DifyでタスクAI作成:CSV→RAGボット5分セットアップ

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DifyでタスクAI作成:CSV→RAGボット5分セットアップ

AirtableのタスクデータからCSVを作って、「〇〇さんのタスクは?」と聞けるAIボットを作ります。

完成イメージ


▲ 「〇〇さんのタスクは?」→ AIがタスク一覧を回答

必要なもの

  • Dify.aiアカウント
  • DifyでのAIチャットbot構築方法は、前回の記事を参考にしてください。
  • タスクデータ(CSV形式)

Step 1: タスクCSVを準備


AirtableからCSVをダウンロードするか、以下の形式でCSVファイルを作成します。

ID,Name,Assignee,Status,Priority,Deadline
1,Airtable記事作成,小林,In progress,High,2025-07-13
2,Fillout記事作成,小林,Done,Middle,2025-07-12
3,商談準備,横関,Todo,Low,2025-07-30
4,Zennに記事を書く,小林,Todo,High,2025-07-16
5,横関に電話をする,小林,Todo,High,2025-07-27

ファイル名:tasks.csv

Step 2: Difyでナレッジベース作成


▲ 左メニュー「ナレッジベース」→「作成」

名前:「タスク管理データ」

Step 3: CSVアップロード


▲ 「ドキュメントをアップロード」→ CSVファイル選択

「保存して処理」をクリック。数分で完了。

Step 4: 前回作成したAIチャットbotに知識検索を設定


▲ 「知識検索」ノード追加 → ナレッジベース「タスク管理データ」選択

Step 5: LLM設定


▲ LLMノード追加 → プロンプトに以下を入力:

タスクデータを使って質問に答えてください。

データ:{{#context#}}
質問:{{#sys.query#}}

担当者、ステータス、優先度、締切を含めて回答してください。

Step 6: テスト


▲ プレビューで「⚪︎⚪︎さんのタスクは?」と質問

完成

これでタスクAIが完成しました。


▲ AIが〇〇さんのタスクを正確に回答

まとめ

DifyでタスクAIを作る手順:

  1. AirtableからCSVダウンロード
  2. Difyでナレッジベース作成
  3. CSVアップロード
  4. 知識検索ノード設定
  5. LLMノード設定
  6. テスト

所要時間:約5分で完成します。

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