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合格までの勉強方法「AWS Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)」資格【2024年最新版】

2024/04/11に公開

AWS クラウドプラクティショナーの学習方法(2024年春版)を記事にまとめました。

あわせて、学習進捗チェックシートも作成・公開しました(執筆:小川 雄太郎)


AWS Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー)はAWSのFundamentalな初級資格です。

[公式ページより]

AWS Certified Cloud Practitioner は、AWS クラウド、サービス、用語の基礎的かつ高度な理解を持っていることを証明します。…
基礎的なクラウドリテラシーを求めている基幹業務の従業員にとって、AWS 認定ジャーニーの良い出発点となります。


初級資格なので、試験合格だけを目指すのであれば、本記事にて紹介する内容ほど勉強する必要はないかもしれません。

ですが、本記事で紹介するコンテンツをstep by stepに学習していくことで、資格取得だけでなく、

  • ITエンジニアとしての良い学びになる
  • 新人ITエンジニアの良いキャリアスタートが切れる
  • 非IT系の学生や社会人の方が、このDX時代にIT系の知識・スキルを習得できる
  • さらには、より上級のAWS資格、その他クラウドの資格の取得が容易になる

ことを意識して執筆しました。



本記事が皆様の学びの一助になれば幸いです。


(学習のメインで使用するAWS Cloud Questの様子)

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(進捗チェックシート by 著者)[ダウンロードlink]

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本記事の目次です

  1. 勉強方法の概要
    1.1 方針
    1.2 学習のメインに使用するリソースの紹介
     ① AWS Cloud Quest
     ② AWS Black Belt Online Seminar Youtube 動画
     ③ AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版
  2. 学習の具体的な流れ その1(準備編)
  3. 学習の具体的な流れ その2(AWS Cloud Quest編)
  4. 学習の具体的な流れ その3(その他のコンテンツ編)
  5. 学習の具体的な流れ その4(試験への準備)
  6. 進捗チェックシート
  7. さいごに


1. 勉強方法の概要

1.1 方針

クラウドプラクティショナーは初級の入門資格です。そのため資格試験に合格するだけであれば、もっと手っ取り早く、効率的な方法があると思います。

しかし本記事では、以下の方針で学習を進める方法を解説します。



1.2 学習のメインに使用するリソースの紹介

① AWS Cloud Quest

ゲーム形式で住人に話しかけ、住人の困りごとを解決しながら、AWSの活用方法を学ぶコンテンツです。

クラウドプラクティショナーの場合、12の課題、9つのAWSサービスが学習可能です。

英語版のみでしたが、日本語版も用意されました。


なお「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner(日本語)」は無料コンテンツになります。

もちろん、このサービスで使用するサンドボックス環境のクラウド費用も無料です。

【参考リンク】
・ゲームベースで学習できる「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner」が日本語で学習可能になりました


Questの課題について、解決までの一連の流れを以下に記載します。


「Questの課題を1つ解決する際の流れ」

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項目 内容
0. 会話 困っている状況を街の住人から聞く
1. 学習 解決策の概要を確認
2. 計画 次項「3. 実践」で実施するハンズオンの内容が図解されます
3. 実践 ハンズオン。表示されるガイドに従い、サンドボックス環境のAWSコンソール画面でクラウドリソースを設定
4. DIY 「3. 実践」とほぼ同じ内容を自分で、3.と同じサンドボックス環境で取り組む。取り組み結果を画面に張り付けて判定。正しく構築できていれば、クリア


「AWS Cloud Quest」に加えて、「公式の無料動画コンテンツ」も利用します。

② AWS Black Belt Online Seminar Youtube 動画での解説

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「AWS Black Belt Online Seminar」とは、アマゾンウェブサービスジャパン株式会社による公式のオンラインセミナーシリーズです。

日本語で各種リソースの情報・知識を学ぶことができます。


「Cloud Quest」で扱ったリソースについて、その全体像(入門編)の動画を視聴し、知識の定着を図ります。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLzWGOASvSx6FIwIC2X1nObr1KcMCBBlqY

https://aws.amazon.com/jp/events/aws-event-resource/archive/?cards.sort-by=item.additionalFields.SortDate&cards.sort-order=desc&awsf.tech-category=*all



