[2023年最新版]Qiitaの記事をZennに移行する方法
はじめに
今回は、QiitaからZennへの記事一括移行の方法について記載します。
きっかけは、2023年12月から記事の作成をZennで行うようになったため、それまでに記事を書いていたQiitaの記事もZennで管理したいと思ったためです。
(Qiitaも悪くはないのですが、UI・UXがZennのほうが好みだったので、年末ということもあり整理という意味合いも込め移行を決断しました)
それでは、早速はじめていきましょう!
環境
- M2 MacBookAir
事前準備
ZennのGit連携を行う
以下の記事を参照し、ZennとGitの連携を行います。
以下から簡単にGit連携できます。
連携済みのリポジトリを作成したら、それを自分のPCにクローンします。
クローンしたら、リポジトリのディレクトリまで移動して、articles
ディレクトリを作成します。
(私の場合は、zenn-content
リポジトリで連携しているため、cd
コマンドでzenn-content
ディレクトリまで移動して、articles
を作成しました)
cd zenn-content
mkdir articles
Goのinstall
今回の移行ではgoで作成された移行ツールを使用するため、goをinstallしていない場合は、以下の公式URLを踏んでinstallする必要があります。
移行作業
基本的には、以下のリポジトリのツールを使用して行います。
ツールの使い方は以下の記事に書いてある通りに使用します。
ツールでの移行作業
ツールをgit clone
したら、zenn-importer
コマンドを実行します。
以下のような出力ができていれば、ツールを使用できます。
zenn-importer
zenn-importer: a command to save blog posts in zenn format.
subcommands:
- qiita
- hatena
私の場合、シェルにfish
を使用していたためか、コマンドが見つからないとエラーになりました。もしかしたら、fishを使用している方は同じエラーとなる可能性があるので、その場合は、pathを通して、エラーを解消しましょう。
set -U fish_user_paths /Users/ユーザー名/go/bin $fish_user_paths
次に行うのが、zennと連携しているリポジトリのarticles
まで移動し、Qiitaの記事をimportします。
(Qiitaのユーザー名はマイページの「@」から始まるものを指定します)
cd zenn-content/articles
qiita-zenn -user Qiitaのユーザー名 -verbose
これを実行すると、qiita-hogefuga.md
とimg/
がarticles
内に作成され、gitの管理下に置かれているはずです。
最後にここまでの変更をgitのmain
ブランチにcommit -> push
しましょう。
(main
ブランチ以外で作業をしていた方はmain
ブランチにmerge
まで行ってください。)
これで、zennのgit連携の自動デプロイが走ります。
自動デプロイが完了し、zennのマイページに行くとQiitaの記事が移行されているはずです。
(もちろん、Qiitaにも記事は残っています)
以上で、移行作業を終了です。
参考文献
Discussion
意外と簡単に移行できるんですね!わたしも昔のQiitaを掘り起こしてみます!笑