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【思い出】モニクルエンジニアの2024年 振り返りと感想

2024/12/11に公開

📌 この記事はモニクルAdventCalendar2024の11日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/10519

こんにちは!モニクルのエンジニアの久慈です。
この記事では、私が2024年に触っていた技術やツール、tipsなどで印象に残っていることをざっくりと振り返り、最後に今年の感想を書いていこうと思います。

2024年 振り返り

技術

フロントエンド

JS/TS

  • 書いた記事

https://zenn.dev/monicle/articles/4ff248e825f26d
https://zenn.dev/monicle/articles/11557eafd68a12

  • JS Docの書き方を覚えました。
  • reduce関数を理解しました。数回使ってみました。

reduce関数 サンプルコード(JS)

const result2 = [1, 2, 3, 4, 5].reduce((acc, num) => {
  return acc + num
}, 5)

フォーム関連

React Hook Form
getValuesとuseWatchの差分を確認しました。
https://zenn.dev/yohei222/scraps/55f2e3d5f2e1f5

Json Schema Form
Json Schema Formを触ってみました。(doc)
コードを書く前にplaygroundで色々と触ってみると実装イメージが湧きます。

React Router

  • useOutletContext使ってみました。react-routerを使っているShallow URLな画面で便利に感じます。

https://reactrouter.com/en/main/hooks/use-outlet-context

GraphQL

サンプルコード

query {
  leftComparison: hero(episode: EMPIRE) {
    ...comparisonFields
  }
  rightComparison: hero(episode: JEDI) {
    ...comparisonFields
  }
}
  • GraphQLのComplexityの計算方法を調査しました(ドキュメント)

  • boolean以外のvariableの値に応じてfieldを呼ぶか決めたい場面がありましたが、できませんでした。

https://zenn.dev/monicle/articles/b6008a4a4819bf

MUI

MUIのバージョンをv6にメジャーアップデート(ドキュメント)しました。アップデートでGridがGrid2に改名されたので、アップデート後のコードにはGrid2がたくさん!

アプリ開発

React Native
モニクルの開発合宿で念願のアプリ開発デビューしました!🙏
https://zenn.dev/monicle/articles/84b8854c8da894
成果物は会社のエントランスに置かれている呼び鈴アプリです。

バックエンド・インフラ

SQL

既存機能のリプレース時に既存のテーブルの状態を確認したり、特定の条件下のレコードが何件存在するか確認したり、DBT上にマートを作成するためにSQLを書きました。

既存機能のリプレース業務に関してはこちらの記事↓に書いています。
https://zenn.dev/monicle/articles/9eecb84ddfe20b

GCP

Cloud Run, Cloud Tasks, BigQuery, IAMなどいろんなサービスを触る機会が多かったです。
たくさんボタンをぽちぽちして少しずつUIに慣れていきました。

Terraform

(ちょっとだけ変更したのみですが)人生で初めて.tfファイルを書きました。
IAMの権限を変えてみたり、既存の権限を確認したりしました。インフラ管理の自動化とは何なのかを少し理解しました。

Sentry

Sentryの操作方法に慣れてきました。
チケット一覧でチケットを絞り込んだり、コメントを加えたり、Mark ReviewedにしたりArchivedにしたり、チケット詳細でエラー発生時のpropsを確認したり、エラーログを確認したり、と一連の操作方法が馴染んできました。

データ分析

DBT, Looker Studio, Cloud SQL

dbt Cloudを使用してデータモデルの構築および変換処理を実装しました。具体的には、SQLを用いてデータをクリーニングし、集計や結合を行い、ニーズに応じた中間・最終テーブルを作成しました。
Looker Studioを使って、dbtで作成したテーブルを可視化し、ダッシュボードを構築しました。
ダッシュボードは様々な種類を作成しましたが、特に印象に残っているのは箱ひげグラフを表示したことです。

