Act 02. WindowsでPythonの環境構築とバージョン管理を行う
はじめに
Act 01. AIで外国為替を自動売買するまでの道のりをベースに学習を進めて行く。
今回はWindowsでPythonの環境を構築し、バージョン管理もできるようにしたい。
実際に開発していく時にバージョン管理が出来た方が色々楽そうだからしっかり学ぼう。
今回はWindows11にWSL2をインストールして、WSL上にPythonをインストールしていく。
※WSL2:Windows 10/11上でLinuxを動作させるための仕組みで、WSL(Windows Subsystem for Linux)のバージョン2
Pythonのバージョン管理はpyenvを使う。
基本的に他人の記事を参考にしていこうと思う。
良い記事は広めていこうということで…(すみません)
WSL2
以下の記事を参考にしたら出来た。削除されないことを祈る…。
Windows 11にWSL2をインストールする
一応やったことをメモしておく。
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コマンドプロンプトを開く
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以下のコマンドを実行
wsl --install -
インストールが開始されるので少し待機
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ユーザ名とパスワードを設定
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PCの再起動(しなくても良いかもだけど念のため)
以上
Python
まずはどのようにPythonのバージョン管理を行うのがよいか。
ChatGPTさんに質問してみるとpyenvを使用することが推奨された。
以下の記事も確認してみる。
Pythonのパッケージ管理ベストプラクティス
要件は無いしバージョンが管理出来ればいいから、とりあえず今回はpyenvにする。
基本的にはUbuntuにpyenvをインストールを参考に作業開始。
pyenvのインストール
記事が消えた時ように内容も残しておく。
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Ubuntu起動
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aptのアップデート
※パスワードが聞かれるからWSL2インストール時に設定したパスワードを入力
※apt:apt(Advanced Package Tool)は、UbuntuやDebian系のLinuxディストリビューションで使用されるパッケージ管理ツール。主にソフトウェアのインストール、アップデート、削除を行うためのコマンドラインインターフェースを提供する。sudo apt update -
pyenvインストールに必要なパッケージをインストール
sudo apt install -y build-essential libffi-dev libssl-dev zlib1g-dev liblzma-dev libbz2-dev \ libreadline-dev libsqlite3-dev libopencv-dev tk-dev git -
githubより、pyenvのクローンを行う
git clone https://github.com/pyenv/pyenv.git ~/.pyenv -
bashか確認
以下のコマンドを実行して/bin/bashと出力されればOK
※違う場合は⑥のコマンドが~/.bashrcじゃないから注意echo $SHELL -
.bashrcにpyenvの情報を追記し、.bashrcの再読み込みを行うecho '' >> ~/.bashrc echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bashrc echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc echo 'eval "$(pyenv init --path)"' >> ~/.bashrc source ~/.bashrc -
pyenvのバージョン確認
バージョンが出力されればOKpyenv -v
PyenvによるPython環境導入
pyenvがインストールできたから、色々なバージョンのPythonをインストールしていこうと思う。
Pythonの導入もpyenvの記事を参考にしている。
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インストール可能なpythonのバージョンを出力
pyenv install --list沢山出力されてうざったい場合は、以下のコマンドを推奨
※pypyやanacondaなどは出力されないpyenv install --list | grep -E '^[[:space:]]*[0-9].*$' -
Pythonのインストール
※5分くらいかかった
※3.12.7の個所はインストールしたいバージョンを指定する
※3.13-devなど、devがついているものはやめた方がいいpyenv install 3.12.7ついでに後で確認するため古いバージョンもインストールしてみる。
※気になる人だけ試してみてねpyenv install 2.7.16 -
インストール済みのバージョン確認
pyenv versions ### 以下、出力結果 * system (set by /home/onishi/.pyenv/version) 3.12.7 2.7.16 -
カレントディレクトリにて使用されるPythonのバージョンを確認
※カレントディレクトリ・・・今いるディレクトリpyenv version ### 以下、出力結果 system (set by /home/onishi/.pyenv/version) -
全体(デフォルト)で利用するバージョンの設定
※3.12.7の個所は各々が②でインストールしたバージョンを指定する
pyenv globalで設定後にバージョンを確認すると変わっているpyenv global 3.12.7 pyenv version ### 以下、出力結果 3.12.7 (set by /home/onishi/.pyenv/version) -
特定のディレクトリ配下のみで利用するバージョンを変更
適当にディレクトリを作成してそのディレクトリ配下はpythonのバージョン2.7.16を使用する
※ ./test配下はすべて2.7.16を使用することになるmkdir ./test cd ./test pyenv version ### 3.12.7 pyenv local 2.7.16 pyenv version ### 2.7.16 -
testディレクトリの削除
cd ../ rmdir ./test -
2.7.16の削除
不要なバージョンは以下のコマンドで削除可能pyenv uninstall 2.7.16
さいごに
以上で環境構築とバージョン管理の完了。
pyenvって思った以上に簡単なのね。学習してみてよかった
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