バージョンアップについて
Unreal Engineは年間で2~3バージョンがアップします。
バージョンアップではUIが変わり手順の画像とは違う文字になったり、アイコンの場所が変わります。
本の画像がバージョンアップに追いついていないことがあります。
このページでは本に影響があるバージョンアップによる変更点をまとめています。
ロードマップ
バージョンごとの追加機能はロードマップを確認するのが分かりやすいです。
UE4からUE5へ移行する
公式ドキュメントにUE5への移行するための情報が公開されているので是非ご一読をしてください。
UE5 5.5.0(2024/11/13)
5.5のリリースノート
Unreal Senseiの5.5解説
Simulateボタン
Editor編集中に「Simulate」ボタンが追加されました。
PIE実行時には「Detach」できるボタンが今までと同様に表示されます。
MarketPlaceからFabへ
「MarketPlace」から「Fab」へ移行したため、ContentsBrowserに「Fab」ボタンが追加されました。
「Fab」ボタンをクリックすると「Fab」を閲覧できます。
外部ファイル(FBX)のインポート
FBXをインポートした際に表示されるダイアログが「FBX Import Options」から「ImportContent」に変更されました。
UE5 5.4.0(2024/4/24)
5.4のリリースノート
Unreal Senseiの5.4解説
Unreal Fest 2023(2023/10/27)
Unreal FestでUE5.3までの更新内容についての講演がありました。
これまでのUE5の機能についての説明が分かりやすく解説されています。
UE5 5.3.0(2023/9/6)
5.3のリリースノート
Unreal Senseiの5.3解説
UE5 5.2.0(2022/5/12)
5.2のリリースノート
Unreal Senseiの5.2解説
Visual Studio 2022が推奨になる
Unreal Engine のコンパイルにおいて、Visual Studio 2022 がデフォルトの Visual Studio バージョンとなりました。
推奨される Visual Studio 2022 (VS2022) と Microsoft Visual C++ (MSVC) のバージョンは次のとおりです。
- VS2022:17.4.x 以降
- MSVC:14.34.31933
EditorのUI変更点
新規Asset作成メニューに変更がありました。
- 「Niagara System」のアイコンが変更されました
- 「Sound」カテゴリが「Audio」カテゴリに変更されました
- 「Preset」カテゴリが追加されました
画面右下にTraceメニューが追加されました。
Traceメニューでは実行状況の処理負荷を解析できます。
「Button」WidgetのIs Variableについて
5.2.0から「Button」は「Is Variable」が無効になっています。
Eventカテゴリを表示するには「Is Variable」を有効にします。
UE5 5.1.0(2022/11/16)
UE5が出てから始めてバージョンがアップしました。
大きな目玉な機能が出たわけではなく、UE5から追加された新機能のバージョンアップといった内容でした。
この本の内容だと、Blueprint Header ToolやBlueprintごとに名前空間が使える更新が役に立ちそうです。
5.1のリリースノート
Unreal Senseiの5.2解説
UIの変更点
・Compileボタン、Saveボタンの位置が入れ替わりました。
UE5.1から
C++ Header Preview
「C++ Header Preview」でBlueprintの中身をC++で書く時に参考できるHeader情報を表示できるようになりました。
非推奨になった関数
Conv_FloatToStringが非推奨になったので、Conv_DoubleToStringが使用されるようになりました。
UE5.1以降はEnhancedInputの仕様が推奨
UE5.1からProjectSettingsでInput設定をするのではなく、EnhancedInputを使用することが推奨されました。
EnhancedInputの使用方法については「バージョンアップ対応」で追記しました。
UE5 5.0.0(2022/4/6)
UE5の正式版が使用できるようになりました。
リリースノートが公開されているので一読しましょう。
UE5 Preivew 2
2022/2/23にUE5 Preview 2が使用できるようになりました。
Preview1から変更点があるので、正式版まで変更がありそうです。
BasicレベルのFloorの形状やMaterialが変更されました。
レベルの選択画面の並び順が変わりました。
Preview1で[Real]型になりましたが、Preview2で[Float]型に戻りました。
UE5 Preivew 1
2022/2/23にUE5 Preview 1が使用できるようになりました。
UE5の正式版に近づきました。
Editorのメニュー、ツールバーに変更がありました。
Contents Browserのフォルダが[All]フォルダから開始するようになりました。
選択した時の色が濃い青になりました。
アイコンが変わっています。
複製(Duplicate)のショートカットが「Ctrl + D」に変更されました。
BlueprintのFloat型の表示がReal型に変わりました。
これはFloat型に戻るのではないかと思いますが、Real型で学習できるように画像を編集します。
PrintStringノードのInputピンに[Key]が追加されました。
[Key]を設定しておくと、同じ[Key]のPrintStringは1つしか出力されなくなります。
[Key]を設定したPrintStringが表示されている間に同じ[Key]の設定をしたPrintStringが呼ばれると、メッセージが上書きされます。
UE5 Preview 1ではLiveCodingが有効になっているので、Editorを開いている状態でBuildすると、UnrealBuildToolsがエラーになります。
Editorを開いている状態では、[Ctrl + Alt + F11]を押すことでEditor上のコンパイルを実行できます。
UE5のLevelEditor右下の小さいアイコンがC++のソースコードをコンパイルするボタンなので、アイコンをクリックするとコンパイルが実行されます。
「Live coding succeeded」が表示されればコンパイル成功です。
列挙型(Enumeration)エディタのUIが変わりました。
構造体(Structure)エディタのUIが変わりました。
UE5 Preview 1から変数の設定、Default Valueの設定でタブが分かれました。