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リモート下でもチームメンバーのことを知れるようカジュアルな1on1を設けている話

2021/12/02に公開約2,400字

概要

フルリモート下でのチーム内のコミュニケーションを促進するために導入した、メンバー間でのカジュアルな 1on1 の紹介。

対象読者

リモートワークでチーム開発している方。特に新メンバーがジョインしたチームの方。

はじめに

昨年の緊急事態宣言あたりから自分たちのグループもリモートワークが始まり、今年はほぼフルリモートでやっていました。

たまに採用面談で学生さんと話す機会があるのですが、リモートワーク下でのチームのコミュニケーションについて聞かれることも多く、これからチームにジョインする人にとってコミュニケーションは大きな懸念だよなぁと最近感じています。

そこで自チームでのコミュニケーションを促進するために行った取り組みを紹介します。
取り組んだ内容は正直月並みですが、皆さんの引き出しの 1 つになればと思います。

背景

かんたんにチーム状況を説明すると PM 1 人、開発メンバー 4 人の合計 5 人です。うち 1 人の開発メンバーは 6 月にジョインしました。

また今年はほぼフルリモートで、やりとりは基本 Slack で行っています。
もちろん口頭の会話もあり、毎朝朝会(※1)で話したり、ゆるく会話できるティータイム(※2)を毎日 15 分設けたりしています。

※1: いわゆるデイリースクラム。昨日やったこと・今日やること・困っていることを話してます
※2: 息抜き用の雑談タイムです

起きていた問題

新メンバーの A さんがジョインして 2 ヶ月くらい経った頃のある議論の中で、対立意見を持った A さんが主張を抑えるシーンがあり、それがきっかけでチームに心理的安全性がつくれていないことに気付きました。

きっかけとしては A さんの出来事でしたが、そもそもチーム内で相互理解が行えていないと気付くきっかけにもなりました。

取り組んだこと

メンバー同士 1 対 1 で雑談する時間「カジュアル 1on1」を導入を行いました。

カジュアル 1on1

メンバー同士が 1 対 1 で行う雑談タイムを 15 分(※3)設けています。

リモートワークによってオープンなやり取りが増えたのは素晴らしいことですが、心理的ハードルが低いクローズドなやり取りが減ってしまったという側面もあると感じています。

出社していればランチを食べながらクローズドな雑談を...というのもよくありましたが、リモートワークだとそういう機会がぐっと減りますよね。同じチームなのに意外と話す機会がないチームも多いのではないのでしょうか。

また上長との 1on1 はあっても、メンバー同士での 1on1 はあまり実施されてない気がします。

カジュアル 1on1 は関係性の構築を目的としており、話す内容は意図的に設定していません。自分の例で言えば、直近の行動に対するフィードバック・最近感じているモヤモヤ・下らない趣味の話など話す内容は様々です。

こうしたなんでも定期的に話せる仕組みがあることで、モヤモヤを抱えたときに「〇〇に相談しようか」と思えるライフラインがチーム内のどこかに生まれればと思っています。

※3: メンバーそれぞれが毎週全メンバー(3 人)と行うので、45 分(=15 分 x 3)/週

振り返り

※補足: チーム内では「カジュアル 1on1」を略して「かじゅわん」と呼んでいます

この機会にカジュアル 1on1 についてのアンケートを取ってみました。(N=3)

アンケート

何を話しているのか個人的に気になっていましたが、業務から息抜き的な話まで色々な話題が展開されてるようです。
「多人数で話す時間とは異なり 1on1 では深い話が出来る」というのは、狙っていたことでもあり聞けて嬉しい感想でした。

当初始める前の個人的な懸念として

  • 喋る時間を定期的にチームの枠組みとして設けることで、喋ることが負担(タスク)になってしまわないか
    • 関係性構築が目的なので楽しんでもらいたいが、タスクになってしまうと目的とずれる
  • 1 対 1 で話す枠組みが負担にならないか
    • 喋るのが好きかはひとによりけりなので

がありましたが、どちらも今の所問題にはなっていないようです。
ただチーム状況によってやりやすい形は変わると思うので、頻度や形はこれからもメンテナンスしていくとは思います。

※4: KPT での振り返りを行っています。カジュアル 1on1 自体も「各々大なり小なり感じている問題や悩みを相談できる状態になっていない気がする」という Problem に対する Try として生まれたものです

おわりに

2021 年は多くのチームがリモート下でのコミュニケーションを試行錯誤したのではないでしょうか。
皆さんのチームでもなにか取り組みがあればコメント欄で教えてもらえると嬉しいです。

明日は @nobuhide-saito さんの「Google Drive 上の索引を作ろう」です。お楽しみに!

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