情報収集で最低限理解しておくべき原則
はじめに
今回の記事では、プログラミング・エンジニアリング関連の情報を収集する上での原則を簡潔に解説する。あくまで一個人の見解に過ぎないが、参考になれば幸いである。
情報収集の原則
目的を考える
最初に、情報収集の目的を考えよう。例えば、プログラミング・エンジニアリング関連の情報収集であれば以下のような目的が考えられる。
- 「WEB3やメタバースについて全くわからないから、わかりやすく説明されている記事を探すため」
- 「初心者におすすめするプログラミング言語を知るため」
- 「PHPでログイン機能を実装する方法を知るため」
- 「マイクロサービスを運営するメリット・デメリットを他人に論理的に説明できるようにするため」
目的を検討するには、一文で第三者にも理解できるようにできるだけ具体的にすることが非常に重要である。そうすることで、自分の目的にあった情報収集を効率よく進められる。
まずはインプットの総量を増やす
これはあたりまえかもしれないが、情報収集において次に優先するべきことはインプットの総量を増やすことである。情報収集は主にわからないことを調べるためにやっているケースが大半だ。わからないことをわかるようにするためにインプットの総量を増やすことを念頭に情報収集しよう。特にプログラミング・エンジニアリング関連の情報は専門用語が多く、一部理解できないものが登場することは少なくない。わからないことをわかるようにするためにGoogle検索を駆使して徹底して情報をインプットすることを心がけよう。インプットの絶対量が足りなければ、知識や判断の精度は高まらないし、発想の幅も広がらない。
できるだけシンプルにする
プログラミング・エンジニアリング関連の情報を取り扱っているWEBサイトは数多く存在するので、逐一確認することは非常に大変である。すべてをブラウザの機能でブックマークしたとしても確認することは困難だ。そこで、RSSリーダー等を使って情報収集をシンプルにしよう。
私の場合はFeedlyをオススメする。Feedlyを使えば、自分がいつも確認しているサイトをまとめて管理してくれるのだ。主な機能は非常にシンプルで以下の通りである。
- サイトをカテゴリごとに分けて更新確認
- 後で読む機能
さらに、Feedlyの魅力はサイトのURLやトピックをFeedly内で検索することでそのサイトや関連サイトのRSSを表示してくれることである。これが非常に便利で、例えばトピックをTech
で検索すると以下のように表示される。
このような感じで情報収集をシンプルにできるので非常におすすめである。
ネット記事に頼りすぎない
次に、ネット記事に頼りすぎないことも情報収集の原則として挙げられる。ネット上の情報は玉石混交である。ネット上には確かに有益でわかりやすい情報があるのは事実であるものの、「簡単だから」「わかりやすいから」などのような理由でネット上の情報を過信しすぎるのは絶対にやめるべきである。ネット記事に頼りすぎるのをやめるには書籍を使い倒すことをオススメする。インターネット(Google検索)はあくまで補助的に使って、網羅的かつ体系的に学ぶには書籍をフル活用するべきだ。
アウトプットする
最後に、情報収集したものは何らかの形でアウトプットしておこう。それは自分専用のメモとしてNotionを活用したり、QiitaやZenn等に学習記録のアウトプットとして残したりするという方法が考えられる。これはあくまで一個人の見解に過ぎないが、インプットしただけの情報は非常に忘れやすい。せっかくインプットした情報を忘れると再度情報収集をする手間が増えるので非常に面倒である。インプットしたものはすぐに何らかの形でアウトプットすることを忘れないようにしよう。
おわりに
今回の記事では、初心者向けに情報収集を行う上で守るべき原則を簡潔に解説した。
【情報収集の原則】
- 目的を考える
- まずはインプットの総量を増やす
- できるだけシンプルにする
- ネット記事に頼りすぎない
- アウトプットする
今後の情報収集の方法として参考になれば幸いである。
参考サイト
参考文献
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