Unreal Engineが難しいと感じるあなたへ:初心者でもわかる克服ガイド
Unreal Engine(UE)は、ゲーム開発やアプリケーション制作において非常に強力なツールですが、多くの初心者が「難しい」と感じることが少なくありません。
実際、私もUnreal Engineに触れたときは秒で挫折しました。
理由としては以下です。
Unreal Engineはコードなしでゲームを作成できるツールであるので、
始める前に「自分でも簡単にできるかも」って期待しちゃうんですね。
それで、短期間で使いこなせるようになるだろうと、タカをくくった結果、
想像をはるかに超える難しさで、やる気を失ってしまった。
最初、私は上記の状態でした。
そこから「やってみる→挫折→やってみる」をとにかく繰り返し、
以下のように本を出せるまでに成長しました。
※ 前半部分の数万文字を無料で閲覧できるようにしています。
さて、私については紆余曲折ありましたが、
これからUnreal Engineを始める方に最初の関門である「むずかしさ」を克服するための具体的な方法を解説します。
Unreal Engineが難しいと感じる理由
Unreal Engineが難しいと感じる理由は、主に以下の3つに分類されます。
1. 複雑なインターフェース
UEのインターフェースは非常に多機能で、初心者には圧倒されることがあります。
シーン内のオブジェクトやマテリアル、ライティングなど、多くの要素を同時に管理する必要があるため、初めて触る人は圧倒されちゃいます。
実際、このような何でもいじれる無料ソフトって少ないですからね。
アクタの配置とかマテリアルとか、覚えることが多すぎます。
全部理解しないといけない!ってなると、急に難しく感じてしまうんです。
2. ブループリントの複雑さ
Unreal Engineでは、ブループリントを使用してゲームを作成します。
コードを書かずに直感操作でキャラクターや物体の動きを指示することができますが、
自分の頭で考えたことを実現するには基礎をマスターする必要があります。
ブループリントの基礎をマスターするには、かなり膨大な情報が必要なので、
日々、練習していかないと思い通りのゲームを作れません。
3. 大量の学習リソース
Unreal Engineは非常に多くの機能を持つため、学習リソースも豊富です。
しかし、どこから始めればよいのか、何を優先して学ぶべきかがわからず、
混乱してしまうことがあります。
特にUnreal Engineを開発したエピックゲームズが出しているチュートリアルについては、
動画の内容が英語であることに加え、日本語に翻訳されたチュートリアル用の文書も直訳過ぎて意味が分かりません。
私については、最初は日本語でUnreal Engineを学べるリソースが少なすぎて挫折しました。
役立つリソースと学習方法
Unreal Engineを効果的に学ぶためには、適切なリソースを選ぶことが重要です。
初心者におすすめの学習方法とリソースを紹介します。
1. オンラインコース
Udemyでは日本語のUnreal Engineの講座が増えています。
講座によってはとても丁寧に解説されたものもあり、全く知識が無い状態でも数時間学ぶことで、
Unreal Engineの一通りの操作方法をマスターすることができます。
私についても、以下のような講座を出しています。
初心者にとって何が分かりやすいかを突き詰めた講座なので、
以下のように高評価レビューもいただけました。
11時間とめっちゃ長いコースですが、Unreal Engineの基本は網羅しているので、
こちらから前半無料部分だけでも見てみてください。
2. YouTube
YouTubeにもUnreal Engineの解説動画が増えてきました。
数年前までは無料で閲覧できる動画がほとんどなかっただけに、
今はある程度の基本操作であればYouTubeでも十分学習可能かと思います。
難しさを乗り越えるための具体的なステップ
Unreal Engineの難しさを克服するためには、段階的に学び、実践することが重要です。
以下の具体的なステップを参考にしてみてください。
1. 基本操作をマスターする
まずはUnreal Engineの基本的な操作方法をマスターしましょう。
エディタのインターフェースや基本的なオブジェクトの配置、マテリアルの適用などを学びます。
上記は挫折しないために重要です。
ゲームをいきなり作成するのはハードルが高いのですが、
風景なら数日あればかなり立派なものが作成できます。
作成を繰り返して自信につなげていけば、挫折することがなくなります。
2. 様々な動画教材で学習してみる
Unreal Engineについては、継続していくことでどんどん覚えることができます。
目標については、自分で設定すると大変なので、
Udemyの講座を完走して、次の講座を受講する。といったように、
講座で解説する風景を確実に作成して、他の風景も作成していく。これを目標にしましょう。
最初は、自分で作成しようとしなくても良いです。
見様見真似で講座どおりに風景を作成していくと、自然に実力がアップしていきますよ。
Unreal Engineが難しいと感じるあなたへのまとめ
Unreal Engineは確かに難しいツールかもしれませんが、適切なリソースと学習方法を用いれば、誰でも習得できるものです。
複雑なインターフェースやプログラミングの壁を乗り越え、小さな成功体験を積むことで自信を持ち、さらにスキルを向上させていきましょう。
初心者の方も、このガイドを参考にしてUnreal Engineの魅力を感じ、自分のクリエイティブなプロジェクトに挑戦してみてください。
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