GoogleDomainからCloudflare Registrarへ移管メモ
Google Domainがサービス終了するってことで、重い腰をあげて移管手続きをしてみたメモ
主な作業。
- ネームサーバを変更する:Vercel -> Cloudflare
- 移管手続きをする:Google Domain -> Cloudflare Registrar
.dev のレジストラは Google Domainだったが、ネームサーバはVercrelにしていた。
移管先となる Cloudflare Registrar に登録したドメインは、Cloudflareのネームサーバ以外は利用できないようです。そのため、VercelからCloudflareにネームサーバを変更する必要がでてきた。
Cloudflareで登録されたドメインは、当社のネームサーバー以外を利用することはできません。
移行の参考記事
Cloudflare Registrar移管申請する前にやっておくこと
Cloudflare Registrarの条件
- 過去60日以内に移管されていないこと
- Cloudflare Registrarでは、移管後のネームサーバはCloudflare DNS以外に変更できない
今回移管に当たって、VercelだろうがGoogleDomainでも設定しているネームサーバはCloudflare DNSにネームサーバを先に変える必要があります。
ちなみにカスタムネームサーバは、ビジネスプラン以上であれば設定できるようです。
カスタム ネームサーバー
カスタム ネームサーバーを使用すると、割り当てられた Cloudflare ネームサーバーの代わりに、一意の専用ネームサーバーを作成できます。カスタム ネームサーバーの使用に切り替えるには、ネームサーバーをここで作成し、レジストラにグルー レコードとして追加します。
まずは、移管前にネームサーバを Cloudflare Registrar に立てるところから始めていきます。
手順
- Cloudflare Registrar 上のダッシュボードからサイトの追加をクリック
- 移管するドメインを追加する
- プランは Free(プランは個人なのでFree)
- 登録すると自動的にDNSレコードが追加される。問題なければ続行
- ネームサーバの変更画面になるため、Cloudflareのネームサーバをコピーしておく
- チェックはこのタイミングで行わず、GoogleDomain画面に切り替えする
- GoogleDomainのDNSにある
カスタムネームサーバ
をクリック - ネームサーバの管理をクリック(ボタンっぽくないから気づきにくい)
- 取得したCloudflareのネームサーバに変更し保存
- 保存すると画面上部にメッセージがでてくるので、
これらの設定に切り替える
をクリック - ネームサーバ変更後、Cloudflareからメールが届く(1時間以内に届いた)
- Whois情報を確認
NS ***.ns.cloudflare.com
NS ***.ns.cloudflare.com
Vercel側の対応
今回、GoogleDomainからVercelのネームサーバだったのでVercelが定義してたネームサーバがあったので、このあたりの設定は不要なので削除する対応を行った。
リダイレクトループされる
設定したDNSが原因だったのかなと思ってて削除したが、ブラウザで叩いてもずっとリダイレクトループされる感じで一向に変わる気配がないと気づく。。
この原因がVercelなのかCloudflareなのかわからずとりあえずググった
原因はこちらでした。問題はCloudflareの設定でした。
- SSL/TLS暗号化モードをフルに設定する
公式のトラベルシューティングに書いてました。
ダッシュボードでSSL/TLSの設定をフルに変更して解消させました。
現在Flexibleに設定されている場合、オリジンWebサーバーに設定済みのSSL証明書がある場合、Fullに更新します。
参考記事は色々かいてましたが、私の環境下だったら上記だけでリダイレクトループは解消されました。
SSL証明まわりなのかな。他のホスティングサービスでも起きそうな予感。
上記の対応で無事にネームサーバ書き換わって、アプリケーションの参照ができるようになった。
ドメイン移管
ネームサーバのほうでハマったが、ドメイン移管は一瞬で終わった。