Dynamic Placeholers で Raycast の力を引き出す 🏋🏻 🔥
みなさん、Raycast使っていますか 🙌
きっと、この記事を読んでいる方のなかには
すでにRaycastを使っている方が多くいらっしゃると思います!
では「Dynamic Placeholers」は使ったことがありますでしょうか 🤚
??(なんだそれ...🤔)
と思われた、そこのあなたにRaycastをより一層便利に使えるTipsをご共有できればと思います!
まだRaycastを使ったことがないという方は続く機能をご覧になってみて興味が湧いたら、ぜひInstallしてみてください❤️🔥
Dynamic Placeholders とは?
You can make your snippets and AI commands dynamic with placeholders.
訳すると、「SnippetsやAICommandsをプレースホルダーで動的にすることができます。」となります。軽くご説明するとSnippetsやAICommand機能を使う際に、その機能を呼び出した時の引数を利用して、動的に値を変更して、文字列を出力、Promptを作成することができます。
...が、これでは、いまいちイメージが湧きづらいと思いますので、具体例を交えて活用例をご紹介できればと思います。
Date
この機能を使えば、実行時の現在の日付を表示することができます📆
たとえば、以下のようSnippetsを設定すると/date
を入力すると今日の日付(2024/12/14)を表示することができます。
日付のフォーマットについては、細かく設定することが可能です。詳しくはこちらからご確認ください。
また offset を設定することができ、{date offset="+ 2d"}
を設定すれば、2日後の日付をplanceholder に引き渡すことが可能です!
Browser Tab Format
これは開いているブラウザのタブのコンテンツをMarkdown形式に変換して、引数に引き渡すことができる機能となっています。たとえば、AICommands以下のように設定すると、開いているブラウザのタブの要約を日本語で行うことができます🇯🇵
他にも以下のようにフォーマットを指定することで text や HTML に変換することが可能です!
■ 設定例
{browser-tab format="markdown"}
- markdown
{browser-tab format="text"}
- スタイルなしのテキスト
{browser-tab format="html"}
- HTML
Argument Default Value & Argument Options
最後に個人的にイチオシの機能です⭐
これを使うことでSnippetsやAICommandsにデフォルトの値と選択肢を設定することができます。
この機能を利用して、わたしはConventional Commitsに従った commit message の作成に使っています!
/cm
で呼び出すと、選択肢に設定したものがプルダウンメニューで表示され選択できるようになります。
ほかにもstagingとdevelopment, production で異なるScriptごとのSnippetsを作成したりしています。
終わりに
「Dynamic Placeholders」についてご紹介しました。
ここではご紹介できていない機能もあるので、もしご興味がありましたら色々試してみてください!
この機能がみなさんのRaycastライフをより快適なものにするお手伝いになれば幸いです!🙌🏻
最近リリースされた「Raycast Notes」についても紹介しているので、ぜひご確認ください。
もちろんこの記事の下書きもRaycast Notesで作成しました!
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この記事はRaycast Advent Calendar 2024の一環として投稿しました🎄
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