AWS BuilderCards攻略(各カードについて)
@mujyun_furuこと古林(ふるばやし)です。
2024/3/2に池袋で開催されたJAWS DAYS 2024で、AWS BuilderCards体験会に参加したので、ルールとかテクニックとかまとめます。
基本ルールは1つ前の以下記事をご参考ください。
今回は、マジック:ザ・ギャザリングからカードゲームにハマって27年の人間としてカードゲームとしてのテクニックをまとめています。
スターターカード(オンプレカード)について
とにかく、リタイアできるタイミングがあればリタイアさせましょう。
スターターカードをリタイアさせると、リソースパネル(山札)にビルダーカードが占める割合を増やすことができます。
これにより、欲しいカードを引きやすくなります。
ビルダーカードについての私見
あくまでも私見なので、この通りに購入する必要はありません。
こんな感じで購入するとスムーズだよという内容だと思ってください。
TCO credit
- AWS Lambda
とにかく色んなカードと組み合わせれるので、他に欲しいカードが無いなら優先して購入して問題ない
ただし、AWSome creditが少ないので複数購入しすぎるとコストの高いカードを買うのに苦労するかも - Amazon EFS
とても使い勝手のいいカード
EC2かLambdaかFargateを購入しているならとりあえず購入しておいて損はない - AWS Marketplace
EC2を購入しているなら購入する候補に上がるが、優先度は低い - Elastic Load Balancing
compute/containers サービスと組み合わせるとAWSome creditコストを大きく出せるので、購入しているカード次第で検討 - Amazon EC2
他に欲しいカードが無いならとりあえず購入して問題ない
EC2はたくさん購入すればするほど効果が高まるので既に購入しているなら、追加購入の優先度は高い - AWS Fargate
ECSかEKSと組み合わせると便利だが、単体ではAWSome creditコストが出ないので注意 - Amazon ECS
とても使い勝手のいいカード
とにかく色んなカードと組み合わせれるので、購入して損なし - Amazon EKS
とても使い勝手のいいカード
とにかく色んなカードと組み合わせれるので、購入して損なし - Amazon SNS
LambdaかSQSを購入している、もしくは購入するつもりなら購入しておいて損なし - Amazon SQS
LambdaかSQSを購入している、もしくは購入するつもりなら購入しておいて損なし - Amazon EventBridge
とても使い勝手のいいカード
他に欲しいカードが無いなら優先して購入して問題ない - Amazon Route53
連携できるカードを購入している場合に検討 - Amazon RDS
とても使い勝手のいいカード
とにかく色んなカードと組み合わせれるので、購入して損なし - Amazon Aurora
とても使い勝手のいいカード
とにかく色んなカードと組み合わせれるので、購入して損なし - Amazon API Gateway
Lambdaを購入しているなら、購入しておいて損なし - Amazon DynamoDB
RDS/Auroraには劣るが、使い勝手のいいカード - Amazon Kinesis Data Streams
他のカードと連携することで効果を発揮
既に購入しているカードと要相談 - Amazon Kinesis Data Firehose
他のカードと連携することで効果を発揮
既に購入しているカードと要相談 - Amazon CloudWatch
序盤はともかく、中盤以降で効果を発揮 - AWS IAM
他に購入するものがなかったり、他のカードがそろってきているときに購入を検討
とりあえずカードを引けるのは強い - Amazon Athena
S3なりdatabaseと組み合わせるなら検討 - Amazon Step Functions
Lambdaを購入しているなら、購入しておいて損なし - Amazon CloudFront
珍しくスターターカードと組み合わせることが出来るカード
購入しておいて損なし - Amazon VPC
IAMの上位互換、購入しておいて損なし - Amazon CloudTrail
OpenSearchかAthenaを購入しているなら購入を検討 - Amazon ElastiCache
他のカードと連携することで効果を発揮
既に購入しているカードと要相談 - Amazon RedShift
即買い
何このカード強すぎる - Amazon OpenSearch Service
組み合わせで強くなる
バランスよいので、購入しておいて損なし
AWSome credit
- AWS Well-Architected Tool
AWSome creditコストを出せるカードが少ない場合や、購入回数を増やせるカードが多い場合には購入を検討
序盤ではあまり意味がない - AWS Cost Management
とりあえず購入しておいて問題ないカード
普段はリタイアさせず、ここぞというところで効果を使う - Amazon EC2 Autoscaling
EC2を複数購入していたり、ELBを購入している場合に検討 - AWS CloudFormation
購入できるならとりあえず購入! - AWS Systems Manager
EC2を複数購入している場合に検討
ハマると強い - AWS CDK
強いが、複数購入まではしなくていい
プレイスタイル例
とにかく compute/containers 大好き
アーキテクチャ、デプロイの効果をあまり気にせずプレイ出来るので、初心者にオススメ
ただし、目当てのものが購入できないことも多いので泣かないように
メインカード
- EC2, ECS, EKS
- Amazon EC2 Autoscaling
サブカード
- EC2, compute/containers と効果を発揮できるカード
compute/cotainers と database 組み合わせたバランス型
バランス良くゲームを進めれる欲張りな型
マーケットプレイスに出ているカードからそのとき必要なものを選んで進めることが可能
ただし、リソースパネルからの手札の引きが悪くても泣かないように
メインカード
- EC2 / ECS / EKS
- RDS / Aurora
サブカード
- EC2, compute/containers, RDS, Aurora と各種効果を発揮するカード
軽くてカードを引きまくる連携型
とにかく玄人向けのトリッキーな型
クラウドネイティブに色々やってください
ハマれば強いけど、何も出来ないこともあるので泣かないように
メインカード
- VPC, CloudFormation, IAM, CDK
- Lambda, SNS, SQS, API Gateway, EventBridge, StepFunctions
おまけ
コレクターアイテムな限定品スターターカードも存在します。
限定カードを使うことを前提としたゲームのときのみ使用可能で、初期リソースパネルに含めることができます。
様々な限定カードがあるので、是非ゲットしてみましょう。
例えば、AWS re:Invent 2023 では、以下を入手できました。
サービス名 | カテゴリ | 効果1 | 効果2 | コスト | credit | 枚数 |
---|---|---|---|---|---|---|
AWS re:Invent | starter | カードを2枚引く、効果を使用後、このカードはリタイアする | S | ❶② | 1 | |
AWS Elastic Disaster Recovery | starter | Amazon EC2と組み合わせた場合、手札のスターターカードを1枚リタイアする | 購入回数+1、Amazon EC2 を2枚組み合わせた場合 | S | ❶① | 1 |
また、JAWS DAYS 2024 では、以下を入手できました。
サービス名 | カテゴリ | 効果1 | 効果2 | コスト | credit | 枚数 |
---|---|---|---|---|---|---|
JAWS Days 2024 | starter | カードを2枚引く、効果を使用後、このカードはリタイアする | S | ❶② | 1 | |
AWS certified Solutions Architect PROFESSONAL | starter | 手札のビルダーカード1枚と、マーケットプレイスから1枚を選び、入れ替える。スターターカードもしくはWell-Architctedカードは入れ替えできない | S | ❶② | 1 |
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