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【WSL2】WindowsでLinux(Ubuntu)を使用する

2023/11/02に公開

WSL2環境構築

WSL2とは

  • Windows Subsystem for Linux 2 の略で
    Windows上でLinuxを動作させる仕組みの事
  • Microsoft公式が提供している

WSL2とWSL1の違い

WSL2ではHyper-Vを利用してLinuxカーネルそのものが動作する

環境

  • Windows10

インストール方法

wsl --install

再起動するとubuntuがインストールされる
初回インストール時にUbuntuのusernameとpasswordを設定する

使い方

スタートメニューのUbuntuから起動できる

VSCodeから使用する

VSCodeのターミナルの「+」ボタン右側のドロップダウンからUbuntu (WSL)を選択する事で
WSLのターミナルを追加できる。

参考

WSL 2(Windows Subsystem for Linux 2)の違いとインストール方法
Windows 10でLinuxを使う(WSL2)

WSL2環境におけるWindowsとLinux間のファイル共有

ホームフォルダ共有の場合

WSL2ではWindowsとLinux間で以下のフォルダがデフォルトで共有されている

  • Windows[\wsl$\Ubuntu\home<user name>] と Linux[~]

初回設定

Linux側で下記コマンドを実行

cd
explorer.exe ..

Windowsのエクスプローラーが開く
その中のusernameのフォルダを利用すればファイル共有可能
開きやすいように右クリックで「クイックアクセスにピン留めする」などを実行

以下のCドライブ共有も利用可能(下記参照)だが
公式によるとホームフォルダ共有のほうがパフォーマンスが良いとのこと

Cドライブ共有の場合

WSL2ではWindowsとLinux間で以下のフォルダがデフォルトで共有されている

  • Windows[Cドライブ] と Linux[/mnt/c]
    Linux側で下記コマンドを実行
ls /mnt/c

Cドライブが共有されている事がわかる

  • Desktop確認
ls /mnt/c/Users/ # <Windows UserName>確認
ls /mnt/c/Users/<Windows UserName>/Desktop

すでにWindowsにあるファイルを参照したい場合はCドライブ共有のほうが楽

参考

Ubuntuについて

Ubuntuでは初期設定として下記を行うことが多い
aptはapt-getの改良版とのことで、aptを使用

パッケージリストのアップデート

$ sudo apt update

インストールされているパッケージの更新

$ sudo apt upgrade

自動アップデートも有効にしておくとよい
バージョンによっては自動アップデートはデフォルトで有効になっている

自動アップデートの有効性の確認

$ sudo cat /etc/apt/apt.conf.d/20auto-upgrades
APT::Periodic::Update-Package-Lists "1";
APT::Periodic::Unattended-Upgrade "1";

"1"になっていれば有効

参考

Ubuntu の初期設定
Ubuntu 最低限抑えておきたい初期設定
apt と apt-get の違い
Debian管理者ハンドブック

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