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AWS Certified Cloud Practitionerの合格までの勉強まとめ(2025/6/24)

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AWSの学び直しの一貫でAWS Certified Cloud Practitionerを取得することを目標としていました。
2025/6/24に合格することができたので学習内容を記載します。

はじめに

まずは試験概要を理解することが必須です。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/

公式で紹介されているものは一部subscriptionが必要なものもあるので、無料でできるものは是非取り組みましょう。
ガイド毎に実施した内容を記載します。

1. 試験形式の問題を解いて試験内容を理解する

2. AWS の知識とスキルをリフレッシュする

  • AWS Cloud Practitioner Essentials (日本語)
    • コーヒショップを例にクラウドのコンピューティングから始まるので学習しやすいです。各章毎に確認テストと、最後に小テストがあるので知識の定着にもおすすめ。
    • 下記に個人的に気になって勉強したポイントと小テストの結果を記載しておきます。AWS Well-Architected フレームワークは確実にテストにでるのでモノにしておきましょう。
    • 動画のスクリプトもあるので、テキストメインで学習していけば3h程度で終わります。
      1. Amazon Web Servicesの概要
      1. クラウドでのコンピューティング
      1. グローバルインフラストラクチャと信頼性
      1. ネットワーク
      • コーヒショップではカウンターをVPCと同じように捉える
      • ネットワークACL: サブネットレベルでインバウンドトラフィックとアウトバウンドトラフィックを制御する仮想ファイアウォール。
        • ステートレス。TCPポート80番へのインバウンドトラフィックを許可するルールがあっても、そのTCPポート80番からのアウトバウンドトラフィックを許可するルールがなければ、通信は成立しない。
      • セキュリティグループ: Amazon EC2 インスタンスへのインバウンドおよびアウトバウンドトラフィックを制御する仮想ファイアウォール。
        • ステートフル。TCPポート80番へのインバウンドトラフィックを許可するルールを設定すると、アウトバウンドトラフィックは自動的に許可される。
      1. ストレージとデータベース
      • Amazon Aurora: エンタープライズ規模のRDBMS。
        • RDS for Postgresのほうがシンプルでコストも安価
      1. セキュリティ
      • UDPフラッド攻撃: 大量のUDPパケットを送信してターゲットサーバーのリソースを枯渇させるDDoS攻撃の一種。攻撃者は偽の送信元IPアドレスを使用するため、レスポンスが攻撃対象以外のサーバーに送られ、ネットワーク全体に負荷をかける。
      • Slowloris攻撃: Webサーバーに対する低速攻撃の一種。攻撃者は正常なHTTPリクエストを装いながら、意図的にリクエストヘッダーの送信を遅延させることで、サーバーの接続プールを枯渇させる。サーバー側では不完全なリクエストを処理するために接続を保持し続けるため、新しい正当なリクエストを処理できなくなる。
      1. モニタリングと分析
      • Trusted Advisor: AWS 環境を継続的に検査し、コスト最適化、パフォーマンス、セキュリティ、耐障害性、サービスの制限という 5 つのカテゴリにおけるベストプラクティスのレコメンデーションを提供。
        • セキュリティカテゴリには、アクセス許可を確認したり、有効にする AWS セキュリティ機能を特定したりするチェックが含まれます。
        • コスト最適化カテゴリには、削除して、コストを削減できる可能性がある未使用のまたはアイドル状態のリソースを見つけるためのチェックが含まれます。
        • 耐障害性カテゴリには、アプリケーションの可用性と冗長性を向上させるためのチェックが含まれます。
      1. 料金とサポート
      • AWS Supportプラン
        • エンタープライズ On-Ramp とエンタープライズのサポートプランでは、Technical Account Manager (TAM) によるサポートを受けることができます。
      1. 移行とイノベーション
      1. クラウドジャーニー
      • AWS Well-Architected フレームワーク
      • 運用上の優秀性の柱
        • ワークロードを効果的に実行し、その運用に関するインサイトを取得し、付随するプロセスを継続的に向上させてビジネス価値を生み出す能力が含まれます。
      • セキュリティの柱
        • データ、システム、アセットの保護に焦点を当てています。また、クラウド技術を使用してワークロードのセキュリティを向上させることにも焦点を当てています。
      • 信頼性の柱
        • 意図した機能を正確に一貫して実行できるワークロードの能力に焦点を当てている
          • インフラストラクチャまたはサービスの障害から復旧する。
          • 需要を満たすためにコンピューティングリソースを動的に取得する。
          • 設定ミス、一時的なネットワークの問題などによる中断を軽減する。
      • パフォーマンス効率の柱
        • システム要件を満たすようにコンピューティングリソースを効率的に使用し、需要の変化やテクノロジーの進化に合わせて効率性を維持する能力を示します。
      • コスト最適化の柱
        • 最も低い価格でシステムを運用して、ビジネス価値を実現する能力のことです。
      • 持続可能性の柱
        • プロビジョニングされたリソースからのメリットを最大化し、必要な総リソースを最小化することで、エネルギー消費を削減し、ワークロードのすべてのコンポーネントの効率を向上させることにより、持続可能性への影響を継続的に改善する能力のこと
    • 小テスト
      • 最後に小テストもあるのでおすすめ。実施しましょう。私は87/100でした。この2日後にテストを受けて合格しました。
  • AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner

3. 試験内容を確認して練習する

Subscriptionが必要のため未実施

4. 試験の準備状況を評価する

Subscriptionが必要のため未実施

その他の学習

学習コストと時間の目安

項目 コスト 時間
AWS Cloud Practitioner Essentials 無料 約3時間
公式練習問題集 無料 約30分
AWS認定 クラウドプラクティショナー模擬試験アプリ 900円 移動時間等で活用
合計学習時間 - 10-20時間程度

事前にAWS ハンズオン資料で一通り学習していましたが、資格取得のため学習時間は10-20h程度です。

まとめ

Cloud Practitioner合格のため実施した学習内容をまとめました。
Cloud Practitionerは初歩的な内容なので改めて資格取得する必要はないのかもしれませんが、AWSの学習方法がわかっていない場合にどうやってAWSの知識を身につけていけばいいかのはじめの一歩として重要かと思います。

次回は、AWS Certified Solutions Architect - Associate を取得します。

参考資料

以下の記事も参考になりました:

https://zenn.dev/mkj/articles/ab92ab7cd698a6
進捗チェックシートまで用意されており丁寧でした。

https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/2024-aws-beginner-learning/
AWS公式が出している学習方式です。こちらも参考になります。

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