③「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版」

上記のコンテンツについては、後ほどの章で詳しく解説します。


それでは早速、学習を開始します。

まずは、準備編です。学習用アカウントを作成します(無料です)。


2. 学習の具体的な流れ その1(準備編)

2.1 AWSの公式学習プラットフォーム「AWS Skill Builder」アカウントの作成

AWSからは、その学習のためのコンテンツ集をまとめたプラットフォームとして、「AWS Skill Builder」 が用意されています。

まずはこちらのアカウントを作成します

https://skillbuilder.aws/jp

【参考リンク】
・AWS Skill Builder で無料でAWSを勉強する
・AWS学習を加速!Skill Builderの活用法:日本語化・フィルター・学習プラン


2.2 「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner(日本語)」をマイコースに追加

次に、AWS Cloud Questのコンテンツを学習のマイコースに追加します


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AWS Skill Builderのコンテンツのうち、冒頭で紹介した通り、「AWS Cloud Quest」を主軸に学習を進めます(本記事では)。


「AWS Skill Builder」のマイコースに、「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner(日本語)」 を追加してください

https://aws.amazon.com/jp/training/digital/aws-cloud-quest/


【参考リンク】
・AWSを3Dゲームで学べる「AWS Cloud Quest」を使ってみた | 具体的な使い方や特徴について解説


3. 学習の具体的な流れ その2(AWS Cloud Quest編)

アカウントとコースの設定ができたので、早速、Cloud Questを開始します。

最初はブラウザでCloud Questを立ち上げ、最初の困っている人の場所へ移動してください。課題1の案内がはじまります。


以下に全課題名と主要サービス、課題後のおすすめ動画を紹介します。
(スートーリー内容がネタバレしないように、気を付けて記載しています)


各課題の実施内容をご覧いただくと分かる通り、非常に実践的(ただし初学者が実践できるように丁寧に進む)ことが分かります。

知識だけでなく、実践経験・コンソール触る経験をサンドボックス環境で積むことができます。


課題1. クラウドコンピューティングの基礎

項目 内容
課題名 クラウドコンピューティングの基礎
主要サービス Amazon S3(Simple Storage Service)
内容 ・Amazon S3 バケットを作成する
・S3バケットで静的ウェブホスティングを有効にする
・ウェブページへのアクセスをテストする
課題後動画 ・Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) 入門編
・Amazon Simple Storage Service (Amazon S3) ユースケース編【AWS Black Belt】
別クラウドの類似サービス ・Azure Storageアカウント
・Google Cloud Storage


  • 最初に住人に話しかけ、問題を聞きます
  • 上記の主要サービスを使用した解決策を学びます
  • 実際にハンズオンでサンドボックスのラボ環境で構築を行います
  • DIYとして、上記ハンズオンと類似内容を独力で、同じサンドボックス環境で実施します

以上で、AWS Cloud Questとしては1課題が終了です。



次に上記表の 「課題後動画」 を視聴します。

各動画は約20分-40分程度です。再生速度を速くして観るのも良いでしょう。

そのQuest課題で扱った主要サービス、課題内容にマッチしていてかつ入門編の動画を選定しています。



プラスα

可能であれば、上記表のAWSの「主要サービス」について、AzureとGoogle Cloudの類似サービスの名称だけでも頭に入れておくと良いと思います。

実務・業務では、常にAWSを使用できるとは限らないです。とはいえ、クラウドプラクティショナーのような初級レベルの内容はどのクラウドベンダーのサービスでも内容はとても似ています。

サービス名の違いだけでも頭に入れておくと、別のクラウドサービスでの業務がスムーズになるでしょう。


各Quest、Black Belt動画の視聴が完了しましたら、のちほど紹介します、「学習進捗チェックシート」 に完了日を記入しておくことで、自分が何をどこまで学んだのかを管理できますす。

