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Python Venv メモ (Windows上)

2024/08/10に公開

Linux上はこちら

--製作中--

Venvとは

・pip (Pythonのパッケージ・ライブラリ管理システム)をプロジェクトごとに仮想環境として独立して管理できる
・メリットとして依存性の解決がしやすくなる

・venvは「virtualenv」がPython 3.3より標準機能となったもの
・別途ソフトウェアをインストールせずに使用できる

ドキュメント

venv --- 仮想環境の作成 — Pythonドキュメント
https://docs.python.org/ja/3/library/venv.html

環境

Windows11
Python 3.11.9

仮想環境の作成方法

本記事では以下の通りとする
フォルダパス: C:\Users\user\desktop\test
venv名: test_venv

  1. PowerShellでフォルダへ移動

Powershellを開き、仮想環境にしたいフォルダ(ディレクトリ)へ移動して仮想環境を作成する

> cd C:\Users\user\desktop\test
  1. 仮想環境を作成
C:\Users\user\desktop\test> python -m venv test_venv
  1. フォルダの確認

コマンドの実行後、フォルダtest_venvが生成されることを確認
(以下より..で表示を一部省略)

..esktop\test> ls

test_venv
  1. 仮想環境の構成確認

フォルダtest_venv内には以下が含まれる

..esktop\test> cd test_venv
..esktop\test\test_venv> ls

Include
Lib
Scripts
pyvenv.cfg

仮想環境のアクティベート

作成しただけでは仮想環境へは入れていない
以下のコマンドで作成した仮想環境へ入る

仮想環境がアクティブ化されると、左側に仮想環境名 (test_venv) が表示される

..esktop\test\test_venv> cd ..
..esktop\test> test_venv\Scripts\Activate.ps1
(test_venv)..esktop\test>

仮想環境のディアクティベート

仮想環境から抜ける場合は以下のコマンドを実行する。

(test_venv)..esktop\test> deactivate
..esktop\test>

仮想環境内でのパッケージ管理

仮想環境へ入る

..esktop\test> source test_venv\Scripts\Activate.ps1 
(test_venv)..esktop\test>

仮想環境に現在インストールされているモジュールを確認
(初期段階ではpipとsetuptools のみ)

(test_venv)..esktop\test> pip list

Package    Version
---------- -------
pip        24.0
setuptools 65.5.0

必要なモジュールをpipでインストール (例:opencv (拡張モジュール群入り) )

(test_venv)..esktop\test> pip install opencv-contrib-python

インストールされたものを確認 (依存関係に基づいてモジュールがインストール)

(test_venv)..esktop\test> pip list

Package               Version
--------------------- ---------
numpy                 2.0.1
opencv-contrib-python 4.10.0.84
pip                   24.0
setuptools            65.5.0

仮想環境を抜けて仮想環境内でインストールが完結しているか確認

(test_venv)..esktop\test> deactivate
..esktop\test> pip list
#別の結果が出てくる

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