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mise + RubyMine 設定メモ(2024年7月時点)

2024/07/01に公開

nodenv, rbenv から mise に移行しました。

https://mise.jdx.dev/

TypeScript は VSCode で書くのですが特に問題はなし。一方で Ruby/Rails は RubyMine で書くのですが mise に移行してちょっと設定が必要だったのでメモを残しておきます。

RubyMine 2024.1 から mise が公式にサポートされています。

https://blog.jetbrains.com/ruby/2024/04/rubymine-2024-1-is-out/#support-for-the-mise-version-manager

RubyMine が mise を上手く認識していれば、このように Ruby SDK を選ぶ画面で mise が選べるようになるはずです。

が、自分の環境では自動的にこうはならず。

自分の場合は mise をインストールした後に

  • .zshrc から eval "$(rbenv init -)" を削除
  • ~/.rbenv を削除

して、とっとと rbenv を削除していて、RubyMine の起動時に削除済みの rbenv が選ばれているのが何らかの処理を邪魔しているかも?と思い一旦 ruby-2.6.10 に変えて RubyMine を再起動したら rbenv は消えました。が、mise は見つかってない。

もちろんターミナルでは問題なし。

$ mise -V
2024.6.1 macos-arm64 (6a3f377 2024-06-03)
$ ruby -v
ruby 3.3.3 (2024-06-12 revision f1c7b6f435) [arm64-darwin23]

公式ドキュメントやイシュートラッカーを読み漁り、どうやら mise のバイナリを明示的に設定する必要があるっぽいことが分かり、以下の手順でやってみました。

Settings > Languages & Frameworks > Ruby SDK and Gems > + > Version Manager…

shift + command + . で隠しディレクトリを表示して、 ~/.local/bin/mise を選ぶ。

mise でインストールしている Ruby が認識されましたー!

自動バージョン選択は今後

https://youtrack.jetbrains.com/issue/RUBY-32526/Support-auto-switching-project-SDK-for-Mise-version-manager

これが実装されると Ruby のバージョンも自動的に選ばれるようになるはずです。それまではプロジェクトの Ruby のバージョンアップをするたびに RubyMine の設定も手動で変更が必要です。やむなし。

mise 最高

mise i で node も ruby もプロジェクトで指定されているバージョンが自動的にインストールできるのはめちゃくちゃ体験が良いですね。mise 最高です。

おまけ: corepack もおすすめです

https://zenn.dev/monicle/articles/1c06f3f75b2cb1

株式会社モニクル

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