【マインクラフト教育版】 はじめてのプログラミング 1.4 ストラクチャーブロックを使ってみよう
はじめに
- 目的(もくてき)
- この記事(きじ)の目的(もくてき)は、マインクラフトビルダーを使ったプログラミングの方法を学ぶことです。
- 小学生を対象(対象)にしています。
- 実際(じっさい)にみんなで集(あつ)まって、読みながら進めるようにしています。
- マインクラフト教育版(きょういくばん)を使います。
バージョン
この記事を書いた時点でのマインクラフトのバージョンは以下のとおりです。
- Microsoft MakeCode for Minecraftのバージョン: 1.7.28
- Microsoft MakeCodeのバージョン: 9.2.8
- Minecraftのバージョン: v1.20.12
この節でやること
この節では、ストラクチャーブロックを使ってみます。
-
ストラクチャーブロックは、いちど作った建物(たてもの)を保存したり、ほかの場所に同じものを作ることができるブロックです。

ストラクチャーブロック。
この節では以下のことを実際(じっさい)にやってみます。 - まず、ストラクチャーブロックを使って、ストラクチャーの保存と呼び出し(ロード)をします。
- 次に、自分の部屋ににつくりかえた
じぶんだけのかんたんないえを作ります。ストラクチャーブロックを使ってじぶんだけのかんたんないえの保存と呼び出し(ロード)をします。 - 最後に、
ストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンを作って、二(ふた)つのじぶんだけのかんたんないえを切り替えるボタンを作ります。
準備
ワールドを作る
新しいワールドを作りましょう。
今回は、フラットのワールドを作ってみます。
作ったワールドで、プログラムを試してみます。
- クリエイティブ
- フラット
- 座標(ざひょう)を表示(ひょうじ)
- 常(つね)に昼間(ひるま)
ストラクチャーブロックを使ってみる
ストラクチャーブロックを手に入れる
まずは、ストラクチャーブロックを準備しましょう。この作業はコードビルダーを使いません。
-
Tキーを押してチャットコマンド画面を開く。 -
/give @s structure_blockと入力する-
/give... ブロックを取得するコマンド -
@s... 自分(self)が取得する -
structure_block... ストラクチャーブロック(structure block)を取得する

チャットコマンド画面
-
-
Enterを押す。 -
自分の持ち物にストラクチャーブロックが追加されているのを確認する。

持ち物にストラクチャーブロックが追加されている
ストラクチャーブロックを置く
ストラクチャーブロックを使ってみましょう。
-
好きなブロックを好きなように置いてみる。たとえば長さ5くらいになるように置く。

鉄ブロッック を置いた -
置いたブロックの端(はし)にストラクチャーブロックを置く。

ストラクチャーブロックを置いたとき表示される白い枠。鉄ブロックが大体おさまるように置く
ストラクチャーブロックの使い方
ストラクチャーブロックを左クリックして、ストラクチャー操作(そうさ)画面を開きます。

ストラクチャーの操作(そうさ)画面
ストラクチャーブロックの使い方は以下の通りです。
| 名前 | 説明 |
|---|---|
| モード | ストラクチャーブロックのモードを保存かロード(読み込み)から選びます。今回、他のモードは使いません |
| ストラクチャーの名前 | ストラクチャーに名前をつけることができます |
| サイズ | ストラクチャーの箱の大きさを決めます。X(よこ),Y(高さ),Z(おくゆき)に対応しています。 |
| オフセット | ストラクチャーの箱の位置を決めます。 |
| ストラクチャーの確認(かくにん)画面 | 保存(ロード)しようとしているストラクチャーを確認できます |
| 保存ボタン | 実際に保存(ロード)します。 |
- 違う角度から見たい場合は、マウスで自由にドラッグ&ドロップして、視点(してん)を変える。

マウスで自由にドラッグ&ドロップして、視点(してん)を変える
ストラクチャーを保存する
ストラクチャーを保存してみます。
-
サイズの
Z(おくゆき)を6にする。ストラクチャーの箱が大きくなることを確認する。

サイズのZ(おくゆき)が5になっている

サイズのZ(おくゆき)を6にした -
保存したいブロックがストラクチャーの箱におさまらない場合、おさまるようにサイズとオフセットを調整(ちょうせい)する。
-
ストラクチャー名をtest(ほかの好きな名前でもいいです)に変える。