このサイクルをCloud Questの全課題分、少しずつ実施していきます。


課題2. クラウド、はじめの一歩

項目 内容
課題名 クラウド、はじめの一歩
主要サービス Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)
内容 2つのEC2インスタンスを同じリージョンの異なるAZで起動する
課題後動画 ・[AWS Black Belt Online Seminar] Amazon EC2入門
別クラウドの類似サービス ・Azure Virtual Machines (VMs)
・Google Compute Engine (GCE)


上記のように、AWS Cloud QuestはS3、EC2から始まります。

「IAM」の解説から始まるコンテンツも多いですが、実際に動かして楽しいコンテンツから開始なので、Questは楽しいかと思います

(※IAM周りも大切ではありますが、IT初学者が学ぶ場合は入りづらい)


課題3. コンピューティングの基礎

項目 内容
課題名 コンピューティングの基礎
主要サービス Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)
内容 EC2 インスタンスをより大規模なインスタンスタイプに変更する
課題後動画 ・AWS EC2 スポットインスタンスの基礎【AWS Black Belt】
別クラウドの類似サービス ・Azure Virtual Machines (VMs)
・Google Compute Engine (GCE)


課題ごとに扱うサービスが完全に分かれているわけではなく、EC2については2つの課題でhop stepと用意されています。

AWS Cloud Questのクラウドプラクティショナーでは、「12の課題、 9つのサービスが学習可能」と記載されていました。


課題4. クラウドのコスト見積り

項目 内容
課題名 AWS Pricing Calculator
主要サービス Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)
内容 ・AWS Pricing Calculator を使って見積を作成する
・Amazon EC2 ウェブサーバーのコストを計算する
・見積りを保存して共有する
・Amazon EC2 の使用方法によってのコストを計算する
課題後動画 ・Amazon EC2 スポットインスタンス活用のための 6 つのベストプラクティスと実践例【AWS Black Belt】
別クラウドの類似サービス ・Azure pricing calculator
・Google Cloud's pricing calculator


課題5. ネットワークの概念

項目 内容
課題名 ネットワークの概念
主要サービス Amazon VPC(Virtual Private Cloud)
内容 ・ルートテーブルを設定し、インターネットゲートウェイをアタッチする
・セキュリティグループを設定する
課題後動画 ・【AWS Black Belt Online Seminar】Amazon VPC
別クラウドの類似サービス ・Azure Virtual Network(VNet)
・Virtual Private Cloud(VPC)


ネットワーク関連は初学者には難しいです。

未知の概念の多さにへこたれそうになります。

ですが一回で全部理解できる必要はないので、気にせずで。


次章で紹介する、③「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版」のモジュール4「ネットワーク」の解説が素晴らしく分かりやすいです。

そこでもある程度、学び・理解が進むと思います。そのためここで無理に頑張りすぎず。

次々とクエストを進めましょう。



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課題6. VPCへの接続

項目 内容
課題名 VPCへの接続
主要サービス VPC peering connection
内容 マーケティングネットワークと財務ネットワーク間のVPCピアリングを設定する
課題後動画 ・Amazon VPC ネットワーキングの基本構成・運用管理(AWS-54)
別クラウドの類似サービス ・Virtual Network Peering(VNet Peering)
・VPC Network Peering

(再掲)
ネットワーク関連は初学者には難しいです。
未知の概念の多さにへこたれそうになります。
徐々に慣れていきましょう。


とはいえ、セキュリティ周りに関して、ネットワーク関連は非常に重要です。

初めての学習で数時間程度頑張ったくらいでは完全習得は困難ですが、徐々に慣れていきましょう。


課題7. リレーショナルデータベースの実装

項目 内容
課題名 リレーショナルデータベースの実装
主要サービス Amazon RDS(Relational Database Service)
内容 ・Amazon RDS for MYSQL インスタンスを作成する
・データベースへのバックアップを有効にする
・Amazon RDS デプロイ用に複数のAZを有効にする
・お客様のリードレプリカを作成する
課題後動画 ・【AWS Black Belt Online Seminar】Amazon Relational Database Service (Amazon RDS)
別クラウドの類似サービス ・Azure SQL Databaseなど
・Cloud SQLなど


