VSCodeのDevContainersでSpringBoot環境を構築
やりたいこと
- ローカル環境を汚したくない
- VisualStudioCode でワークスペースを作成し、その中でやりくりしたい
- VisualStudioCode + DevContainers + Spring Boot の開発環境を構築する方法を残す
前提条件
以下のインストールが行われていること
- Visual Studio Code+拡張機能に DevContainers の追加
- Docker Desktop
※OS は Windows11 を使用
1. Visual Studio Code のワークスペースの作成
ワークスペースの作成方法は割愛しますが、以下の状態からスタート
2. 拡張機能に Spring Boot Extension Pack を追加
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拡張機能マーケットプレース(Ctrl+Shift+X)で「Spring Boot Extension Pack」で検索し、インストール
※歯車から「devcontainer.json に追加する」を選択
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「devcontainer.json に追加する」を選択するとダイアログが出るので「ファイルを追加」を選択
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構成ファイルを決める
「ワークスペースに構成を追加する」を選択
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「すべての定義を表示...」を選択
※項目がない場合は次の「Java devcontainers」へ進んでよい -
Java devcontainers を選択
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Java バージョンは現在最新の「21-bullseye」を選択
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Gradle を使用予定なので「Install Gradle ~」
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インストールする追加機能は選択せずに「OK」
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構成ファイル設定完了
右下に「拡張機能が開発コンテナーの構成に追加されました。」と出れば完了
devcontainer.json の中身に以下記載があることを確認- devcontainer.json の name に「Java」
- extensions に「vmware.vscode-boot-dev-pack」
3. 開発コンテナ(DevContainer)に接続する
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左下の緑の部分をクリックする
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上部のメニューが開くので、「コンテナーで再度開く」を選択
※英語の場合は「Reopen in Container」
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開発コンテナが読み込まれる
4. 開発用のコンテナー完成
4-1. エクスプローラ表示確認
左側のエクスプローラに「開発コンテナー:JAVA」と出てれば OK
4-2. コマンドパレットから Spring Initializr の呼び出し確認
Ctrl+Shift+P でコマンドパレットを開き、「spring init」で検索すると Spring Initializr が起動できるようになっている。
構築完了
DevContainers で SpringBoot を動かすための環境構築はここまでです。
動作確認で「Hello World!」を出力する手順は次の記事に書きました。
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