Chapter 07無料公開

Visual Studio 2022のセットアップ

ポジTA
ポジTA
2024.08.08に更新

Unreal Engine用にVisual Studioをセットアップ

Unreal Engine 5.2以降は「VS 2022」がデフォルトと書かれているのでVS2022を使用します。

公式ドキュメントにVisual Studioの設定手順が公開されています。

https://dev.epicgames.com/documentation/ja-jp/unreal-engine/setting-up-visual-studio-development-environment-for-cplusplus-projects-in-unreal-engine?application_version=5.4

Visual Studioのライセンスについて

Visual Studio Communityのライセンスは以下のページから確認できます。

https://visualstudio.microsoft.com/ja/license-terms/vs2022-ga-community/

無料で利用ができる条件

  • アプリケーションを開発する個人開発者であること
  • Open Source Initiative(OSI)認定オープンソース ソフトウェア ライセンスに基づいてリリースされるアプリケーションを開発およびテスト
  • 非エンタープライズ組織であること
    • PC 250第未満もしくは250人未満の組織
    • 年間収入が100万USドル以下の組織
  • 5ユーザー以内であること
  • オンラインまたは対面の教室によるトレーニングおよび教育の一環として
  • 委託開発での利用が無いこと

無料の条件に合わない場合はVisual Studio Professionalの購入してください。

https://visualstudio.microsoft.com/ja/vs/professional/

Visual Studioのインストール

Visual Studioを公式ページからダウンロードします。

https://visualstudio.microsoft.com/ja/

「Visual Studioのダウンロード」をクリックします。

ダウンロードしたインストーラーを実行します。

インストーラーが起動するので、「続行(O)」をクリックします。

インストールが開始します。

Visual Studio Installerが立ち上がります。
以下の項目のチェックを有効にします。

  • .NET デスクトップ開発
  • C++によるデスクトップ開発
  • Windows アプリケーション開発
  • C++ によるゲーム開発

「C++によるゲーム開発」にはUnreal Engineに関連する項目が存在します。
以下の項目のチェックを有効にします。

  • Unreal Engine関連のライブラリー
  • Windows 11 SDKの最新バージョン(Windows 10を使用している場合は、Windows 10 SDKの最新バージョン)

英語UIで開発していきたい人は、言語パックの「日本語」を無効にし、「英語」のみを有効にします。
筆者は検索時に英語の方が見つかりやすいので英語UIを使って開発しています。この本も英語UIでVisual Studioの操作します。

Visual Studioを日本語のUIで開発したい方はこちらの記事を参考にしてください。
https://blog.siliconstudio.co.jp/2021/02/606/

英語と日本語が有効になっていると、ファイルの文字コードをShift-JISで作成してしまいます。
UnrealEngineは文字コードをUTF-8で処理するので、UE5側でコンパイルをした際に、エラーログにエラーが表示されますが、文字化けしてしまいます。

「インストール」をクリックします。

Visual Studio 2022のインストールが開始されます。

Visual Studioの初回起動時はログインする

インストール完了後にVisual Studioが起動します。

Visual Studioが初回起動時にはアカウントが求められます。
アカウントを持っていない場合は「Create an account」からアカウントを作成し、すでにある場合は「Sign in」を選択します。
「Skip this for now」でアカウントの作成を後回しにできます。

サインインできたら、Visual Studioのthemeを選択します。
「Start Visual Studio」をクリックします。

デバッグに必要なエディタシンボルがインストールされているか確認する

デバッグに必要なエディタシンボルが入っているか確認しましょう。
EpicGamesLauncherの起動横の▼>オプションから確認できます。

デバッグに必要なエディタシンボルが入っていなかったら追加しましょう。

C++プロジェクトを作成し、使用するエディタをVisual Studio 2022に設定する

Unreal Engineを起動します。

C++プロジェクトを作成し、使用するエディタを「Visual Studio 2022」に設定します。
「First Person」テンプレートのC++プロジェクトを作成します。

プロパティ 設定
カテゴリ Games
テンプレート First Person
C++ or BP C++
StarterContents なし
プロジェクト名 UE5_VS