  • 作成した箱ひげグラフの一例

https://support.google.com/looker-studio/answer/13774660?hl=en

ツール系

RubyMine

  • 脱射的
    今までは射的マークでその時点でフォーカスが当たっているファイルをExplorer(エディタ左のディレクトリ、ファイル一覧)でもフォーカスが当たるように、毎度クリックしていました。

同僚が、以下の設定で射的マークを押さずにその時点でフォーカスが当たっているファイルを常にExplorerでもフォーカスが当たるようにできることを教えていただきました。

VSCode

  • スペルミス対策でspell checker入れました。
    一日中、特定の単語をスペルミスして開発して、しかもそれに気づかずにPRを投げてレビューで指摘いただく、といったことがありました。このspell checkerを入れてからはスペルミスはほぼ無くなりました。

  • Find All Referencesでコンポーネントを利用している場所を探せる

Git関連

2024年は、VSCode, Lazygit, Sublime Merge, gitコマンド、github.devからコミット、プッシュをしました。気づいたらGitの操作方法が五刀流になっています笑

  • github.dev
    数行程度の編集であればリポジトリのページをgithubで開いて.を押してgithub.devを開き、編集するようになりました。

https://docs.github.com/ja/codespaces/the-githubdev-web-based-editor

コマンド

  • git fetch --prune
    リモートリポジトリで削除済みのブランチをローカルでも削除します

lazygit

コマンドを色々と使いこなせるようになってきました

https://zenn.dev/yohei222/scraps/1995854f8ac504

Sublime Merge

lazygitではショートカットを覚えないと操作ができないので、GUIで分かりやすいSublime Mergeも試してみました。

VSCode

  • stash発見!とはいえstash, popはlazygitでやってます笑

その他

コミット履歴、コミットメッセージ、コミットに紐づくチケットを振り返る癖がついてきました。
VSCodeやRubyMine上でannotateしてコミットに飛んでいって、そこから順に追っていくイメージです。
コミットメッセージやチケットから歴史的背景を知ることで実装された当時のコンテキストを調査するようになりました。

バージョン管理

mise iでプロジェクトで指定しているバージョンを一括でインストールできるようになって便利です。

関連記事
https://zenn.dev/monicle/articles/6e526bd08c4623

finder

command+shift+gでファイルをパスで検索できて便利

Krisp

会社支給なのですが、ずっと設定が間違っていてノイキャンできてませんでした😅
2024年の最後の月に使い方がやっと分かりました。

Slack

  • マイキーワードを設定してみました。

  • JiraのSlack連携を行いました。
    Jiraのチケットにコメントをいただいてスルーしてしまうことが数回あったので、SlackでもJiraの通知を受け取るようにしてみました。早速スルーしそうになったコメントをキャッチできたので効果あり!

https://support.atlassian.com/ja/jira-software-cloud/docs/use-jira-cloud-for-slack/

作業環境

キーボード・マウス・モニター・デスクを新しいものに変えました!

キーボード・マウス

2023年から分離キーボードとトラックボールのセットで開発していましたが、最近はMacBookについているキーボードとトラックパッドのみ使うようになりました。なんだかんだシンプルが一番使いやすいですし、机のスペースも広くなって快適です!

デスク

引っ越した都合でFlexispotの昇降デスクがスペースを取ってしまったので昇降しないより小さめのデスクに変更しました。前使っていた昇降デスクはジモティーで売却しようとしたところ、グループ会社の社員が買い取ってくださいました(ありがとうございます!)

モニター

会社支給のusb-c給電の27インチモニターに変更しました。
学生の頃から使っていた35インチモニターは接続が若干不安定だったことや、スペースを取ることもあり売却しました。27インチモニターでも全く問題なく快適に作業できています!そして、usb-c給電なのでモニターとPCの接続がケーブル一本でできてデスク周りがスッキリ!

