Raycast Notes がキタ ！！
実はこれまでもRaycastには「Floating Notes」という純正のメモアプリがありました。
これは非常にシンプルなノートアプリで、他のデスクトップアプリよりも前面に表示されるため、常に画面に表示しておきたいものなどを記載する用途に適してました。
ちょっとしたメモを一時的に残す分には十分な機能でしたが、Markdown記法には対応していなかったため表現に少し不自由さを感じたり、用途別に複数保存したり、保存したノートを検索することはできなかったため、Obsidian、Notion、Apple Notes などのノートアプリの自由度と比べると機能的に不足する部分がありました。
しかし、遂にRaycastからもMarkdown、検索、複数作成に対応したノートアプリがリリースされました 🎉
Raycast Notes
この記事では、そんなRaycastユーザー待望？の 「Raycast Notes」 についてご紹介します。
公式Youtubeで公開されたPVはアプリケーションを使う高揚感、ワクワクを感覚的に訴えるCoolなものになっているため、ぜひご覧ください 📺
機能
「Raycast Notes」 を使う上で必須となるノートの作成、削除、検索、そしてmarkdown での記法についてご紹介します。
ノートの作成、削除、検索
まず、Raycastを起動して 「Raycast Notes」 を選択するとアプリが起動します。
ショートカットの割り当て（⌥+N）がデフォルトで設定されており、ショートカットからの起動も当然できます！
⌘ + Nでノートを新規作成、作成したノートは ⌘ + X で削除できます。
気になるノート作成数ですが、無料版では5つまでしか作成することができない点にご注意ください。Proになれば無制限になるそうです（参考）。
⌘ + Pで作成したノートを検索でき、よく使うノートは、⌘+Shift+Pでピン留め（同じコマンドを実行でピン留め解除）ができます。
Markdown
今回のアップデートのメインであるMarkdownについて説明します！
テーブルや画像など一部対応していないものもありますが、基本的なMarkdownは記述することが可能です。
Inline
インライン要素としては基本的なMarkdownの記法に対応しています。
Inline
Block
ノートの横幅いっぱいに広がるBlock要素には、Code Block（コードブロック）、Blockquote（引用）があります。
Block
List
リストは、番号付き、番号なし、チェックボックスの3種類に対応しています。また、チェックボックスを直接クリックすることでチェックすることも可能ですが、該当するチェックボックスの行にカーソルが当たっている状態で ⌘ + Enterでチェックをすることも可能です！
List
小さな気遣い
機能というまでではないですが、ノートを書く体験をよりよくする工夫があったので2つご紹介させてください。
① URLコピーサポート
URLのカーソルを当てるとボードのアイコンとペンのアイコンが表示されます。
ボードのアイコンをクリックでURLのクリップボードへのコピーができ、ペンをクリックすることでURLを編集することが可能です。この機能により、URLに関連した操作をスムーズに行うことができます。
URL Copy
② 「Autoresize」ノートサイズの自動調整
ノートのサイズはノート画面下部にカーソルを合わせたときに表示される「Autoresize」をクリックすることで、書いた内容の量に合わせてノートの大きさが変化するようになります。これにより表示領域がWindowの最小限に止めることができるためほかの作業の邪魔になりにくくなります。
Autoresize
最後に
「Raycast Notes」 について基本的な使い方をご紹介しました。
これまでの「floating notes」から大幅な機能強化がされ、ノートアプリとしての使いやすさが大幅に改善されたと思います。この記事の内容を読んでみなさんのRaycast Lifeがより良いものになりますと嬉しいです！
他にもQuickLinksの設定や、Deeplinkのコピー、Exportなどここでは紹介できていない機能があるためぜひ、ご自身で触ってみてください🙌
突然ですが、Raycastの日本のコミュニティ（X,Slack）を立ち上げました🔥
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参考URL
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