課題8. セキュリティのコアコンセプト

項目 内容
課題名 セキュリティのコアコンセプト
主要サービス IAM(AWS Identity and Access Management)
内容 ・サポートエンジニアのIAMグループを作成する
・マネージドEC2読み取り専用アクセスポリシーをIAMグループにアタッチする
・ユーザーを作成してIAMユーザーグループに所属させる
課題後動画 ・【AWS Black Belt Online Seminar】AWS Identity and Access Management (AWS IAM) Part1
・【AWS Black Belt Online Seminar】AWS Identity and Access Management (AWS IAM) Part2
別クラウドの類似サービス ・旧Azure Active Directory (Azure AD)とAzure Role-Based Access Control (Azure RBAC)など
・Google Cloud Identity & Access Managementなど (Cloud IAM)


IAMは「ユーザー作成」だけでなく、認証・認可周り全般を担うサービスのため、その全体像の理解は大変です。

上表に記載した課題後動画も、一回の視聴ですべてを理解するのは無理なので(プラクティショナーのレベルを超えるパートが多い)、そこは気にせず。

「いつかこういった内容も理解できるように成長できるんだな~」くらいの気持ちでご覧いただければと思います。


課題9. クラウド上のファイルシステム

項目 内容
課題名 クラウド上のファイルシステム
主要サービス Amazon EFS(Elastic File System)
内容 ・Amazon EFSをセットアップする
・ペットクライアントの写真リポジトリのマウントターゲットを作成する
課題後動画 ・【AWS Black Belt Online Seminar】Amazon Elastic File System (Amazon EFS)
別クラウドの類似サービス ・Azure Files
・Cloud Filestore


課題10. アプリケーションの自動修復とスケーリング

項目 内容
課題名 アプリケーションの自動修復とスケーリング
主要サービス ・Auto Scaling group
・Amazon CloudWatch
内容 ・起動設定を使用した Auto Scaling グループを作成する
・スケジュールに基づくスケーリングを設定する
課題後動画 ・Amazon EC2 Auto Scaling 入門編【AWS Black Belt】
・Amazon EC2 Auto Scaling スケーリングポリシーとおすすめ機能編【AWS Black Belt】
別クラウドの類似サービス ・Azure Virtual Machine Scale Sets (VMSS) & Azure Monitorなど
・Google Compute Engineのインスタンスグループ & Google Cloud Monitoringなど


課題11. 高可用なウェブアプリケーション

項目 内容
課題名 高可用なウェブアプリケーション
主要サービス ・ELB(Elastic Load Balancing)
内容 ・複数のAZでAuto Scalingグループを作成する
・ロードバランサーを作成する
・Auto Scallingグループをロードバランサーにアタッチする
・EC2インスタンスのロードバランサーヘルスチェックを作成する
課題後動画 ・Elastic Load Balancing【AWS Black Belt】
別クラウドの類似サービス ・Azure Load Balancer & Application Gateway
・Cloud Load Balancing


この課題はAuto Scalingを操作するため、初学者にはDIY課題が難しいかもしれません。

DIYヒントを、「学習進捗チェックシート」の備考欄に記載しています。

必要に応じて参考にご使用ください。


課題12. NoSQL データベースの実装支援

項目 内容
課題名 NoSQL データベースの実装支援
主要サービス Amazon DyanmoDB
内容 ・複数のAZでAuto Scalingグループを作成する
・ロードバランサーを作成する
・Auto Scallingグループをロードバランサーにアタッチする
・EC2インスタンスのロードバランサーヘルスチェックを作成する
課題後動画 ・Amazon DynamoDB - How it works【AWS Black Belt】
別クラウドの類似サービス ・Azure Cosmos DB
・Cloud Bigtable、 Firestore


以上で全課題(12個)が完了です。すると以下のようにバッジ(Credlyで管理)が貰えます。


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「AWS Cloud Quest」を用いた実践的な演習・学びは以上となります

続いて、ここまでで得た知識、および不足している知識を整理・習得します。


4. 学習の具体的な流れ その3(その他のコンテンツ編)

