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CodeBuild で Jenkins plugin を使ってみた

に公開

Use AWS CodeBuild with Jenkins - AWS CodeBuild
Jenkins の UI から CodeBuild でビルドを実行してみました。

1. EC2 インスタンスの作成 ~ Jenkins UI での設定

EC2 で Jenkins を使ってみた
EC2 インスタンスの作成 ~ Jenkins UI での設定までは上記ブログの手順通りです。

2. プラグインのインストール

Jenkins UI > 右上の歯車アイコン > Plugins > Available plugins から CodeBuild と検索します。


AWS CodeBuild にチェックを入れて Install をクリックします。

「インストール完了後、ジョブがなければJenkinsを再起動する」にチェックを入れます。

しばらくしてもインストール完了しない場合、いったんログアウトしてからログインします。
ログイン後、Installed plugins に AWS CodeBuild Plugin が表示されていればインストールは完了しています。

3. IAM ユーザーの作成

Jenkins 用の IAM ユーザーを作成します。

  • AdministratorAccess 権限を付与
  • アクセスキーを発行

4. Jenkins に認証情報を設定

設定画面から Credentials をクリックします。

(global) をクリックします。

「認証情報を追加」をクリックします。

以下の設定を行います。

  • 種類: CodeBuild Credentials
  • AWS Access Key: 手順 3 で発行したアクセスキー
  • AWS Secret Access Key: 手順 3 で発行したシークレットアクセスキー

5. リポジトリの作成

テストビルド用に Git リポジトリを作成します。
今回は CodeCommit リポジトリを使用しますが GitHub リポジトリなどでも OK です。
リポジトリには以下のファイルをプッシュしておきます。

index.js
console.log('Hello from CodeBuild!');
console.log('Build successful!');
buildspec.yml
version: 0.2

phases:
  install:
    runtime-versions:
      nodejs: 18
  build:
    commands:
      - echo "Building the application..."
      - node index.js
      - echo "Build completed successfully!"

artifacts:
  files:
    - '**/*'

6. CodeBuild プロジェクトの作成

以下の設定で作成します。

  • ソース: 手順 5 で作成した Git リポジトリ
  • Buildspec: buildspec ファイルを使用する

上記以外はデフォルト設定です。

7. Jenkins のジョブ作成

Jenkins のトップページから「新規ジョブ作成」をクリックします。

ジョブ名を入力して「フリースタイル・プロジェクトのビルド」を選択します。

Build Stesp > ビルド手順の追加 > AWS CodeBuild を選択します。

以下の設定を行います。

  • AWS Configuration: Select credentials from Jenkins
    • 手順 4 で作成した Credentials
  • Region: 手順 6 で CodeBuild プロジェクトを作成したリージョン
    • 例: ap-northeast-1
  • Project Name: 手順 6 で作成した CodeBuild プロジェクト名
  • Use Project source を選択

8. ビルドの実行

Jenkins UI からビルド実行をクリックします。

ビルドが成功すると CodeBuild プロジェクト側でもビルドが実行されたことがわかります。

まとめ

今回は CodeBuild で Jenkins plugin を使ってみました。
どなたかの参考になれば幸いです。

参考資料

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