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Zenn執筆時のコミットメッセージを考える

2021/01/23に公開

はじめに

ZennにはZenn CLIと呼ばれるコマンドラインインタフェース(CLI)があり、記事の管理をGitHubで行い、執筆をローカルのエディタで行うといった運用が可能となっています。

Zennの執筆環境周りについての説明は以下にまとめられています。
https://zenn.dev/zenn/articles/editor-guide

Webエディターだけに縛られることなく、Gitリポジトリで執筆や管理ができるといった執筆体験がとても新鮮だったというのが私のZennを積極的に使おうとしたきっかけの1つでもあります。

普段、プログラミングを学習する中でのアウトプットとしてZennに投稿する記事を執筆する中で、上記のZenn CLIを使って記事の管理をしています。
ローカルで記事を執筆し、GitHubリポジトリへプッシュすることで記事の更新が行えるのですが、その際にコミットメッセージをどのように編集してコミットするのがベストなのか悩むことがありました。

記事の執筆に関して、コミットメッセージを見るのは基本的に自分だけなので自分が見てわかればそれでいいというのはありますが、長い目で見るとわかりやすいことに越したことはないと感じます。

プレフィックスとは

プレフィックス(Prefix)とは英語で接頭辞という意味を持ちます。

GitHubのコミットメッセージなどで目にすることが多いです。
プレフィックスの種類、仕様は各々のプロジェクトによってルールが定められていることが多いようです。
プレフィックスを適切に付けコミットログのフォーマットを統一することでコミット、コミットログの検索がしやすくなる、レビューをしやすくなるとったメリットがあるそうです。
フォーマットの統一ができ、それぞれのコミットの内容が見やすくなるという点では個人開発や、記事管理にも活用できると感じました。

個人的な運用について

コミットメッセージの先頭にプレフィックスを付与し修正内容の要点をメッセージとして添える短形式にするのが個人的に運用しやすいと感じました。

プレフィックスについては以下の記事を参考にしています。
https://qiita.com/numanomanu/items/45dd285b286a1f7280ed

上の記事ではともにangular.js/DEVELOPERS.mdが参考にされています。
Gitコミットガイドラインの中にプレフィックスとして8つ挙げられていますが、それぞれしっかりとした意味を持っており、プレフィックを見ただけで意味がわかりやすいと感じました。

これらを踏まえた上で考えた結果、個人的なプレフィックス運用方針は以下のようになりました。

プレフィックス ユースケース
add 新規に記事を作成したとき
update 記事を追記、更新したとき
style 記事の文体やマークダウンを修正したとき
fix 記事の誤字・脱字を修整したとき
publish 記事をZennに公開したとき
chore パッケージをアップデートしたとき

あまり多くても管理が大変だというのと、プレフィックスについて悩む時間を減らしたいと考えた結果、上記の6つになりました。

まとめ

コミットメッセージにプレフィックスをつけることでログを見直したときに変更点を把握しやすいと感じました。
今までの記事管理のコミットメッセージのルールが定まっておらず、毎回コミットメッセージが煩雑化してしまっていたため、今後見直して統一化できるようにしたいです。

調べる中でプレフィックスに絵文字を含め視覚的にわかりやすくするなど、工夫次第でかなり便利に活用できると感じました。
コミットメッセージには正解がないため、どのように運用するかを様々なリポジトリやドキュメントを見ながら吟味していくのも楽しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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