「AWS Cloud Quest: Cloud Practitioner(日本語)」、そして各課題に対応する「Black Belt動画」を終えると、だいぶAWSに慣れるものの、

  • 頭がちらかっている
  • 知識がバラバラになっている感覚

になる(かと思います)。


そこで、Cloud Practitoner(クラウドプラクティショナー)に求める内容をまとめた公式動画を視聴し、頭を整理します。


コンテンツは以下の動画です(こちらもSkill Builderから。無料です)


「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (Na) 日本語実写版」 [link (Skill Builder)]

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動画ではクラウドプラクティショナーのレベル・内容として十分不可欠なコンテンツを丁寧に解説してくださっています。

各モジュールの終わりには数問程度、理解度確認クイズが用意されています。
試験に慣れるための良い一歩にもなるコンテンツです。

また、モジュール11には30問の練習問題も用意されています。
正解・不正解の情報だけでなく、各選択肢がなぜ正解(or 不正解)なのかの解説が丁寧に記載されています。


Practitioner Essentials動画の内容

モジュールNo. 内容
01 Amazon Web Servicesの概要
02 クラウドでのコンピューティング
03 グローバルインフラストラクチャと信頼性
04 ネットワーク
05 ストレージとデータベース
06 セキュリティ
07 モニタリングと分析
08 料金とサポート
09 移行とイノベーション
10 クラウドジャーニー
11 AWS認定クラウドプラクティショナーの基本



5. 学習の具体的な流れ その4(試験への準備)

5.1 試験について

最後に、試験の日程予約および、試験に慣れるための準備について解説します。


以下のリンク先から「AWS 認定クラウドプラクティショナー」の試験の予約を行い、試験を受験します(試験受験の詳細は本記事では割愛します)

https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/


こちらの公式試験内容ガイドも一読しましょう [link]

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5.2 試験形式・内容に慣れる

試験対策という言葉は好きではないのですが、試験形式に慣れている必要はあるので、練習問題を実施します。

市販の書籍でも良いですし、公式の無料練習問題も用意されています(ただし、20問だけ。本番試験は65問構成)。


「AWS Certified Cloud Practitioner Official Practice Question Set (CLF-C02- Japanese)」 [link (Skill Builder)]

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もっと試験慣れしたい方は市販の書籍や各種Webサービス(Udemyなど)の模擬試験などを検討するのも良いかもしれません(私はUdemyを活用しました。個人的には模擬試験・練習問題でもっとたくさんの問題に慣れておかないと厳しい気がしています…)。


私の場合は、以下のUdemy講座を使用しました

【CLF-C02版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問)

https://www.udemy.com/course/aws-4260/


6. 進捗チェックシート

自分の学びが確実に進んでいるの確かめる、そして次にどこからやるのかを忘れないようにするために、学習進捗チェックシートを用意しました。

ダウンロードして、ご自由に使用してください。


(進捗チェックシート by 著者)[ダウンロードlink]

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7. さいごに

以上、AWS Cloud Practitioner(クラウドプラクティショナー) 勉強方法【2024年最新版】でした。

長文を一読いただき、誠にありがとうございます。

クラウドプラクティショナーの試験に合格するだけであれば、模擬試験や書籍を暗記して、もっと少ない手間で合格可能だと思います。


そうではなく、本記事では、実践的な知識・スキルを身につけ、実務に役立つこと、その後の資格取得がスムーズになることを意識した内容を紹介しました。


本記事では紹介しませんでしたが、ハンズオン資料もおすすめです。自分の気になるハンズオンを試してみて、実践的な学びを得るのも良いでしょう。

・AWS ハンズオン資料

・AWS 日本語ハンズオン


またAWS公式でも、最新版初学者向け記事が公開されました。以下も素晴らしい内容です。

・AWS 初学者向けの勉強方法 6 ステップ!2024 年版!


次回記事では、「AWS Solutions Architec(ソリューションアーキテクト)」版を紹介します。

以上、ご一読いただき、誠にありがとうございました。


小川 雄太郎
株式会社松尾研究所 シニア・リサーチャー。「知能を創る」PJTに従事

https://matsuo-institute.com/recruit-news/2022-12-17-1/

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