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Dify.aiで始める簡単チャットボット作成ガイド:ノーコードで誰でも5分で完成

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Dify.aiで始める簡単チャットボット作成ガイド

Dify.aiは、プログラミング知識がなくても高機能なAIチャットボットを簡単に作成できるプラットフォームです。この記事では、最もシンプルなチャットボットを5分で作成する方法を解説します。

Dify.aiとは

Difyは、オープンソースのLLMアプリ開発プラットフォームです。以下の特徴があります:

  • ノーコード開発:プログラミング不要で直感的なUIで操作
  • 豊富なAIモデル対応:OpenAI、Anthropic、Azure OpenAIなど
  • RAG機能搭載:独自データを活用したチャットボット開発が可能
  • 日本語対応:完全日本語インターフェース

1. アカウント作成とログイン

手順1:Dify Cloudにアクセス

https://cloud.dify.ai/ にアクセスします。

手順2:アカウント作成

「始める」ボタンをクリックし、以下のいずれかでサインアップ:

  • Googleアカウント
  • GitHubアカウント

登録は無料で、すぐに開始できます。

2. チャットボットの作成手順

手順1:新規アプリ作成


ダッシュボードで「最初から作成」をクリック

手順2:アプリタイプの選択

  • アプリタイプ:「チャットボット」を選択
  • オーケストレーション方法:「基本」を選択
  • アプリ名:お好みの名前を入力(例:「挨拶ボット」)
  • 説明:ボットの目的を簡潔に記述
  • アイコン:お好みの絵文字を選択

「作成する」をクリックします。

手順3:基本設定

作成されたアプリの設定画面で以下を入力:

手順(プロンプト)欄

あなたは親しみやすいAIアシスタントです。
ユーザーからの質問にアヒルになりきった口調で返答してください。

手順4:デバッグとテスト

右側のプレビュー画面で実際にメッセージを送信して動作確認:

  • 「こんにちは」
  • 「今日の天気はどう?」
  • 「ありがとう」

など、実際の会話をシミュレーションしてテストしましょう。

3. チャットボットの公開

手順1:公開設定

「公開する」ボタンをクリックし、以下から選択:

  • アプリを実行:専用URLでアクセス可能
  • サイトに埋め込み:ウェブサイトに組み込み用コード提供
  • APIリファレンス:API経由での利用

手順2:アプリを実行

「アプリを実行」を選択すると、チャットボット専用のURLが発行されます。このURLを共有することで、誰でもチャットボットを利用できます。

追加情報

サンドボックス(無料)

  • GPT利用200回まで
  • 基本機能を制限なく使用
  • テスト・学習目的に最適

有料プラン

本格運用時は月額プランへのアップグレードを検討:

  • より多くのAI利用回数
  • 高度な機能へのアクセス
  • 商用利用対応

まとめ

Dify.aiを使えば、わずか5分でAIチャットボットを作成できます。今回紹介したのは最もシンプルな例ですが、ナレッジ機能やワークフロー機能を活用することで、より高度なボットも作成可能です。

無料プランでも十分な機能が使えるため、まずは試しに作成してみることをおすすめします。プログラミング知識がなくても、直感的な操作でAIアプリケーション開発の第一歩を踏み出せるでしょう。

参考リンク

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