グローバル版SORACOM LTE-M Buttonをシアトルで押してみた
この記事は
グローバル版のSORACOM LTE-M Button(以下、でかボタン)をシアトルで押してみて、内蔵されたeSIMの通信を確認したという内容です。
重要:グローバル版 SORACOM LTE-M Buttonの技適について(2024/10/02追記)
2024/10/02、ソラコムから以下の公式アナウンスがありました。
グローバル版SORACOM LTE-M Buttonは、不適切な技適表示がされていたことが判明したため、日本国内では使用しないようにとのことです。
私もアナウンスを受けて回収に応じて、関連する記事をクローズしています。ただし、本記事は海外で動作させた際の内容となりますので、本注意事項を追記の上で公開したままとしています。
渡米
2023/11/14-17にアメリカのシアトルで開催されるMicrosoft Ignite 2023に参加するために、渡米しました。そこで、でかボタンを持って行って、シアトルで押してみました。
でかボタンは内蔵されているeSIMに"plan01s - LDV"というサブスクリプションが入っています。昨年タイに行ったときにplan01sのIoT SIMがちゃんとハードもソフトの設定も変更せずに日本国内と国外(タイ)で繋がったことを確認してるのでまぁ繋がらないわけはないのですが、せっかく渡米するのでこれはちゃんと試さないとと思ったわけです(タイに行ったときの記事はこちら)。
でかボタン内蔵のeSIMについては公式ドキュメントも参照してください。
早速押してみた
シアトルタコマ空港に到着して、すぐにボタンを押しました。そして入管の手続きを待っている間にスマホで(こちらのSIMはSoftBankのSIMで、ローミング先のT-Mobileに繋がっていました)コンソールから確認してみました。
日本ではSoftBankのネットワークで繋がっていたのが、ここではT-Mobileで繋がってることが分かります。
ここ2日ほどあちこち移動してみた(一番遠いのはMicrosoftのレドモンド本社)のですが、履歴を見るかがギリ全てT-Mobileで繋がっていました。
まとめ
でかボタンもそのまま国外で(少なくとも北米では)使えます。
ちなみに、私が作ったこちらのSoraletをSORACOM Orbitにセットすると、連携先のシステムは日本で使っているものがそのまま使えます。
日本でボタンを使ったシステムを作られていた方はそのまま海外展開できる可能性もありますので、是非お試しください!
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