-
保存ボタンを押してストラクチャーを保存する。

ストラクチャーを保存することができました!
ストラクチャーを呼び出す
保存したブロックを他の場所に呼び出してみます。
-
広い場所に行き、ストラクチャーブロックを置く。

ストラクチャーブロックを置いた -
ストラクチャーブロックを左クリックして、ストラクチャー操作(そうさ)画面を開く。

ストラクチャー操作(そうさ)画面 -
モードを
ロードに設定する。

モードをロードに設定した -
ストラクチャー名を
mystructure:testにする。(testは保存の時に決めた名前)

ストラクチャー名をmystructure:testにした -
ロードボタンを押す。

-
さきほど保存したストラクチャーが呼び出されていることを確認する。

ストラクチャーを呼び出した。
ストラクチャーを保存して、別(べつ)の場所に呼び出す(ロードする)ことができました!
じぶんだけのかんたんないえを呼び出す
この節(せつ)では、かんたんないえを作ります。その後、ストラクチャーブロックを使ってこれを保存して、別(べつ)の場所に呼び出してみます。
じぶんだけのかんたんないえを作る
かんたんないえを作ります。
はじめてのプログラミング 1.1 かんたんな家 をつくろうではかんたんな家をプログラミングして作ってみました。
-
かんたんないえをつくるプログラム。同じプログラム(house)を作ってみる。

かんたんないえをつくるプログラム -
かんたんないえを建(た)てる。Tキーを押してチャット画面を開き、houseと入力する。

かんたんないえを建てた -
かんたんないえに自分だけの部屋を作り、じぶんだけのかんたんないえにする。たとえばベッドを置いてみる。

ベッドを置いてみた
じぶんだけのかんたんないえを保存(ほぞん)する
自分だけの部屋を作ったじぶんだけのかんたんないえを、ストラクチャーブロックで保存してみましょう
-
ストラクチャーブロックを置く。

ストラクチャーブロックを置いた。 -
ストラクチャーブロックを左クリックして、ストラクチャー操作(そうさ)画面を開く。

ストラクチャー操作(そうさ)画面 -
つくった家(いえ)が範囲(はんい)に収(おさ)まるように、サイズとオフセットを変える。

範囲(はんい)に収(おさ)まるようにサイズを変えた -
ストラクチャー名に
houseと入力する。

ストラクチャー名にhouseと入力した
-
保存(ほぞん)ボタンを押してストラクチャーを保存する

保存ボタンを押す。
自分だけの部屋を作ったじぶんだけのかんたんないえを、ストラクチャーブロックで保存できました!
じぶんだけのかんたんないえを呼び出す
保存したじぶんだけのかんたんないえをストラクチャーブロックで呼び出してみましょう。
-
広い場所に行き、ストラクチャーブロックを置く。

ストラクチャーブロックを置いた -
ストラクチャーブロックを左クリックして、ストラクチャー操作(そうさ)画面を開く。

ストラクチャー操作(そうさ)画面 -
モードを
ロードに設定する。

モードをロードに設定した -
ストラクチャー名を
houseにする。(houseは保存の時に決めた名前。)

ストラクチャー名をhouseにした。自動的にmystructure:houseになった。 -
ロードボタンを押す。

ロードボタンを押す -
さきほど保存したストラクチャーが呼び出されていることを確認する。

ストラクチャーを呼び出した。 -
自分だけの部屋が作られていることを確認する。

じぶんだけのへやが作られている。
ストラクチャーを保存して、別(べつ)の場所に呼び出す(ロードする)ことができました!
ストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンを作ろう
ボタンを使って、呼び出すストラクチャーを簡単に切り替えることができます。

じぶんだけのかんたんないえをもう一(ひと)つ作ろう
切り替えボタンで呼び出すじぶんだけのかんたんないえをもう一(ひと)つ作って保存しましょう。
-
さきほど作った部屋のベッドを崩(くず)し、本棚を置く。

