Claude CodeをAWS Bedrockと組み合わせて使う
はじめに
プログデンスの圓佛です。Claude Codeはターミナル内で動作し、自然言語でコマンドを入力することでアプリケーション開発できるツールです。現在はClaude Code for VSCodeもリリースされており、VSCodeへ統合することも可能になっています。Claude CodeはAWS Bedrockとも連携できます。今回はClaude Codeをインストールし、AWS BedrockのClaude Sonnet 4をターミナル内で利用する方法を説明します。
BedrockでClaudeを有効化する
事前にAWS Bedrock で基盤モデルを有効化するの手順に従ってClaudeを有効化しておきます。また、アクセスキー・シークレットキーを使ってAWS Bedrockを利用する場合も、先の記事に従ってIAMの権限設定などを実施しておきます。
Claude Codeのインストール
Claude Codeはnpmで簡単にインストールできます。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
現時点ではバージョン1.0.34がインストールされました。
% claude --version
1.0.34 (Claude Code)
Claude Codeの初期設定
Claude Code設定に書かれていますが、Claude Codeの設定ファイルは~/.claude/settings.json
です。今回は以下のように設定しました。Bedrockを利用する為にCLAUDE_CODE_USE_BEDROCK=1
を設定し、利用したい基盤モデルを設定します。
{
"permissions": {
"allow": ["Bash(npm run lint)", "Bash(npm run test:*)", "Read(~/.zshrc)"],
"deny": ["Bash(curl:*)"]
},
"env": {
"CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK": "1",
"ANTHROPIC_MODEL": "us.anthropic.claude-sonnet-4-20250514-v1:0",
"ANTHROPIC_SMALL_FAST_MODEL": "us.anthropic.claude-3-5-haiku-20241022-v1:0"
}
}
ANTHROPIC_MODEL
とANTHROPIC_SMALL_FAST_MODEL
については以下のように説明されています。
変数 | 目的 |
---|---|
ANTHROPIC_MODEL |
使用するカスタムモデルの名前 |
ANTHROPIC_SMALL_FAST_MODEL |
バックグラウンドタスク用のHaikuクラスモデルの名前 |
Claude Codeの初回起動
ターミナルからclaude
と入力するとClaude Codeが起動します。初回起動時は以下の画面になりました。テーマを選択するように促されますので、好みのテーマを選択して次へ進みます。
セキュリティ上の注意点が表示されます。ENTER
を押して次へ進みます。
ターミナルの推奨設定を利用するか、確認されます。今回は1. YES, use recommended settings
を選択して次へ進みます。
作業フォルダを信用するか、確認されます。今回は1. Yes, proceed
を選択して次へ進みます。
これで初回起動時の設定は完了です。
Claude Codeを利用する
Claude Codeは基本的に画面下部の入力欄へメッセージを入力して操作します。とりあえず「このプロジェクトは何をしますか?」と入力してみます。
少し待った後、Claude Codeが作業ディレクトリを解析した結果を表示してくれました。
特殊コマンドはスラッシュに続けて入力します。/
に続けて文字を入力すると、どんどん候補が絞られていきます。
例えば料金や実行時間を確認するには/cost
コマンドを実行します。
Claude Codeを終了するには/exit
コマンドを実行します。