  • 2023年4月(モニクル入社時)の作業環境

  • 2024年12月時点の作業環境

スクラム

開発チームではスクラムを取り入れています。
スクラムを通して日々開発チームの生産性が上がって行ったり、チーム内独自の用語ができたり、と独自の発展を遂げていく様を楽しく感じています。理解度クイズもやりました!
https://zenn.dev/monicle/articles/8bd3d13423270f

レトロスペクティブ

The Learning Matrix matrixという振り返り手法を用いて数ヶ月間、チームのレトロスペクティブを行ってみています。

暗唱系

スクラム3本柱
暗唱できるようになりました

  • 透明性(Transparency)
  • 検査(Inspection)
  • 適応(Adaptation)

5つの価値基準
こっちは暗唱できてません

  • 確約, 勇気, 尊敬, 公開, 集中

心構え

Thinking out loud, Working out loudの姿勢を持って業務に取り組むことで思考や学びをアウトプットする習慣を身につけました。

特にペア・モブプロでドライバーしている時は、自分がどう考えていて、何をしようと思っているか、や何に対して課題を感じているかをたくさん話しつつ、意見を求めながら実装をすることが多いです。

イベント

技術書店に参加しました。ひっさしぶりのテック系オフラインイベントへの参加でした!
今年で一番多くの人と喋った日になったと思います笑

  • 感想

ブースに来てくださった多くの方々と開発合宿・資産形成についてお話しでき、有意義な時間を過ごせました。お話しいただいた方々の中には、資産形成に興味を持つ方が多くいらっしゃったり、さらには資産形成に関連する会社で働かれている方もいらっしゃったりと、モニクルが展開している事業領域に対する社会の関心・需要の高さを肌で実感できた良い経験となりました!

https://media.monicle.co.jp/articles/blog-202411-01

2024年 感想

2024年は今までやってきたことを継続しつつ、新しい領域にもチャレンジできたとても学びの多い一年になりました。

メインとしてはアプリケーションコードの実装をフロントエンド・バックエンドを通して行いました。
加えて、インフラやデータ分析を触れる機会が少しずつ増えていき、徐々に理解を深めていくことができました。

チームではスクラムを導入していて、週次でのスプリントレトロスペクティブや日々のモブプロ後の振り返りを通してチーム開発に改善が加えられていく感覚を肌で感じられました。振り返り中などでチームメンバーで作った単語が多くできて、それらの単語を平然とチーム内で使うようになり、チーム外のエンジニアから意味を質問された時に、チームがスクラムを通して独自の進化をしていることに気づかされました笑

加えて、今年はチームメンバーと共にモブプロで開発を進めることが多かったのですが、チームメンバーと画面共有をして開発を進めているときに、チームメンバー間で普段使っている便利なツール・方法・tipsなどをシェアしあったことや、設計や実装のアイデアを共有しつつ相談しながら開発を進めていくことで、新たな気づきや学びが多くありました。また、チームメンバーに様々な質問や相談をすることで技術やドメインの理解が深まっていきました。これらの学びを得られるのは、チームメンバー間で気兼ねなく話しかけたり、質問・相談ができる関係性や心理的な安全性が築けているからだと思います。
改めて、チームの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

最後に、本筋とは逸れますが、健康でいることが最も大切であることを学びました。
今年の5月の台湾滞在中にヘルニアを発症し、現地で救急車で運ばれて、英語で問診を受けて中国語の処方箋を手に入れる、という体験をしました。その後は歩けない日々が数日間続き、人生初の車椅子での移動も経験しました。帰国後は定期的にヘルニア治療のために通院し、背中の神経への痛み止め注射(神経根ブロック注射)を3回ほど行いました。神経に注射するので、注射の瞬間に背中から全身に激痛が走ったのが衝撃でした。
日々の生活を難なく送れたり、歩けたりするのは健康でいられているからです。
改めて、歩けることや健康でいられることに感謝して日々の生活を丁寧に送っていきたいと思いました!

2024年、ありがとう!😊
2025年は健康的な生活をできるように心がけていきたいです!

株式会社モニクル

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