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メンバーの技術力を上げるために1on1をするということを3ヶ月やってみた
こんにちはmofmofでエンジニアをしているshwldです。
今日はmofmofで行っている技術1on1という試みについて書きます。
技術1on1とは
1on1の実施目的として、
「部下の問題解決を支援し、業務の振り返りの場を設けることで、部下は日々の業務から多くの気づきや改善を意識することができます。」
があります。
これを技術的課題に当てはめ、
「メンバーひとりひとりの技術的課題について深く考える場を設けることで、課題について多くの気付きや仮説、手段を意識することができます。」
という効果を見込むものとなります。
なぜ始めたのか
エンジニアは成長のために、実践の機会が必要です。
時間というものは有限なので、コードに触れる限られた実践の時間内で高効率を求めて損はありません。
業務時間、趣味時間、それぞれを楽しみつつ、成長にも最大限活かそうという虫のいい話を実現しようという企画です。
技術的成長を加速するにはどうしたらいい?
業務時間や、趣味開発で上がった課題について深掘りをする。
課題にどんな手を打てるか、打ってみたらどうなるかを時には手を動かしながら試していきました。
こういったことを複数のメンバーに2週間に1回、3ヶ月続けてみました。
3ヶ月やってみて
受けてくれた方の声
- 時間を確保して取り組むので半強制的に実施できる。負担は無くはないが、それも含めて強制的に実施できるのが嬉しい
- なんとなく考えている小さなこと、これは本当に共有すべき課題なのか?みたいなささいなレベルもちゃんと話せるのが嬉しい
- プロジェクトのコード改善も相談できて、得した気分
- 忙しくてコード書く時間が取れていなかったので、強制的にコード書く時間が取れた
- 業務で関係ない領域について話せた
- 普段見ないような情報に触れることができた
というポジティブなものと
- 色んな改善案は出るが、効果あったのかを期間内には検証できなかった
- 銀の弾丸はないので、検証が難しい
- 1on1の目的が技術的に成長することくらいでしか共有してなかった。ゴールのすり合わせをもうちょっとうまくやれたのではないか
といった課題も上がりました。
改善してver2やってみます
- 技術的課題を深ぼること
- 課題に対しての仮説をリストアップしてみること
- それぞれの仮説を比べてみること
- 実践可能な検証方法についても話してみること
- 実践が難しそうなら、シミュレーションしてみること
何が技術的に本当の課題なのか、どういう仮説が立てられるかを話していって、これを実践に持ち帰ります。
経験値ブーストアイテムみたいな存在に、なりたい。
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