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AWS SAA(ソリューション・アーキテクト・アソシエイト)合格体験記

2021/08/21に公開

AWS認定資格、SAA(ソリューション・アーキテクト・アソシエイト)に2時間ほど前にに合格しました。記憶が新しい内に合格体験記を書きます。
前回プラクティショナーに合格したときのことは以下の記事に書きましたのでそちらをご覧ください。
https://zenn.dev/mouritania/articles/36fd3ec73ea07a

勉強期間

1ヶ月弱勉強しました。
プラクティショナー合格後1週間たってから学習を開始。
1ヶ月しか勉強していないものの、1ヶ月間は毎日1時間勉強しました。

試験までにやったこと

今回は↓のUdemyの講座一つだけしか学習していません。本当です。
ほんまに「これだけでOK」だった。
https://www.udemy.com/course/aws-associate/

とはいえ、、、

試験勉強全体を通して、ただただ知識を詰め込むだけではどうにもならない部分があるなーと思っています。自分は以下に書いたようなアーキテクチャ構成は自分で作ったことがあり、試験の際にこの経験が役に立ちました。

  • Route53・ELB・ACMを使ったEC2のSSL化
    →ざっくりDNSって何?とかターゲットグループって何?って部分の理解に役立った。
  • EC2とRDSの連携(PubサブネットのEC2からPriサブネットのRDSに接続する)
    →VPCのセキュリティグループ周りの設定とかルートテーブル、インターネットゲートウェイへの理解はVPCの問題全般に汎用的に役立ちました。
  • S3とCloudFrontを使った静的サイトのホスティング
    「S3にオブジェクトをアップロードしてCloudFront経由で配信する」みたいな選択肢を5回以上選んだと思います。どんだけ推してるんや…
  • S3の細かい設定
    →ライフサイクル管理とバージョニングはよく聞かれたかなーという印象です。
  • S3のイベント通知をSNSトピックに送信してメールで受け取る
    →本当はSQSとの連携までやりたかったやつ。SNSはあんま出てこないけどイベント通知の仕組みは知っててよかった。
  • Lambda経由でDynamoDBにデータを保存する
    SQSのキューに応じてLambdaを動かす、みたいなアーキテクチャ構成がよく出ました。
    個人アプリだとあんまり使うことないかもですが、仕組み自体は知っておくと良さそうです。

出題分野について

プラクティショナーはかなり細かいサービスが出題されたなーって印象でしたがSAAは基本的なサービスしか出題されませんでした。細かいサービスの記憶よりは基本的なサービスの使い方が問われている印象です。概ね、Udemyの講座の構成通りではあるものの、中でも以下の3つを抑えておくと良さそうです。これらだけで5割くらいは取れるかなと思います。

  • 目的に応じたVPCの構成
  • S3全般
  • LambdaとSQSを中心としたサーバーレスアーキテクチャ
  • RDSおよびEC2の耐障害性、高可用性を高めるアーキテクチャ構成

これらのサービスについてはマネジメントコンソールを使ってなるべく多くの設定項目を
触ってみることをおすすめします。

とはいえ耐障害性とか可用性を高めるアーキテクチャ構成は個人アプリレベルだと必要がないし、メリットも感じづらいと思います。自分はUdemyの講座にあった「そもそも耐障害性/可用性が高いアーキテクチャって何?」という話をしているレクチャーが役立ちました。これをベースに問題演習を繰り返していくと理解が深まっていきましたのでおすすめです。

問題について

問題についてはプラクティショナーよりも少し長い文章問題形式です。
「企業Aでは〇〇なアーキテクチャを構成しているが、XXな課題がある。これを改善する選択肢を選べ」の形式が多かったです。

自分はあまりテクニックに頼るのは好きではないものの、以下の手順で解くと解き安かったです。

  1. あからさまにWell-Architectedではない選択肢を除外する
  2. 機能的に実現できない選択肢を除外する
  3. 残った選択肢と問題文を見比べて選択肢を絞り込む

特に1が大事で、なんやかんやWell-Architected Frameworkを知っているかどうかを
問う問題が多かったような気がします。
2.が分かれば理想的なんですがAWSある程度触ってないと厳しいかなと思います。
3.のフェーズでは問題文に「〜という要件があります」というヒントが散りばめられているのでこれを満たす選択肢を考えます。この時アーキテクチャの構成図がかんたんにでもイメージできていると解きやすかったです。

オンラインとテストセンター両方経験して

プラクティショナーのときはオンラインで受験したのに対して今回はテストセンターで受けました。
大きく手続きに変更はないです。
個人的には自宅で受験できる環境が整っている人はなるべくオンラインで受けたほうがいいかなと思いました。テストセンターに行くと以下のようなデメリットがあります。

  • 空調が寒い。お前らも寒いやろ??って受付の人見て思ってた。
  • PCが使い慣れていない。画面デカすぎて見づらい
  • テストセンターが遠いと移動の時間がもった無い

メリットとしては以下ですね。

  • 自宅だと誘惑が多いがテストセンターだと誘惑がないので集中しやすい
  • 自宅環境を整えなくていい(オンラインだと部屋の状況次第で受験できない可能性があります)

感想

試験そのものの難易度はもちろん難しいものの、聞かれている内容は基本的なものばかりなので
AWSをある程度触ったことがある人にとってはあまり難しくないのかも知れません。
個人的には難しかったですが、、、
プラクティショナーみたいに重箱の隅をつつくような問題は出ないので、その点は個人的には嬉しかったです。「知らねぇよ!」みたいなサービスはほとんどなかった。

振り返ってみると、試験そのものよりも 「毎日1時間勉強時間を捻出すること」 のほうが難しかったです。仕事に必要な知識のキャッチアップもしつつ慣れない仕事の合間に仕事以外の勉強時間も捻出するのはとても疲れました。試験終わって開放感がすごくて、やはり1ヶ月毎日学習することにある程度ストレスを感じていたのだなと思わされました。辛かったーーーwww

ぼちぼち休んでから、また次の資格勉強しよう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。よかったらLikeしてください!

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