C++を書いていくエディタを「Visual Studio 2022」に設定します。
「Editor Preferences...」を開きます。

「Souce Code」カテゴリの「Source Code Editor」から「Visual Studio 2022」を選択します。

プロジェクトを再起動すると設定が反映されます。

Visual Studioでのソリューションファイルを更新します。

Visual Studio 2022でプロジェクトを開きます。

Visual Studio 2022でC++のソースコードが編集できるようになります。

開発に必要なツールを追加でインストール

Solution Explorerに開発で必要なSDKのInstallを促す警告がでていたら「Install」をクリックします。

Visual Studio Installerが立ち上がり、「インストール(I)」をクリックします。
開発に必要なツールを追加でインストールします。

インストールが始まります。

インストールが完了したら「閉じる(C)」をクリックします。

Visual Studioの推奨の設定

公式ドキュメントで推奨されている設定の手順です。

「Solusion Configurations」の幅を広くする

「Solusion Configurations」の幅を広くします。

「Commands」タブを選択します。
Toolbarを「Standard」に変更します。
Solution Configurationsを選択し、「Modify Selection」をクリックします。

Widthを「200」に設定します。

「Solusion Configurations」の一覧が見やすくなります。

「エラーリスト」を非表示にする

通常、コードにエラーがあると エラー リスト(Error List) ウィンドウが自動的にポップアップします。しかし、UE の作業中に誤ったエラー情報が エラー リスト ウィンドウに表示され場合があります。UE で作業する際は、この エラー リスト ウィンドウをオフにして、出力 (Output) ウィンドウを使用して実際のコード エラーを確認することを推奨します。エラー リスト ウィンドウをオフにするには、次の手順に従ってください。
引用:Unreal Engine 用に Visual Studio をセットアップする。

Projects and Solutions > Generalの[Always show error list if build finishes with error (ビルドがエラーで終わった場合、常にエラー リストを表示する)]をオフに設定します。

出力 (Output) ウィンドウを使用して実際のコード エラーを確認することを推奨されています。

Visual Studio 2022側で、Build > Build Solutionを行うと、Outputウィンドウにエラー内容が表示されます。エラーの行をダブルクリックするとエラーの箇所に移動します。

その他の公式ドキュメントで紹介されている設定

「非アクティブなブロックを表示」をオフにする

コードの一部がグレーアウトされないようにする設定です。

• [Show Inactive Blocks (非アクティブなブロックを表示)] をオフにします。このオプションをオンにすると、コードの一部がテキスト エディタでグレーアウトされる場合があります。設定をオフにするには、[Tools (ツール)] > [Options (オプション)] > [Text Editor (テキスト エディタ)] > [C/C++] > [View (表示)] の順に選択します。

「外部依存関係フォルダを無効にする」をオンにする

外部依存関係フォルダの無効化にする設定です。
ソリューションエクスプローラで不要なフォルダを非表示にします。

• [Disable External Dependencies Folders (外部依存関係フォルダを無効にする)] を True に設定して、[Solution Explorer (ソリューション エクスプローラー)] で不要なフォルダを非表示にします。[Disable External Dependencies Folders (外部依存関係フォルダを無効にする)] は [Tools (ツール)] > [Options (オプション)] > [Text Editor (テキスト エディタ)] > [C/C++] > [Advanced (詳細設定)] にあります。

Debug時の「Enable Hot Reload」の設定について

「Enable Hot Reload」に項目名が変更になっています。
「debug時にHot Reloadをできる設定にするかどうか」なので、ONのままでも問題ないです。

• 必要がなければ [Edit & Continue (編集して続行)] 機能をオフにします。[Tools (ツール)] > [Options (オプション)] > [Debugging (デバッグ)] > [Edit & Continue (編集して続行)] を選択します。

項目名が変わる前の項目名に「Edit and Continue」が含まれていました。

• Enable Hot Reload and Edit and Continue when debugging. Enables Hot Reload when starting with the debugger attached (F5).

https://learn.microsoft.com/en-us/visualstudio/debugger/how-to-enable-and-disable-edit-and-continue?view=vs-2022

「IntelliSense」の設定について

Visual Studionの自動入力補間機能である「IntelliSense」の設定をオン/オフ設定する項目です。

[IntelliSense] をオンにします。

以下のオプションでオンに設定できます。

Text Editor > C/C++ > Advanced > Disable IntelliSenseを「False」

参照URL

https://dev.epicgames.com/documentation/ja-jp/unreal-engine/setting-up-visual-studio-development-environment-for-cplusplus-projects-in-unreal-engine?application_version=5.4

https://visualstudio.microsoft.com/ja/license-terms/vs2022-ga-community/

https://visualstudio.microsoft.com/ja/vs/professional/

https://visualstudio.microsoft.com/ja/

https://blog.siliconstudio.co.jp/2021/02/606/

https://learn.microsoft.com/en-us/visualstudio/debugger/how-to-enable-and-disable-edit-and-continue?view=vs-2022