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HTTPとHTTPSって何が違うの?🔒の正体を解説

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🔒を見たことありますか?

ブラウザのアドレスバーを見ると、サイトによってはURLの横に🔒マークがついていることありませんか?????

これはHTTPSで通信している印です!
でも、、、
HTTPHTTPSって、何が違うの?
ただSがついただけでそんなに変わるの?
この記事では、そのSがどれだけ重要かを、初心者向けにわかりやすく説明します!

HTTPとは?

まずHTTPとは、ウェブページを表示するための通信ルール(=プロトコル)のことです。
あなたがブラウザで「http: // example. com」を開くと、

  1. あなたの端末がこのページちょうだいとサーバーにリクエストを送ります
  2. サーバーがはいどうぞとページのデータ(HTMLなど)を返します
    上記のやり取りをHTTPで行っているのです。
    ただしHTTPには大きな欠点がひとつあります。

それは通信内容が暗号化されていないこと。


つまり、途中で誰かがそのデータを盗み見たり、改ざんしたりできてしまう可能性があるのです!!!
たとえばWi-Fiを共有しているカフェやホテルでは、悪意のある人に通信をのぞかれるリスクがあります!!!

HTTPSとは?

そこで登場したのがHTTPSです。
SSecureの略で、要は安全なHTTPという意味です。
HTTPSでは、通信の中身を暗号化してやり取りします。
これにより、第三者がのぞいても内容が読めません。
さらに、通信相手が本物のサイトであることを証明するSSL証明書も使われます。

※厳密には現在はセキュリティの観点からTLSという仕組みが使われていますが、一般的には“SSL証明書”と呼ばれています。

これがあるサイトには、ブラウザのアドレスバーに🔒マークがつきます。

🧩 HTTPとHTTPSの違い(ざっくり比較)

項目 HTTP HTTPS
通信の安全性 暗号化されていない 暗号化されて安全
鍵マーク なし 🔒 あり
URLの始まり http:// https://
第三者の盗み見・改ざん 可能性あり ほぼ不可能
Google検索の評価 低め 高め(SEOにも有利!)

日常の例でイメージしてみよう

HTTP通信はポストカードで手紙を送るようなもの。
誰でも途中で読めるし、内容を書き換えることもできてしまいます。

一方、HTTPS通信は封筒に入れた手紙
途中で開けられても、封がされていて中身は見えません。
さらに宛名も本人確認付きです(SSL証明書で送信相手の正当性を保証)。

これが、HTTPとHTTPSの決定的な違いです。

なぜ今はHTTPSが当たり前なの?

Googleをはじめとする各社が、数年前からHTTPSを標準にしようと動いています。
Chromeなどのブラウザでは、HTTPのままのサイトを開くと安全ではありませんと警告が出るようになりました。

つまり、HTTPS化していない=信用できないサイトとみなされてしまう時代です。
多くの企業や個人サイトが、続々とHTTPS対応を進めているのはそのためです。

最近では、阿部寛さんのホームページがHTTPS化して話題になりました。
爆速ホームページですら時代の波に乗ったわけですね。
阿部寛のHP記事はこちら

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