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GrafanaでGCPのリソースをモニタリングする

2024/01/04に公開

記事の内容

Grafanaを使って、GCPのCloudSQLのメモリ等のメトリクスをモニタリングする方法を解説します。

記事の長さ

1分で読めます

Grafanaをセットアップする

Grafanaのセットアップに関しては、以下の記事で解説しておりますので、参照ください。

https://zenn.dev/ring_belle/articles/grafana-cac-docker

GCP上にServiceAccountを作成する

GrafanaからGCPのリソースにアクセスするために、Grafanaで使用するServiceAccountを作成します。

GCPのリソースにアクセスするためには、monitoring/viewerRoleが必要になるため、アタッチした状態で作成します。

GCPのコンソール画面から、

  • Service Accountの作成
  • monitoring/viewerロールのアタッチ
  • Service Account Keyの作成とダウンロード

を行ってください。

Datasourcesを追加する

GCPのMonitoringのDatasourceをGrafanaに追加します。

apiVersion: 1

datasources:
  - name: Google Cloud Monitoring
    type: stackdriver
    access: proxy
    jsonData:
      tokenUri: https://oauth2.googleapis.com/token
      clientEmail: <Service Account ID>@<GCP Project ID>.iam.gserviceaccount.com
      authenticationType: jwt
      defaultProject: <GCP Project ID>
    secureJsonData:
      privateKey: |
        -----BEGIN PRIVATE KEY-----
        eIEvgIBAadfDANBgkqG9w0BAQEasFAAadsfSCBKgwggSkAoIBAQDK1imBasdJNQtb
        ...
        fJo12adsfafeadGNkD0OaasdfdsfBjUGJ
        -----END PRIVATE KEY-----

上記YamlファイルをDatasourcesディレクトリに追加することで、GCPのメトリクスを取得するためのDatasourceが追加できます。

Grafana上でDatasourceを確認する

Yamlファイルを無事反映できたら、Grafana上でDatasourceを確認します。

Grafana

このように、Google Cloud MonitoringのDatasourceが追加されています。

Dashboardを作成する

Google Cloud Monitoring用のDatasourceが追加できたので、そのデータソースからDashboardを作成します。

Google Cloud MonitoringはGrafanaがオフィシャルでサポートしているDatasourceのため、Dashboardのテンプレートがたくさん提供されています。

Grafana

DatasourceのページのDashboardのタブを選択すると、テンプレートからDashboardを作成することができます。

Dashboardを確認する

今回は、CloudSQL(MySQL)用のテンプレートからDashboardを作成しました。そのため、以下のようにMySQLのメトリクスが表示されるGrafana Dashboardを作ることができました。

Grafana

これで、GrafanaでGCPリソースのメトリクスを確認する実装が完了しました。

CloudSQL以外もGrafanaを使えば、様々なリソースを簡単にモニタリングできます。

note

勉強法やキャリア構築法など、エンジニアに役立つ記事をnoteで配信しています。

https://note.com/ring_belle/membership

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