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【初心者でもできる】GoogleColaboratoryでStableDiffusionのWebUIを動かす
以前、こちらの記事で、GoogleColaboratory(以下、Googleコラボといいます)上でStableDiffusionを実装する方法についてご紹介しました。
正直、画像の精度はそれほど高くありませんでしたが、テキストを入れるだけで、AIが様々な画像を生成してくれることが大変驚きでした。
時は過ぎ、今(2023年5月時点)のStableDiffusionは、画像の精度が、ほぼ写真と言っていいくらい、かなり高くなっています。
また、Googleコラボを操作することに変わりはないのですが、プロンプト、画像サイズ、ステップ回数やseedなど画像生成にかかる条件設定の入力はWebUIを使って行うのが主流のようです。
ここでは、Googleコラボを使って、最新のStableDiffusionのWebUIを動かす方法について、ご紹介していきます。
プログラミングがほとんど不要なので、Python初心者でも簡単に実装できます。
★AUTOMATIC1111ファイルをダウンロード
- AUTOMATIC1111とは、StableDiffusionのWebUIパッケージになります。
- StableDiffusionをWebアプリケーションのように使うことができます。
- Githubから、AUTOMATIC1111を起動させるためのGoogleコラボファイルをダウンロードしてきます。
1. Githubにアクセスします
2. LastBenをクリックします
3. Googleコラボのファイルが現れますので、「ドライブにコピー」を押して、自分のGoogleドライブに保存します
★モデルのダウンロード
- 高精度な画像を生成するためには、生成したい領域に特化したモデルが必要です。
- civitaiというサイトには、特定の領域にかかる画像を学習させて構築されたモデルが多数、あります。
今回は、こちらのモデルをダウンロードしてみましょう
右上のDownloadボタンをクリックして、自分のGoogleドライブにモデルを保存します
★AUTOMATIC1111ファイルの実行
1. Googleドライブに保存しておいたAUTOMATIC1111ファイルを開きます。
2. ダウンロードしたモデルを読み込むために、Googleドライブをマウントしておきます
3. Model Downloadのセルで、さきほどダウンロードしたモデルが入っているパスを入れます
4.セルを上から順番に実行します
4.最後のStart Stable-Diffusionのセルを実行してしばらく待つと、Running on Public URLがでてきます。こちらをクリックします。(赤囲み部分です)
★WebUIを動かす
URLをクリックすると、WebUIが立ち上がります。
promptなど、画像生成の条件を入力して、createボタンを押してみましょう
ここでは酒場にいるキュートなスパイダーマンを出力してみました
さいごに
いかがでしたでしょうか。
様々なpromptを入力してみて、生成される画像がどう変わるか、いろいろ試していただければと思います。
こうやってWebUIをいじっていると、有益なpromptを生み出すpromptエンジニアが重宝される理由が分かる気がします。
ではまた😄
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