue? (y/p/n)
p
押さなければならぬ.....これぞまさしく「 、天を\overset{\scriptsize \text{どはつ}}{\small \text{怒髮}} く」\overset{\scriptsize \text{つ}}{\small \text{衝}} - 邪魔なものを排除。${HOME}/.Xresources
URxvt.perl-ext: URxvt.perl-ext-common: ! If both of these resources are the empty string, then the perl interpreter will not be initialized. ! 次の記述もみかける ! URxvt.perl-ext-common: default,-confirm-paste
default
は:confirm-paste,option-popup,readline,searchable-scrollback,selection,selection-popup
- マウスでペーストするたびに、黄色のラインで以下のconfirmが出てくる。
- ISO 14755とおおせられても
-
-
9. 端末上のtextのcopy, pasteが!
- xterm, rxvt-unicode, mlterm で同じ現象
- diodon等の X11 PRIMARY SECONDARY CLIPBOARD 同期アプリは動かしていない
- (a).端末上で、shellの機能を使い、コマンドラインの一部を記憶
- (b).マウスでどこかの何かのtextをselect⇒記憶
- (c).マウス中ボタンで、端末上にpaste
- ⇒ (a)で記憶させていたtextが、(c)のtextで上書きされる
- 地味に不便。X11のselectionの違い、端末でコマンドライン操作するとき便利だったのよ。端末のcopy&pasteと、マウスのcopy&pasteが別という部分を活かして、あえて別のものを記憶させていた。それが使えぬとは
- 全部に影響ということは、これは、アプリ
の問題ではなく、その下のレイヤーか?\overset{\scriptsize \text{たんたい}}{\small \text{單體}} - わからずじまい
2. 意外であった no problem
- fcitx5、sddm
- おそらくトラブル出ると予想していた。が、何も起きず。ありがたや、ありがたや
(5). 他
-
opensc, pkcs は致命的- ⇒20240907,解決。
polkit
が組み込まれた事が原因。
- ⇒20240907,解決。
-
他、使いながらみてゆく
-
zennのmarkdownでルビをふるとな!へー、おもしろそう、試してみよう!となり、今回の記述
-
markdownって、サービス・製品ごとに表現の違いがあり、わからなくなる....
以上
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