📌

ESXi環境のCMLで外部接続をつくる

2022/08/13に公開

【背景】

CML(Cisco Modeling Labs)で外部からラボ上の各ノードにSSH等でアクセスする際は、External Connectorと呼ばれるノードを配置し、それを各ノードの管理用インタフェースと接続することになります。

この手順はユーザガイドに示されています。
https://developer.cisco.com/docs/modeling-labs/#!bridge-mode

以前構築したESXiホストにCMLをインストールした環境では、その前工程として以下の作業が発生しました。

さらに、CML 2.4.0では以下の作業も必要となりました。

以降はその記録となります。

【無差別モードの承諾】

  • CMLのVMに割り当てられたポートグループの設定を確認

  • vSwitchからの継承とする場合は、関連するvSwitchの設定を確認
    • 無差別モードを承諾に変更し、保存

【bridgeインタフェースの編集】

  • CMLのWeb consoleにログイン
    • https://{CMLのIPアドレス}:9090/
    • ユーザ名:"sysadmin"
    • パスワード:インストール時に指定した文字列

  • メニューからネットワーキングを選択した後にbridge0を押下
    • この時、管理用IPアドレスが設定されているインタフェースを確認

  • ポートの+を押下し、先ほど確認したインタフェースを選択
    • ここでは"ens160"

  • bridge0に管理用IPアドレスが割り当てられていることを確認

必要な設定は以上でした。

【補足など】

ハイパーバイザがネスト構成になっている場合は、通信が経由する全てのvNIC/vSwitch対して、無差別モード(promiscuous mode)が承諾(accept)される必要があることになります

Discussion