AWSクラウドプラクティショナー合格体験記
先程1時間ほど前にAWSクラウドプラクティショナーに合格しました。
情報は鮮度が高いうちに、、、ってことで合格体験記を書きます。
こんな人に読んでほしい!
- AWSクラウドプラクティショナーをこれから受験する人
- AWS認定試験をオンラインで初めて受ける人
- AWSの勉強をこれから始めたい人
試験勉強
自分は1ヶ月半くらい勉強しました。
教材について
まずは、使った教材を一通り紹介します。
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー…おすすめ度 C
最初の1週間くらいでこの本を一通り読み切りました。
もともとメンター業務でS3とEC2、IAMとかセキュリティグループ周りは触っていたのでとっつきやすかったです。書籍に関してはぶっちゃけこれ一冊でいいと思います。
とはいえ今は動画教材も充実しているし、これを読むくらいなら後述する公式の無料トレーニング読めば十分かなと思ったのでおすすめ度はCです。
AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (日本語字幕版)…おすすめ度A
おすすめポイントとしては
- 公式が説明しているので信頼できる
- 図や比喩を用いた解説で理解しやすい
の2つです。正直これやった後上の教材いらないなって思いました。めっちゃおすすめです。
Udemy/これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験…これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題290問付き)…おすすめ度 A
内容が網羅的なので基礎固めにはもってこいですが、ちょっと長すぎるので自分は
先に練習問題を解いて間違えた箇所だけ座学で復習、というスタイルで臨みました。
直前期は最後に付属している模試を解きました。
体感的にはこの教材の模試が一番本番の難易度に近い感じがします。
諸々総合的に見ておすすめ度Aです。
Udemy/この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題…この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)…おすすめ度A
こちらは上の教材と同じ方が出しているUdemy教材ですが模試のみが収録されています。
一通り基礎を終えて問題演習に特化して学習した方におすすめです。
問題演習は基礎問題が2回分、応用問題が3回分、そしてSAAレベルの試験が2回収録されています。自分は基礎と応用6回分を2周しました。得点率はこんな感じでした。
1周目
基礎…80%, 70%
応用…70%, 65%, 55%
2周目
基礎…ともに85%くらい
応用…全部70%くらい
本番は体感的にはこの基礎と応用の中間くらいの難易度です。
なので基礎は80%, 応用は60%くらい取れるとと合格が見えてくるかなという感じです。
問題演習自体は質も高くてユーザーからのFBを受けながら微修正を繰り返しているとてもいい教材でした。しかし応用レベル以降は難易度が高く、自信喪失に繋がりかねないので扱いには注意が必要です。基礎ができていれば十分、と割り切って使うようにすると良いかと思います。
AWS初心者向けハンズオン資料…おすすめ度B
AWS公式が提供する初学者向けのハンズオンです。
e-learningの形式で動画を見ながら手を動かしてAWSサービスを学ぶことができます。
AWSにはいろいろハンズオン学習教材がありますが個人的にはこれがイチオシでした。
理由としては各種サービスの使い方だけでなく、使用目的も含めて教えてもらえるので知識が体系的に理解できる点です。スライドも図が豊富で非常にわかりやすかったです。
自分のように初学の人ははなかなか試験問題を見てもいまいち「そのサービスどうやって使うの?」ってのが理解しづらいと思いますが、公式が選定したハンズオンなので信頼できます。初めてのハンズオンにはめっちゃおすすめです。
とはいえクラウドプラクティショナーレベルだとあまりハンズオンで身につけた体系的な知識が直接役立つ場面は少なかった気がするのでおすすめ度はBかなというところです。
以上は僕が1ヶ月半の間に使った教材です。
学習の進め方
1週目
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー」を購入して読み進める。
適宜気になるところをメモする。
正直書籍だけだとあまり身になっていないなと言う感じがした。
試験範囲の確認には良かったと思う。
2週目
「Udemy/これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験…これだけでOK! AWS認定クラウドプラクティショナー試験突破講座(豊富な試験問題290問付き)」をウケる。動画が長くて退屈だったので座学は飛ばしてた。
