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YOLOv8 を学習させる手順
こんにちは!『麦ちゃーはん』です。
備忘録として、YOLOv8を学習させる手順をまとめておきます。
YOLOv5の学習方法を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
ライブラリをインストール
pip install ultralytics
これさえインストールしておけば、YOLOv8が使えます。
データセットのディレクトリ構造
以下は、学習用データセットのディレクトリ構造です。
dataset/
├── images/
│ ├── train/
│ │ ├── image1.jpg
│ │ ├── image2.jpg
│ │ └── ...
│ └── val/
│ ├── image3.jpg
│ ├── image4.jpg
│ └── ...
├── labels/
│ ├── train/
│ │ ├── image1.txt
│ │ ├── image2.txt
│ │ └── ...
│ └── val/
│ ├── image3.txt
│ ├── image4.txt
│ └── ...
└── data.yaml
yamlファイル
以下は、data.yamlファイルの内容です。自身のデータセットに合わせて書き換えてください。
# データセットのルートディレクトリ(全体の基準となるパス)
path: 〈datasetのパス〉
# トレーニングデータの画像が保存されているサブディレクトリ
train: images/train
# 検証データの画像が保存されているサブディレクトリ
val: images/val
# クラス数(検出するオブジェクトの種類の数)
nc: 3
# クラス名のリスト(検出対象のオブジェクト名を定義)
names: ['class1', 'class2','class3']
Pythonファイル
# ultralyticsライブラリをインポート
from ultralytics import YOLO
# YOLOクラスのインスタンスを作成
# バージョンとモデルサイズを指定
model = YOLO("yolov8m.pt")
# trainメソッドを実行
model.train(data= <data.yamlのパス>, epochs=50, imgsz=640)
このコードを実行すれば学習できます。
この場合は、YOLOv8のmediumモデルを使用しています。
おわりに
今回は YOLOv8を学習させる手順についてまとめました。
YOLOv5の記事と同様に、箇条書きの形式になってしまいましたが、皆さまのお役に立てれば幸いです。
ここまでお読みいただき、心から感謝いたします。
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