開発環境現状確認 2025
以下の記事に触発されて、現在の自分の開発環境を整理してみました。
本記事では、私の現時点での開発環境を紹介します。上記の記事とあわせてお読みいただくと、より面白いかもしれません。
エディタ
メイン: Cursor
AIとの統合機能に優れた Cursor をメインエディタとして使用しています。
Cursor Tab は非常に気の利いた補完をしてくれるほか、Chat や Composer などの機能も便利です。さらに、Rules for AI や .cursorrules
といった設定ファイルを作成することで、Cursor の挙動を細かくカスタマイズできる点も魅力的です。
モデルは claude-3-5-sonnet
を使用しています。
Cursor は VSCode をベースとしているため、VSCode の拡張機能も利用可能です。どの環境でも必ず使用している拡張機能は以下のとおりです。
- Catppuccin for VSCode - Visual Studio Marketplace
- Catppuccin Icons for VSCode - Visual Studio Marketplace
- Fluent Icons - Visual Studio Marketplace
- Error Lens - Visual Studio Marketplace
- GitLens — Git supercharged - Visual Studio Marketplace
サブ: RubyMine
Ruby や Rails の開発では、特化機能が豊富な RubyMine が活躍する場面があります。コードレビューのためにローカルで PR ブランチをチェックアウトし、RubyMine で開くことも多いです。
インストールしている主な拡張機能は以下のとおりです。
- Awesome Console - IntelliJ IDEs Plugin | Marketplace
- Catppuccin Icons - IntelliJ IDEs Plugin | Marketplace
- Catppuccin Theme Theme for JetBrains IDEs | JetBrains Marketplace
- Inspection Lens - IntelliJ IDEs Plugin | Marketplace
- Git Scope - IntelliJ IDEs Plugin | Marketplace
- GitToolBox - IntelliJ IDEs Plugin | Marketplace
- RSpector - IntelliJ IDEs Plugin | Marketplace
一時メモ: CotEditor
軽量で起動が速い CotEditor は、一時的なメモやテキスト処理に最適です。
Cursor や RubyMine で開くプロジェクトに関係のないメモを書き残すときや、正規表現を使ったテキスト処理をするときに利用しています。
ターミナルエミュレータ
Ghostty
Ghostty を使用しています。以前は WezTerm を使っていましたが、Ghostty のほうが軽量で高速に動作するため、乗り換えました。
ターミナルマルチプレクサ
tmux
Ghostty にはターミナルマルチプレクサの機能が備わっていないため、tmux の使用を再開しました。
シェル
zsh
ここ数年はずっと Zsh を使用しています。テーマには Powerlevel10k を、プラグイン管理には antigen を使用しています。
ヒストリーの検索には Atuin を導入していますが、まだあまり使いこなせていません。
フォント
M+1Code Nerd Font
フォントに強いこだわりはありませんが、ターミナルやエディタでは M+1Code Nerd Font を使用しています。
ランチャー
Raycast
Raycast はランチャーとしてだけでなく、ショートカット管理ツールとしても利用しています。
以前は Alfred を使っていましたが、Raycast のほうがカスタマイズ性が高いと感じています。
少し前に、Raycast の Extension について以下の記事を書きました。
ブラウザ
Arc
Arc を使用しています。特に大きな問題がない限り、これからも使い続けると思います。
Arc についても、以前に以下の記事でも紹介しました。
キーボード
自宅では、NuPhy Air96 V2 を私用の Mac mini と仕事用の MacBook Pro に Bluetooth 接続して利用しています。最近始めた DTM ではテンキーがあるほうが便利なので、HHKB の使用頻度が減りつつあります。
余談ですが、YouTubeに作曲した曲をアップロードしています。
出社時には HHKB Professional HYBRID Type-S (英語配列) を私用しています。タイプスティックス を下に置き、 MacBook Pro の上に載せる形で使用しています。
ポインティングデバイス
私用 (ブラック) と仕事用 (ホワイト) で 2 台の Magic Trackpad があります。USB ケーブルでも接続を切り替えられますが、ケーブルが煩わしいため物理的に切り替えて使っています。
Swish for macOS を利用することで、Magic Trackpad 上でジェスチャーを使いながらウィンドウ管理をしています。
開発環境のセットアップ & dotfiles
chezmoi
chezmoi を使用して、私用 Mac と仕事用 Mac の dotfiles を統一しています。以下のリポジトリで管理しています。
1Password との連携や、環境ごとに設定を切り替えられる機能がとても便利です。ほかにもいろいろ活用方法があるので、別の記事で詳しく紹介したいと思います。
おわりに
本記事では、私の現時点での開発環境を紹介しました。振り返ってみると、antigen の開発が停滞していたり、dotfiles に不要な設定が残っていたりと、まだまだ改善の余地があることに気づきました。今年はこれらの点を見直して、より快適な環境を整えていきたいと思います。
この記事が参考になれば幸いです。
Discussion