Webデザイナーがゲームを作り始める話
みなさんこんにちは!りりです😊
ずっと前からゲームを作りたいなあと思っていました。
しかし、検討&作成しなければならない範囲が広すぎて何から手をつけていいかわからず、ずっと着手できないままでいました。
ですのでまずは、作成の順序を考えたいと思います。自分用のメモとしてこれを書いています。
私は普段「アジャイル開発」という開発手法で、デザイナーとしてチームに参画しながらデザインをしています。
実際に経験して、とても良い手法だと思っているので、その方法を参考にしながらゲームも作れたら良いなと思っています。
下記はアジャイル開発の簡単な説明です。
アジャイル開発は、変化に柔軟に対応し、継続的な顧客のフィードバックを取り入れながらソフトウェアを開発する手法です。プロジェクトは「スプリント」呼ばれる短い期間に分割され、各スプリントの終わりには動作する製品の一部が完成します。これにより、開発途中でも方針の変更や新機能の追加が可能となり、最終製品がより顧客のニーズに合ったものとなります。アジャイルチームは、異なるスキルを持つメンバーが協力して働く形態を取り、みんなでコミュニケーションを密にしながら作業を進めます。アジャイル開発は、迅速な製品のリリースと柔軟な対応力を可能とし、現代の変化の激しいソフトウェア開発環境に適しています。
chatGPTより
それでは、作業手順です!
1. 概要の設定
まずはゲームの中核となるもののプロトタイプを作成する。
しかし、何も設定がない状態だと作りようがないため、プロトタイプを作成するために最低限必要な設定を考える。
なお、早めに2の「おもしろポイントの確認」に移りたいため、詳細は後で詰める。なるべく、簡単に済ませる。
設定するもの
- ゲームのプラットフォーム
例:- PC
- PS4
- Switch
- iOSアプリ
- Androidアプリ
- 制作環境(参考:ゲーム制作ツールまとめ【無料/有料】)
- ざっくりとした世界観
例:- 和風
- 洋風
- ファンタジー
- ゲームジャンル
例:- アドベンチャー
- ロールプレイング
- アクション
- シューティング
- シミュレーション
- 主人公(詳細は後でも構わないので、決まっているところのみ)
- タイトル画面
- 設定画面
- セーブ画面
2. おもしろポイントの確認(中核のプロトタイプ)
- 一番面白いと思ったゲームの中核部分のプロトタイプを作る(この時使用する素材は仮で構わない)
- そのプロトタイプを遊んでみて、面白いかどうかを判断する
→おもしろくなかった場合は1に戻り検討する。
3. アイディアを精査
- 世界観の詳細を設定する
- シナリオを作成する
- 起承転結は、場面が変わるなど分けられそうであれば分ける(細かく割って、作りやすくするため)。
- 主要となるキャラクターの詳細を作成する
- ゲームの雰囲気を決める
4. 素材を用意する
5に移る前に必要なもの
- 主要キャラクターのグラフィック(2D,3D)
5に移ってから、随時用意するもの
作る場面によってはいらないものもあるため、ゲームの制作の進捗に合わせて少しずつ用意する。
ゲームの雰囲気や世界観に合ったものを選択or作成する。
- 物の素材
- 建物の素材
- 音楽
- モブキャラ
- 効果音
5. ゲームを作成する
常に「その段階でリリースしても支障がない」ことを前提に作業を進めていく。
シナリオのあるゲームの話
例えばシナリオに起承転結があるとするならば、まず「起」と「結」を作ってとりあえずストーリーを初めて終わるようにする。
「毎週何かをリリースしなければならない」と考えて作っていくのが良さそう。
- 起と結を作る
- 承と転の1部を作る
- 承と転の優先度の高いところから作る
- 細かい箇所のクオリティを調整する
6. 発表する
作ったゲームをどこかで発表しよう。
モチベに繋がる。
コンテストなどは、Xで公募しているものが多いので、Xで調べるのが良さそう。
発表場所の例:
- Steam ゲームを配信するためのプラットフォーム
- ニコニコゲームフェス ちょうど良いタイミング!来年1月末まで!
- アプリコンテスト コンテストのまとめサイト
最後に
自分用に手順をまとめてみました!
小さく始めて、少しずつ付け足していくのが良いなぁと思います。粘土で作る彫刻のイメージですね。
実際に着手してまた進捗があれば報告する予定です🤭
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