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~/.gitignore_global を指定するのをやめ、デフォルトの置き場に置こう
Gitで全てのリポジトリのignore指定を ~/.gitignore_global
に置いている例はよく見られます。実際、この名前はGitが公式で公開している本 (Pro Git 2) (→日本語版) でも言及されています。
このような設定を行うには、グローバルな
.gitignore
のようなファイルが必要です。~/.gitignore_global
ファイルへ次の内容を書き込んで、 (...)
ところがこれはややミスリーディングです。この部分は core.excludesfile
自体の説明にほかならないのでわざわざ設定を書き換えていますが、実はデフォルト値があります。これは gitignoreのマニュアル で説明されています。
Its default value is $XDG_CONFIG_HOME/git/ignore. If $XDG_CONFIG_HOME is either not set or empty, $HOME/.config/git/ignore is used instead.
つまりざっくり言うと ~/.config/git/ignore
がデフォルトです。デフォルトのほうが考えることも設定の手間も少ないですし、ホームディレクトリ直下を汚染しないという点でもオススメです。
Discussion
大変参考になる記事をありがとうございます。こちらの記事を手がかりに公式ドキュメントを読むと
.gitignore
の他に.gitconfig
、.git-credentials
も~/.config/git/
以下にあるファイルをデフォルトで読むことがわかりました。