🐧
【WSL2】WindowsでLinux(Ubuntu)を使用する
WSL2環境構築
WSL2とは
- Windows Subsystem for Linux 2 の略で
Windows上でLinuxを動作させる仕組みの事 - Microsoft公式が提供している
WSL2とWSL1の違い
WSL2ではHyper-Vを利用してLinuxカーネルそのものが動作する
環境
- Windows10
インストール方法
wsl --install
再起動するとubuntuがインストールされる
初回インストール時にUbuntuのusernameとpasswordを設定する
使い方
スタートメニューのUbuntuから起動できる
VSCodeから使用する
VSCodeのターミナルの「+」ボタン右側のドロップダウンからUbuntu (WSL)を選択する事で
WSLのターミナルを追加できる。
参考
WSL 2(Windows Subsystem for Linux 2)の違いとインストール方法
Windows 10でLinuxを使う(WSL2)
WSL2環境におけるWindowsとLinux間のファイル共有
ホームフォルダ共有の場合
WSL2ではWindowsとLinux間で以下のフォルダがデフォルトで共有されている
- Windows[\wsl$\Ubuntu\home<user name>] と Linux[~]
初回設定
Linux側で下記コマンドを実行
cd
explorer.exe ..
Windowsのエクスプローラーが開く
その中のusernameのフォルダを利用すればファイル共有可能
開きやすいように右クリックで「クイックアクセスにピン留めする」などを実行
以下のCドライブ共有も利用可能(下記参照)だが
公式によるとホームフォルダ共有のほうがパフォーマンスが良いとのこと
Cドライブ共有の場合
WSL2ではWindowsとLinux間で以下のフォルダがデフォルトで共有されている
- Windows[Cドライブ] と Linux[/mnt/c]
Linux側で下記コマンドを実行
ls /mnt/c
Cドライブが共有されている事がわかる
- Desktop確認
ls /mnt/c/Users/ # <Windows UserName>確認
ls /mnt/c/Users/<Windows UserName>/Desktop
すでにWindowsにあるファイルを参照したい場合はCドライブ共有のほうが楽
参考
Ubuntuについて
Ubuntuでは初期設定として下記を行うことが多い
aptはapt-getの改良版とのことで、aptを使用
パッケージリストのアップデート
$ sudo apt update
インストールされているパッケージの更新
$ sudo apt upgrade
自動アップデートも有効にしておくとよい
バージョンによっては自動アップデートはデフォルトで有効になっている
自動アップデートの有効性の確認
$ sudo cat /etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgrades
APT::Periodic::Update-Package-Lists "1";
APT::Periodic::Unattended-Upgrade "1";
"1"になっていれば有効
参考
Ubuntu の初期設定
Ubuntu 最低限抑えておきたい初期設定
apt と apt-get の違い
Debian管理者ハンドブック
Discussion