-
ストラクチャーブロックを左クリックして、ストラクチャー操作(そうさ)画面を開く。

ストラクチャー操作(そうさ)画面を開いた -
ストラクチャー名を
house2にする。

ストラクチャー名をhouse2にした -
保存(ほぞん)ボタンを押してストラクチャーを保存する。

保存(ほぞん)ボタンを押してストラクチャーを保存した
一(ひと)つめのストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンを作ろう
じぶんだけのかんたんないえのストラクチャーを2つ保存したので、準備がととのいました。
ストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンを作ってみましょう。
-
広い場所に行く。
-
好きなブロック、好きなボタン、ストラクチャーブロックを準備する。

鉄ブロック、石のボタン、ストラクチャーブロックを準備した -
ブロックにボタンをつけ、その上にストラクチャーブロックを置く。

ブロックにボタンをつけ、その上にストラクチャーブロックを置いた -
ストラクチャーブロックを左クリックして、ストラクチャー操作(そうさ)画面を開く。

ストラクチャー操作(そうさ)画面を開いた -
モードを
ロードに設定する。

モードをロードに設定した -
ストラクチャー名を
houseにする。(houseは保存の時に決めた名前。)

ストラクチャー名をhouseにした。自動的にmystructure:houseになった。 -
オフセットの
Yを-2に、Zを1に設定する。(なぜそうするかは後で説明します)

オフセットのYを-2に、Zを1に設定した
一(ひと)つめのストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンができました!
二(ふた)つめのストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンを作ろう
ストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンを作ってみましょう。
ボタンをつける向きに注意します。
-
さきほど作った
かんたん切り替えボタンのとなりに、もう一(ひと)つのかんたん切り替えボタンを作る。

もう一(ひと)つのかんたん切り替えボタンを作った -
ストラクチャーブロックを左クリックして、ストラクチャー操作(そうさ)画面を開く。

ストラクチャー操作(そうさ)画面を開いた -
モードを
ロードに設定する。

モードをロードに設定した -
ストラクチャー名を
house2にする。(house2は保存の時に決めた名前。)

ストラクチャー名をhouse2にした。自動的にmystructure:house2になった。 -
オフセットの
Yを-2に、Zを2に設定する。(なぜそうするかは後で説明します)

オフセットのYを-2に、Zを2に設定した
二(ふた)つめのストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンができました!
ストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンで遊んでみよう
作ったストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンで遊んでみましょう!
-
ストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンを押してみる。

ストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンを押した
同じかんたんないえができたように見えますが、部屋の様子はどうなっているでしょうか?
違(ちが)うボタンを押すと違(ちが)う部屋が呼び出されるようになっていれば成功です!
なぜオフセットを設定する?
ストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンを作る時、オフセットを設定しました。

ストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンを作る時、オフセットを設定した
なぜ、オフセット設定しないといけないのでしょうか?オフセットを設定しないとどうなるかやってみましょう。
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広い場所に行く。
-
ブロックにボタンをつけ、その上にストラクチャーブロックを置く。

ブロックにボタンをつけ、その上にストラクチャーブロックを置いた -
ストラクチャーブロックを左クリックして、ストラクチャー操作(そうさ)画面を開く。

ストラクチャー操作(そうさ)画面を開いた -
モードを
ロードに設定する。

モードをロードに設定した -
ストラクチャー名を
houseにする。(houseは保存の時に決めた名前。)

ストラクチャー名をhouseにした。自動的にmystructure:houseになった -
オフセットに何もしない。(
Yが-1、Zが0のまま)

オフセットを変更しなかった -
ボタンを押してみる。

ボタンを押してみた
何か気づいたでしょうか?気づかなければ、もう一度ボタンを押してみてください!
まとめ
この節(せつ)では以下のことを実際(じっさい)にやってみました。
- まず、ストラクチャーブロックを使って、ストラクチャーの保存と呼び出し(ロード)をします。
- 次に、自分の部屋ににつくりかえた
じぶんだけのかんたんないえを作ります。ストラクチャーブロックを使ってじぶんだけのかんたんないえの保存と呼び出し(ロード)をします。 - 最後に、
ストラクチャーブロックのかんたん切り替えボタンを作って、二(ふた)つのじぶんだけのかんたんないえを切り替えるボタンを作ります。
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