最後にある模試をテキトーに解いたら47%だった。絶望した。
3週目
「AWS Cloud Practitioner Essentials (Japanese) (日本語字幕版)」を受ける。
Udemyで学習した際にイマイチ理解できていなかった部分が公式のわかりやすい図を比喩のおかげで整理された。
この後模試を解いたら70%と出て割と安心した。
4週目
「Udemy/この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題…この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(7回分455問)」を解き進める。
基礎問題は順調だったが応用がムズくて自信を失う。
応用レベルの問題を解いて、もう少し体系的に理解したいという気持ちになり「AWS初心者向けハンズオン資料」でのハンズオン学習を始める。
5週目
今までに解いた模試の2週目+ハンズオンをやった。
基礎レベルは問題ないと思う反面応用レベルの得点率が伸び悩み、いまいち自信が持てなかった。
どの問題が一番本番の難易度に近いのかがわからなかった。
6週目
ちょっと勉強疲れてきたけど、最低限ってことで今までに解いた模試の復習をしてた。
毎日15分くらい試験勉強しておくと適度に気持ちが切れずに済んだ。あとAWS公式の模試を解いて本番のイメトレをしてた。得点率は80%でまぁいけるかもなーって感じになった。
Person VUE公式アプリでのシステムテストもちゃんと実施した。当日になってPCが動きません、とかだとつらいので必ず字是認にやっておくべし。
試験当日
試験当日は自宅でのオンライン受験(Person VUE使用)で受けました。
試験当日の流れ
10:00 試験直前対策
10:30 チェックイン
10:40 試験開始
12:20 試験終了
Person VUEでの予約情報では11:00試験開始とあったのですが早めにチェックインすると
早めに受けることができました。チェックインは10:30ちょうどに始まりました。キューってやつに待ち人数が出るのですが自分は受付開始10秒以内でチェックインして2人まちくらいでした。
チェックインの流れ
- Person VUE公式アプリが立ち上がる
- システムテストが行われる
- アプリが立ち上がる
- 電話番号認証
- 携帯で顔、本人確認書類、机周り前後左右をそれぞれ撮影
ここからは試験監督の人とチャットでやり取り。 - 本人確認
- 室内環境のチェック(PCのカメラで360度映す)
- 腕時計など使用していないかチェック(両腕を見せた)
- 他に在宅している人はいるかの確認
- 試験前の注意事項
- 試験開始
詳細は違うかもだけどざっくりこんな感じだった。
本人確認書類はパスポートで行けた。
携帯必要だと思っていなかったので離れたところに置いてたんだけどどうも試験中にカメラの画角から消えたら携帯に連絡が入る仕様みたいだった。自分には関係なかったけど。
電話番号認証のSMSが2~3分届かなくて困った。再送はできるんだけど届かなかったらどうしようって不安になった。
試験中
試験中はPerson VUEのアプリで問題を解きます。
思ったより緊張していたのか、最初は頭が真っ白でなかなか内容が頭に入ってこなかったです。
20分くらいで問題を解き、残り80分で見直しをしました。
途中で試験終了もできそうでしたが全部使い切りました。
最初は割と緊張しているからか後になって冷静に見返すと間違ってる問題とかもありました。
見直しが案外大事。
試験中は画面上でホワイトボード(割と自由に使えるメモ)やコメント(テキストでサクッと残せるメモ)、見直しのためのフラグを付ける機能などがありました。いずれも使いませんでした。
試験中にチャットボタンを試しに押したところ試験監督から「どうかされましたか?」とチャットでメッセージが来て集中力が乱れたのでチャットボタンは押さないのがおすすめです。
試験終了後の流れ
試験が終わるとPerson VUE公式のアンケートが始まり、5問くらい答えると合否がわかります。
合格って出てるのを見てめっちゃほっとした。
詳細な得点率とかは5営業日以内にわかるとのことです。ドキドキ。
合格して
ひとまず受かってよかったです。最後に良かった点と改善点をまとめます。
良かった点
- 教材の選定。会社の同僚などの助けもかりつついいのが選べたと思います。
- ハンズオンと模試を繰り返すことで体系的に理解できた
改善点
- 試験勉強に時間をかけすぎた。1ヶ月で良かったと思う。
- 自宅受験だと集中力を乱す誘惑が多いので試験会場まで行ったほうがいいかもと思った。
最後まで読んでくださった方ありがとうございました。
よかったらいいね、フォローよろしくお願いいたします。
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