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EMConf JP 2025の参加ログ

2025/03/07に公開1

2025/03/27(木)に、EMConf JP 2025に参加してきました。本記事はその参加ログとなります。完全に個人の感想・ポエムですのでご了承ください🙇

EMConf JP 2025について

EMConf JP 2025については、HPで以下のように説明されています。

Engineering Manager Conference Japan(EMConf JP)は、エンジニアリングマネジメントを実践する皆さんのためのカンファレンスです。

私たちの掲げるテーマは「増幅」と「触媒」。
Engineering Manager(EM)たちが生み出す熱が、より大きく、より広がっていくようなイベントとなることを目指しています。

EMを目指すエンジニアからベテランEM・経営者に至るまでが一同に会すこの場で、ともに学び、悩みを分かち合い、お互いの心に火を灯しましょう!

で、実際に参加してどうなの?って話なのですが、朝10時のキーノートから夜20時の懇親会までガッツリ参加しましたが、「もう終わっちゃうのか😢」と思うほどの濃密な時間を過ごしつつ、他の会社のEMの方々とも繋がれて、心を今まで以上に燃やせている🔥状態になりました。

そういう意味で、イベントの構想から実現、イベント終わってからのアフターフォローまで、スタッフの皆さんの努力が感じられるイベントでした。本当にお疲れ様でした🙇‍♂️感謝しかないです。Discordでのきめ細やかなスポンサーのサポートも大変助かりました。

スライド一覧

https://2025.emconf.jp/posts/slides/
有り難いことに運営スタッフのみなさんが、当日のスライドをまとめてくださっています🙏

私のブログよりも上の資料を読んでください😄

ネクストビートもSponsorとして参加

今回、私の所属する株式会社ネクストビートもSilver Sponsorとして参加させていただきました🥳。こういうカンファレンスで、自社のロゴを見たり、社名を呼んで頂けるのは、嬉しいものですね。
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参加ログ

ここからは、実際に参加してみての感想を4点ほど。

1. 結晶化された必見のスライドとプレゼン

まず、上記にもリンク貼りましたが、スライドを是非御覧ください。各資料自体の内容が濃く、多くのことが学べました。社内LT会でも内容を共有していきたいと思っています😉

また、スライドみてもらえばわかるのですが、試行錯誤した経験、時代の流れ、具体・抽象の往復、数式化した概念、情熱や魂を感じる言葉でスライドが作られていて、これはもう言語化を通り越して、結晶化されているなと感じました。以下で一部ページをピックアップします。

  • エンジニアリングマネジメント4Pの原理原則(広木大地さんのスライドより)
    エンジニアリングマネジメントの道しるべ!
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  • 組織のアウトプット量を上げるための数式(岩瀬義昌さんのスライドより)
    1on1でのEMの役割をわかりやすく、伝達可能なものに!
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  • 事業価値とエンジニアリングの接点(kumanさんのスライドより)
    まさかFCF、WACCとつなげるとは!発想なかったです。
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  • キャリパスで悩む方への二刀流の提案(ohbaryeさんのスライドより)
    キャリアラティスという形で、エンジニアに新たなキャリアの作り方を提案するような内容でした。弊社にもキャリアラティスで伸びている方がいて、脳内がスッキリしました。
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2. オフラインでしか語れないこと㊙️

Kyash 執行役員VPoEのこにふぁーさんの「サバイバルモード下でのエンジニアリングマネジメント」は、EMの仕事で「辛いあるあるを、どうしておけばよかったか?」というものでした。プレゼン時の表情、声のトーン、その場の空気感は、VPoEとしての覚悟を感じられるものでした。

一般的に書籍や発表では、生存者バイアスがかかり、ベンチャーとして生き残った側の成功体験が綴られますが、このプレゼンは真逆でした。ただこれこそが地に足のついた泥臭いベンチャーあるある話で貴重だなと感じました。

私も過去同じような辛い経験があるため、なにか勇気を貰えたように感じました。

3. 発表者の頭の中の本棚

私のブログを間に挟んで恐縮ですが、「脳の仕組みをエンジニア生産性向上に活用するシンプルな工夫」という記事を書いたことがあります。

EMをしていると、書籍の内容に着想を得てエンジニアリングマネジメントに活かす場面があります。

そういう文脈で、発表者の皆様のオススメ本紹介は非常に嬉しく、読んでない本もあるので、積読が増えました😄。ちなみに弊社の開発図書館に半分ぐらいは有ります📚

4. AIに合わせた個人・組織適応

広木さん、岩瀬さんのお二人のキーノートに共通する話題として、AI活用していく未来の話が有りました。これも非常にわかりやすかったです。

今後数年でAI活用が進むことで、エンジニアに求められる能力が一部変化していきそうで、その辺りはピープルマネジメントを主軸におく自分としては、うまく個人や組織が適応できるようにしていかねばと思いつつワクワクしました。

まとめ

カンファレンス後の私個人のまとめは以下の通りです。

  • 今までの自分がEMとしてやってきたことの振り返りが進んだ
  • それにより、足りてない部分や見えていなかった部分の認識が進んだ
  • 課題の見える化・言語化のレベルアップへの覚悟が生まれた
  • マネジメントとして「なんとかする」覚悟もレベルアップした
  • AIに合わせたピープルマネジメントのアップデートをはかる
  • 今回CTO(一部参加)とEMである私だけの参加だったが、来年は他のメンバーも連れていく

より良いエンジニアリングマネジメントを実践できるように、学び続けていきたいと気合いが入りました。貴重な機会をありがとうございました。

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