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誰でも、どんなデバイスでもWebAR!!
この投稿は、WebXR ( WebVR/WebAR ) Advent Calendar 2021 6日目のエントリーです。
本年度作ったWebARアプリの紹介、使用技術、今後の予定、なぜ作ったのかを書きます。
作ったもの -SocialAR-
ブラウザーが使えるデバイスであれば、誰でも、いくつでも、簡単に位置情報WebARを作れるものを作成しました!!!!!!!!
デモ
Arrangement
動画のようにブラウザーを立ち上げ、サイトに行き、現実世界に置きたい3Dモデルをアップロードし、場所を指定してワールドに配置します。
Viewer
次にスマホから指定されたURLに行き、Constructで3Dモデルを配置した場所に向かうと、配置したものを見ることができます。
詳細機能
-
3Dオブジェクトについて
- 現在GlTF形式のみ対応
- アニメーション再生可
- 向き、大きさ調整可
-
Arrangement機能
- 緯度経度高さで指定
- マップを右クリックで緯度経度を簡単にコピペ
- PLATEAUモデルによる建物との位置関係を視覚化
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Viewer機能
- 中央のカーソルをモデルに合わせることによって、各イベントを発火
- アニメーション再生
- 詳細説明の表示
- 指定したLinkに飛ぶ
- webアプリなのでインストール等不要
- ブラウザーで動くので、ブラウザーさえあればどんな機種でも動く
- 中央のカーソルをモデルに合わせることによって、各イベントを発火
使用技術
全体構成
一押し機能
- Webアプリであるため、ネイティブアプリのようなダウンロードが必要なく、
- W3Cという国際的な標準化機構が存在するため、デバイスによる制限が少ない。
- 作ったARワールド、それぞれがWebアプリであるため、リンク機能を用いると、簡単に共有、現在のワールドから、他のワールドへの移動が可能に
回避したいARの未来
- 特定のデバイスでしか見れない
- 今後も大量にAR用のハードが作られる中で、特定のデバイスでしか使えないARを回避したい
- 回避方法:世界的な標準化団体「W3C」が存在するWebXRを使う
- ステルス広告が視界を覆いつくす
- 三次元映像は文字媒体より直感的で便利である反面危険である。
- 本当は距離が遠い店をさも近くにある可能に見せたり、突然手元にハンバーガーの3Dモデルが出現したり、、、無意識に影響与えるARワールドを回避したい
- 回避方法:選択肢を増やす
- 単一のARワールドしかない
- 超大企業が一元管理したワールドしかないARを回避したい
- 回避方法: 選択肢を増やす
最終目標:自由なARワールド
僕が考える自由とは選択肢の多さだと考えています。
選択肢が増えれば増えるほど、自分好みのARワールドが出てきたり、ステルス広告の多い嫌なARワールドが自然淘汰される。
さらに最終手段として自分で欲しいものを自分で作れる。
なるべく、多くのARワールドが作られるように、ARワールドが作りやすいものを作っていきたいです。
公開予定
現在名前をCoilSiteに変更して鋭意製作中
来年一般公開予定
ワンクリックで自分専用の新しいARワールドを作成できるようにしています。
Twitterでも情報共有してますので、よろしければフォローお願いします。
説明用スライド
こちらのLTで使ったスライドです。
Discussion